ジュエリー業界で加工の下請け先の間違いのない探し方。

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信頼が出来る外注業者の探し方

 

今日は磨きや石留などを外注業者に出したい。と思っている人達にどんな基準で外注業者を探せばいいのかを書いてみます。

実は僕もこの質問はとてもよく受けます。

 

・どこに量産を依頼したら・・・

・どこが上手ですか・・・

・安くて良い依頼先はありませんか・・・

 

などなどです。

まぁジュエリースクールや彫金教室の先生達はよく聞かれるかもしれませんね。

 

でも、学生に聞かれるのとジュエリーブランドに聞かれるのでは少しスタンスが変わってきてしまうので、今日は学生達にジュエリーブランドを運営している人達はどうやって加工の依頼先を見つけているのかを書いてみようと思います。

 

ちなみに、僕は2年ぐらい前から “ジュエリー若者交流会” という会に参加させてもらっています。この会は宝飾業界で働いている50才以下の人達で月に一度集まってお酒を飲む会です。

 

この会の中にはトップブランドで管理をしている人や制作をしている人。OEM業者やダイヤモンドの卸をやっている人。ブランドオーナーや色石屋さんや地金の分析業者、もちろん量産を請け負ってくれる会社の人も複数エントリーしてくれている会です。

 

毎月、なんて事がない話をしている中でやっぱりのびている企業の話はよく話題に出るので、いろいろな事を知る事が出来ます。

工場を見せてくれる外注業者と付き合おう!

 

良い外注業者の選び方ですが、まずトップブランドであればあるほど、工場を見に行きます。ここがまず学生さんとの違いです。

 

学生達は先生やちょっとその道に先に入っている人に聞きますよね。(これは間違っていないよ。)そして、その紹介してくれた人達を信じてその外注先に仕事を依頼してしまう事が多いと思います。

 

かならずやってもらいたい事は、工場をしっかりと見に行ってもらいたいんです。という事は、工場を見せてくれる外注業者を選ぶべきだと僕は思っているんです。

 

外注業者には2種類あります。自社でその加工を受けている所と、受けた仕事を更にその先の下請け業者に流すところです。下請けを使うのは全然問題がないのですが、下請けに出している場合でも、元請けが責任を取ってくれるのでメリットはちゃんとあります。ただ、仕事をしてもらった分のお金が発生してしまうという事です。

 

良くないケースは、下請けに仕事を出しているのに、元請けで検品もせずに渡すようなところとのお付き合いは避けていった方が良いと思います。

 

さて、工場見学の話に戻りますが見学をして何をチェックするべきなのか書いてみます。

 

1.まずは整理整頓されているかどうかをチェックしてください。

効率よく仕事をして行く為にはどこに何があるのかは作業効率を良くして行く為にはとても重要です。効率が良い環境は仕事の速さやクオリティーの高さにつながります。あえて、綺麗な工場と言わないのは建物が古かったり、工具が古い場合は見た目は汚れているように見えても仕事はしっかりとしている場合があるからです。

2.設備投資に費用をかける事が出来ているかを確認。

毎年毎年世界中でクオリティーを上げて行く為の機械や技術が開発されています。伸びている会社はこの設備投資をどんどんしていく事が出来ます。ぜひ、工場案内をしてくれている人に聞いてみて下さい。最近はどんな設備投資をしていますか?と。

なぜ、これを聞くべきなのかというと設備投資が出来る企業は “お金がある” という事です。

 

お金があるという事はどういう事でしょうか?

 

お客様がいるという事です。

 

お客様がいるという事はどういう事でしょうか?

 

いい仕事をし続けているという事です。

 

お客様がいて、いい仕事をしているかお金があるんです。そしてお金があるから設備投資が出来るんです。

だから、聞いてもらいたいんです。工場見学をしながらどんな設備投資をしているかを。

聞きずらいかもしれませんが、高そうですね!!凄いですね!!と聞いてみると、その設備投資がどれくらいの費用がかかったのかを聞くこともできます。

だから、工場見学に行ってもらいたいんです。

 

どんな設備がよくあるのか。

・レーザー溶接機

・レーザーマーカー

・3Dプリンター

・金属切削機
・WAX切削機
・インクジェット造型機
・光造型機

 

勢いがある加工業者はほとんどこれらの設備は持っているはずです。だって全部高額ですからね。3Dプリンターは100万円を切る安いものも増えてきましたが。

 

担当者と仲良くなる事が重要です。

工場見学に行ってほしい理由は、現場で働いてくれる人と仲良くなる為です。

ちなみに僕もたくさんの加工業者と付き合って来ましたし、付き合っています。

でも、こんなトラブルがあるんです。

 

僕が頼むといい仕事をしてくれるのに、違う人がその会社に行くとトラブルが発生する。

 

実はこれはあるあるなんです。

 

会社と付き合うじゃなくて、中で働いている人と付き合うという事が重要なんです。

本当はよくない事なんですが、やっぱり中で働いている人達も人間なんです。

顔を見たことない人と、知っている人。または仲が良い人。同じ仕事でもクオリティーやスピードが違ってきますよね。

知らない人に、急いでください!と言われても・・・

知っている人にお願いします!と言われると。

の違いです。

感謝の気持ちを伝えたりする当たり前の事が重要なんです。

 

設備がしっかりしていて、コミュニケーションをとらせてくれる外注業者が良い業者だと僕はおもっています。

 

まぁ、最初は誰かに聞くところから始めてもらって、自分でしっかりと現場に足を運んでみて下さい。

 

気持ち良い加工業者を見つける方法はやっぱり、仲良くなる事なんですよ。

 

 

追記

今日書いた事は、学校選びにも同じことが言えるかもしれませんね!

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ミンネやクリーマやイイチで活躍している人達へ。

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最近、このハンドメイドマーケットで活躍している人達の入学が増えています。

こういう人達はラヴァーグに来る時にはスイッチオンになっている人が多い。

スイッチオンとは、あまり学校の説明もいらず、自分でどのコースを受講するべきなのかが分かっている人。

 

彼女たちが何に努力していて何に悩んでいるかは実はとてもよくわかる。

僕達が一番最初に苦労したのは売れるという事だったけれど、限られた予算の中で目標の売り上げまで伸ばす事の手段が分からない事。

 

スイッチオンの人達は10万円前後の売り上げは驚く程みんな簡単にクリアをしている。

ただ、それはあくまでも売り上げ。だから次のステップにいく方法を模索している。

 

だってさ。ひとつ三千円前後の商品を売っている個人のクリエイター達ってさ、本当に努力と時間をかけて3000円前後のアクセサリーを作り上げている。確かに材料費は数百円ぐらいだけど、材料を買いに行く為に費やした時間。電車賃。などは本当に販売代金に入れていないよね。

 

さっき、メルカリというフリマアプリを見てみたら、新品未使用で送料込みで380円のシルバーとパールのペンダントが売ってたよ!在庫1でだよ。

 

メルカリはフリマアプリだからちょっとポイントは違うけど、そんな時代に、自分自身で作り上げたハンドメイドの商品を販売していくというのは、なんとなく商品を増やしていくだけではだめだよね。

 

うちのチームもECサイトにチャレンジして最初は本当に苦労したんだよ。

 

本当に苦労した・・・

 

5年ぐらいかかったんじゃないかな・・・

 

やっと最近はECでも20万円ぐらいの単価のものも動き出してくれている。

 

ここまでくるのに、いろいろな失敗もしているし、広告費もかけたよ。うまくいかない広告がほとんどだったけど。

 

でも、いまハンドメイドマーケットで苦労している人達の苦労はだいたい済んでいる。

 

しなくても済む苦労はしない方がいいよね。

 

ほんの少しアドバイスをしてくれる人がそばにいると時間の無駄と経費の無駄を省けるよ。

 

少しでもハンドメイドマーケットにチャレンジしている人が目標を達成できるように手伝っていこうと思っている今日この頃でした。

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活躍できるジュエリー・アクセサリーデザイナーへの近道を教えます。

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本気でジュエリーデザイナーを目指していますか?

あなたが学んでいる、ジュエリーデザイナーになる勉強はもしかしたら古いかもしれませんよ。

トップブランドのジュエリーデザイナーに直接今どのようにジュエリーデザインをしているかを聞いてみましたか?

 

2016年9月 LAVAGUEが本気で活躍できるジュエリーデザイナーになるコースをリリースします。

【ジュエリーデザイナーコース】を開設します。詳しくはここをクリック。

このコースは簡単に言うとコンピューターグラフィックを使ったジュエリーデザイン学ぶコースです。

有名なアドビ社のイラストレーターというソフトを駆使してのジュエリーデザインを描けるようになるコースです。

 

このコースが生まれた理由

 

面接をしてもらえないジュエリーデザインを学んだデザイナー志望の学生からの相談を受けた事がはじまりでした。

彼女はどこでも良いという職場選びはしていませんでした。

自分自身が本当に気に入っているジュエリーを作っている企業で働きたいと思って、面接の問い合わせを繰り返したそうです。

すると、そのほぼ全ての企業からイラストレーターが使えるかどうかを確認されたそうです。そしてそのソフトが使えないという理由だけで面接すら断られてしまったそうです。

ある企業からは、8万円程度ですが、パソコンスクールのチラシを渡されてここの学校のイラストレーターコースを修了できたら、面接に来てくださいとのアドバイスをもらったそうです。

 

もう少し、話を聞いてみると彼女が学んだジュエリーデザインの方法はテンプレートと言われる丸や楕円がいっぱい空いている定規を使ってアウトラインを描き、着彩と言われる絵の具を使って色を入れていく方法を学んだそうです。美術大学などではデッサンや着彩は普通に何年もかけて学んでいるデザインにおいては一般的な技法でもあります。

 

この手法を今でも使ってデザインをしている会社はどちらかというとフルオーダー専門のお店ぐらいになってきました。少なくなってきているのです。

 

大きなジュエリーメーカーや人気のジュエリーブランドでは日々たくさんのアイデアが生まれています。しかし、その多くのアイデアの中から製品になり流通するのは極一部だけです。また、たくさんの修正を繰り返しながらその年にそこの会社が打ち出したいコンセプトを確定していくのです。

 

スピード感があるデザインアップ。

スピード感があるデザイン修正。

 

もう、コンピューターによるデザインは必要不可欠なのです。

 

それと、製造部門と企画デザイン部門が遠く離れてしまっているジュエリーメーカーが実に多い事を知っていますか?

企画・デザインは日本、または東京。製造はアジア各国、または甲府や小さな下請け先に作らせる。という形式をとっている企業が多い事を知っていますか?

 

僕らの学校は今までどちらかというと製造部門に喜ばれる教育に力を入れてきました。それがジュエリーCADやレーザー溶接機・レーザーマーカーなどを使った、最新設備による合理的な制作方法を教えていくという事でした。でも今回は企画部門・デザイン部門にスポットライトをあてたコースに初めて取り組んでみたのです。

 

既存の専門学校ではイラストレーターを使ったジュエリーデザインを教えている所が無い!!!!

 

本当ですか?と僕はある有名ブランドの現役のジュエリーデザイナーに確認した所驚いたのです。なぜなら、僕自身はCADを使って様々なジュエリーメーカーの原型制作にかかわらせてもらってきた中で、いただいたデザイン画のその多くが、イラストレーターなどのデザインソフトによって描かれていたからです。じゃあどのようにイラストレーターを覚えるんですか?と聞いたらそのデザイナーさんは自分でパソコン教室に通ったと言っていました。

 

僕自身はデザイナーではないので考えた事が無かった問題点がはっきりと浮き彫りになってきた瞬間でもありました。

 

この業界での活躍を思い描いて向かってくる子供達に本当に現場で即戦力になれるジュエリーデザインを学べる学校が必要である。と思ったのです。

ちょうど一年位前の出来事だったと思います。

 

しかし、コースの開発はこれまでとは勝手が違いました。現役のデザイナー達の力を借りる必要があったのです。幸い僕の周りには就職をしているジュエリーデザイナーさんもいれば、フリーランスで活躍しているジュエリーデザイナーさんもいてくれたのです。

 

彼女達は、ジュエリーデザインはできるけど、ジュエリーの制作は出来ない。だから制作ができるようになりたい!という事でラヴァーグにジュエリーCADを学びに来てくれていたのです。ここもジュエリーCADの専門学校として実績を積んできた副産物的なありがたい環境がありました。

 

今回のカリキュラム制作は実はラヴァーグチームはほとんどやっていません。

 

そのほとんどを現役ジュエリーデザイナーの人達に任せました。

 

彼女たちが社内でテンプレートでしかデザインを描けない人達に教えている事をそのままカリキュラムにして欲しかったからです。

 

そして、とうとうここまでたどり着いたのです。

 

長くなってきたので、今日はここでいったん切ります。

 

もう少し次回で解説をしていきたいと思います。

 

【緊急のお知らせ、先着10名様だけ特別価格でのコースのご案内をしています】

 

残り、あと7名だけです。

 

本気で活躍できるジュエリーデザイナーになりたい人は、ここをクリック!

 

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ジュエリーブランドを立ち上げられた人と、立ち上げられない人の違い。

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今日はチビが夏休み最後の日。

なので、七輪で炭火を起こし、家のリビングで焼き肉。

というか、焼き肉はいつも七輪。

 

ラヴァーグではアントレプレナーコース(ブランド設立コース)というコースがある。

ラヴァーグのコースの中でも、トップクラスの人気を誇るコースなんだよ。

 

今日は、日曜日。

いつもはお休みだったけど、縁があって僕が学校見学に来た人を学校案内をしたんだ。

 

いろいろな質問や疑問が飛び交う。

なぜなら、現在ほかの学校に通学中との事。

 

僕は、それぞれの学校の良いところを知っているので、現在の学校をいかに有効に使っていき、ラヴァーグが手伝えることをなるべくわかりやすく伝えた。

彼女はダブルスクールという決断をしたんだよ。

 

実は、半年前にその学校に入学するときにはラヴァーグの存在を知らなかった。という事だった。(まだまだ、力不足を感じる・・・)

でも彼女は決断をした。

 

彼女はCADとアントレプレナーコースも選んだ。

CADを学びブランドオーナーになる(起業する)。というコースだ。

 

うちの会社は20億の負債をかかえて倒産をした。という人に長い間コンサルティングをしてもらっていた時期がある。

成功をした人ではなく、大失敗をした人だ。家も資産もすべて取り上げられたという話を聞いた。

でも、その人は明るかった。反対した人もいたけど。僕はうちのチームのアドバイザーとしての契約を数年間つづけた。(知っている生徒もいると思う。)

 

4年ぐらい前に契約期間も終わり、しばらくは連絡をとっていなかったけど、つい先日連絡があった。「飲みに行こう!」と。

 

久しぶりにあうその顔はいつもと変わらず明るい笑顔。そしてここ数年の話を聞いた。驚いた。流石の結果を出している。一人で年商8億円。10億を超えそうという事。

笑える。いつも都内を自転車で独りで走り回っていて8億だからね。すごいよ!

 

実は、アントレプレナーコースの設立は彼のアドバイスがあったおかげで作ることができたコースでもあった。(忘れかけていた・・・)

 

久しぶりに牛タンを食べながら酔っぱらってくだらない話をしていた、ほんの一言の話。

 

リーダーとその他の違い。

サラリーマンと経営者の違い。

成功する人と失敗する人の違い。

 

なんだか流石の話だったからみんなに共有したいんだ。

 

それは、決断をする事ができるか、できないかの違い。という話。

 

決断をできない人は、人に必要以上にアドバイスを求める。人に必要以上に未来を約束させようとする。

判断を人にゆだねてしまう。

 

でも、リーダは。決断をする。経営者も決断をする。成功する人は自分独りで決断をする。

 

決断にはリスクが伴う。自分で決めるのだから責任をすべて自分が負うことになる。

責任を負いたくない。と思っている人は決断をしない。

 

そういう人がよく言う言葉は、「みんなどう思う?」「みんなで決めよう!」だ。

 

いっけん、いいリーダに感じるかもしれない。でも、それは間違いだ。いい司会者でしかない。

司会者は決断をしない。会議やミーティングで意見を聞く。アイデアを引き出すだけだ。

いい司会者だけど、いい経営者にはなれない。

 

ラヴァーグに来る人は、すでに決断をしている人が多い。

もはや、学校説明をしている僕達の話もあまり必要がない。

決断をしている人だからだ。

 

僕の話も確認程度だ。

 

ラヴァーグの学費は大きいのに。

もう自分で決断をしている。

 

リーダーになる素質。

経営者になる素質。

成功する人の素質。

 

がある。

 

あらためて、僕たちが生徒達を大きく変化させている。というより、ほんの少し先を歩いて得た経験を伝えているだけだ。という事を今日も感じた。

 

あっという間に決断をしたからだ。

あっという間に決断できる人は、自分の言葉や行動に責任をとれる力がある人なんだと思う。

 

もうその時点で、どこに行ってもリーダーになれる。その素質を持っている。

 

成功していく人は、他人から見ると驚くほど簡単に決断をしているように見える人だと今日は感じたんだ。

 

でも、昨日入学を決断した男の子は、ジュエリースクールを20社ピックアップして、5社見学をして、ラヴァーグに昨日入学して今日から授業を受けに来ていた。

決断をする準備にしっかり時間をかけて、正確な情報を集めて決断をしたのだと思う。

 

簡単には決断をしないという人もいる。

 

準備をしっかりとしている人は大きな失敗をしない人でもある。安心感をその周りの人たちは感じる事ができているんだと思う。

世の中いろいろな人がいるものだ。

 

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ジュエリーデザイナーの皆さま本当にすみませんでした。

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ジュエリーデザイナーになりたい。と思っている人も多いと思います。

 

ここ数年気が付いていた事なのですが、ジュエリーデザインについて考え違いしている事に気が付きました。

ジュエリーデザインの仕事とは、形を生み出す事だけではない。という事を生徒達に伝えていませんでした。

 

僕はずっとモノ作りを主体において宝飾業界と関わってきました。

 

与えられたデザイン画を立体におこして原型として納品をする。という仕事です。

 

デザインを自分自身でするようになったのは、お店を出して2年ぐらいしてからです。

 

実はお店を開店させた当初ジュエリーデザインは一切していません。すべてデザイナーさんにお願いをしていました。

 

作る事は手伝えるけど、何を作ったらいいのかが分からなかったからです。

 

それと、僕の中でそれまで手作りでやっていたものが、どんどんジュエリーCADのソリューションに変わり始めた時期でもありました。

 

その当時よく聞いた話は、ジュエリーCADのソリューションを導入し、ジュエリーCADのスキルを身に付けると世界が変わる。

 

どんな風に?

 

今まではジュエリーデザイナーがデザインをし、職人が原型をつくる。2人の人間が必要でした。

それが、デザイナーか職人がどちらでもいいのですが、ジュエリーCADのスキルを身に付けると、CADの画面の中でデザインをつくり、3Dプリンターが正確に原型を作ってくれるので、CADが出来る人が一人いれば済む。

大幅な人件費などのコストカットが出来る。

大量生産の時代ではない。

小ロット多品種の時代。

個性が多様化してきているから、オーダーメイドにニーズが集まる。

CADがあれば。

お客様も喜ぶ。

売上も上がる。

さぁジュエリーCADをどんどん取り入れていきましょう!

こんな話を多くの人が聞いたと思います。今でも言っている人もいるかもしれません。

ちなみに、ほとんど本当の事だと僕は今でも思っていますが・・・

 

2人が1人で済む時代はやっぱりやってこないのかもしれません。

 

なぜ、そんな話があったかというと、ジュエリーデザインとは、形をたくさん生み出す事だ思い込んでいる人が多かったからだと思います。

 

デザインをするって実はかなり難しいです。

形をいろいろ変えていくだけならコンピューターは随分デザインを楽にさせてくれたと思います。だから二人が1人になるなんて話が起きたんだと思います。

 

でも、デザインに必要な事って形を生み出す能力だけではなく、なぜその形にするのかの根拠も一緒に生み出さなくてはいけない。という事を最近は強く感じています。

 

なんで、こうしたの?

なんで、ここを曲線にしたの?

なんで、ここに石を入れるの?

 

優秀なデザインには根拠があります。

そして、その根拠の出どころは情報収集にあるのです。

 

机に座っているだけじゃいいデザインは生まれません。確かにCADを使えば一日に何個もの形の指輪をデザインする事が出来るのかもしれません。

 

でも、それは形が違うだけです。

 

根拠やこだわりを語れないデザインのジュエリーを渡された販売の現場の人達はとても困ります。

販売員の人達が会社に販売してくださいと言われて売りやすい商品は、お話が出来るデザインです。語れるジュエリーなのです。

 

なんで?にこたえられるジュエリーはお客様に勧めやすいのです。

 

情報を集めて分析をしてお客のニーズにこたえられる根拠を作り上げていく事がデザイナーの仕事なんだと最近は感じています。

そして、その根拠に金属の強度や磨きの手が入るか、宝石が留められるか、重心はどこに来るのかなどの物理的な知識を加味していいジュエリーデザインは完成されます。

 

最近はやっぱりジュエリーCADを覚える事と、情報を集め分析し根拠を作り上げる能力はそれぞれ別の能力である事を痛感し始めました。

 

ワンランク上に上がる為に、僕もスタッフもステップアップする必要があります。

幸いにも応援してくれる人。力を貸してくれる人に恵まれている事もあり、毎日を大切に積み重ねられている気がします。

 

8月の終わりごろには、日本でも珍しいジュエリースクールの形をみんなに伝えられる気がします。

 

 

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