TOKYO JEWELRY FESに行ってきました。気合いも歩数も過去最高レベルでした。

こんにちは、3階工房 講師の春原です!

先日、東京ビッグサイトで開催された「TOKYO JEWELRY FES」を視察してきました😊

今回の目的は、ブランド立ち上げを目指している生徒さんや、すでに活動している卒業生のみなさんへ「今、販売イベントはどんな雰囲気なのか」を持ち帰ること。そして、ラヴァーグとして今後ご紹介できるイベントかどうかを自分の目で確かめることです🌱

会場へ向かう途中は、同時開催されていたものづくり系の展示会へ向かうスーツ姿の人たちの大きな流れに合流。

「みんな仕事できそうだな……」

そんなことを思いながら、一人で少しドキドキしつつビッグサイトへ向かいました。

実際に会場へ入り、わかっていたことですが結構~な広さ。

全部見るには2〜3時間ではとても足りません。

今回はクリエイターFESエリアをメインに、+α余裕があれば回ろう、の気持ちだったので正解でした💦

しかもイベントあるあるですが、まだ見ていてもブースからブースへと移動してくる人の波に押し流されそうになったり、流されたりする場面も何度か。それだけ関心や熱量高めのイベントだと感じました。

出展している人たちは、何を目的に参加しているのか

今回はクリエイターFESエリアを中心に、在校生、卒業生、その他出展者さんにもお話を伺いました。

「新しいお客様との出会いを増やしたい。」

「ブランドの方向性を試したい。」

「今までオーダー中心だったけど、不特定多数に販売していきたい。」

そんな声があり、商品を販売するだけではなく、市場調査やトライ&エラーの場として活用されているのだと感じました。

出展料は1日だと8万円、2日間、3日間、と日数が増えるごとに少し割安になっていく設定のようです。(聞き取りベース)

3日間開催のイベントとしては比較的挑戦しやすく、ブランドを始めたばかりの方でも検討しやすい価格帯という印象です。

フリーコースで通学中のAiさんのブランド、Elecasiqueのブース🌻

「立ち止まってもらえるブース」には共通点があった

会場を歩いていて感じたのは、「立ち止まってもらえるブース」と「素通りされてしまうブース」の違いがあったこと。

人気のブースには共通点がありました。

・遠くからでも目に入る高さのあるディスプレイ
・価格や特徴がすぐ分かるPOP
・ブランドの世界観が伝わるビジュアル
・そして何より、迎えてくれる人の雰囲気がやわらかいこと

作品が素敵なのはもちろんですが、「話しかけても大丈夫そうと感じてもらえる空気づくりも、はじめましてのお客様と多く出会える場ではとても大切なんだと改めて感じました。

一方で、ディスプレイがきれいでも無表情で立っているだけだと、お客様は入りづらそうに見えます💦

ブランドは作る技術や商品そのものだけでは成立しないことを改めて実感しました。

商品の傾向を見ることはもちろんですが、「どう見せ、どう伝えているのか」を知る意味でも、とても勉強になりました。

Aiさんのブースにも目をひくポスターが🦋

来場者は「買う気持ち」で来ている人が多い

来場者は20〜50代くらいまで幅広く、実際に購入を楽しんでいる方もたくさん。

平日の午後にもかかわらず、会場には一定の賑わいがありました。

20〜50代くらいまで幅広い来場者がおり、カップルやご夫婦、お友達同士で来場されている方も多く見られます。

ショッパーを持って歩いている方もおり、「今日は何か買って帰ろう」という空気が会場全体にありました。

「買っちゃった~!」と喜んでいる20代の女の子がいて、思わずニッコリ😊

私は売る側にも立つことがあるので、買って嬉しい、売れて嬉しいの場面はいつ遭遇しても心が浄化されます🌱

ジュエリーFESエリア(規模が大きな企業ブースメイン)だけでなくクリエイターFESエリアにも「ジュエリーを買う人たち」が自然と流れてくるので、個人ブランドにも十分チャンスがあるイベントだと感じました!

また、今年もパール人気は健在。

さらに、小粒の天然石を横一列に並べた華奢なリングをいろいろなブランドで見かけました。

このブログを書いている今日は私もたまたま、昔手に入れたそんなリングを着けていました💍

ローズカットのラブラドライトかわいい💕

石も買い付けてきました

そうそう、今回は視察だけでなく生徒さんの課題で使えそうな天然石も少し買い付けてきました。

なるべく手頃なお値段で、それでいてクラックが少なくカットもきれいなものを選びながら・・・。(そして時間も気にしながら・・・焦💦)

課題では生徒さんが石留めに挑戦するので、たま~に不可抗力で割れてしまうことがあります😿

もちろん割れないのが一番ですが、「もし割れてしまっても心まで砕けないくらい」の価格帯も意識して。

そんなことも考えながら石を選ぶ時間は、宝探しのようでちょっと楽しい時間でもありました💎

ラブラドライト好きな人~(^O^)/

途中では知り合いのジュエリーデザイナーさんにも偶然遭遇。

「あそこのブランド行きたいんだよね!」と、そのまま勢いよく連れ回していただき、自分ひとりでは話がきけそうになかったブースまで見ることができました。

展示会は、こういう偶然の出会いも面白さのひとつですね!


ブランド活動を始めたばかりの方にも、これから挑戦したい方にも、一度は見ておいて損はないイベントだと感じました📝

大阪でも開催されることが決まったそうで、ラヴァーグでも今後の販売イベントの選択肢のひとつとして、引き続き注目していきたいと思います。

これからブランドを育てていくみなさんの参考になれば嬉しいです!


おまけ|ファッション雑誌をこんな視点で読んでみました

展示会に行った後日、図書館で女性ファッション誌のジュエリー特集もチェックしてきました。

雑誌をチェックしてみて、服のようにトレンドを感じるというよりも、ジュエリーの価値を、どんな言葉で伝えているかが、ジュエリーを販売したい皆さんにとって参考になるのでは?という感想をもちました。

「どんな人に」「どんなシーンで」おすすめしているのか?

ブランドを立ち上げる人にとって、この”伝え方”は作品づくりと同じくらい大切だと思っています。

今月は『VERY』『CLASSY.』『SPUR』『Precious』を読んできましたが、特に印象に残ったのはこんなポイントでした。

今月のリサーチメモ

夏はジュエリーが主役になる季節

  • ノースリーブにはバングル
  • シンプルな黒ワンピースには耳元を盛って華やかに
  • 白Tシャツにはネックレスをプラスすると◎
  • 「服を増やす」のではなく、「ジュエリーで印象を変える」という提案

「誰に届けたいか」が明確

  • 「社会人5年目からのジュエリー投資」
  • 「キャリアを築く女性へ」
  • 「子育て中のママへ」

 など、同じジュエリーでも”どんな人に向けた提案なのか”をページごとに丁寧に表現している特集が目立ちました。

“何を売るか”より”どうなれるか”を伝えている

  • 「自分らしさを表現する」
  • 「毎日に自信をくれる」
  • 「ジュエリーは履歴書であり、未来への羅針盤」

など、素材や価格よりも、身につけた先の気持ちやライフスタイルを言葉にしている雑誌が多かったです。

ダイヤモンドは”特別な日”から”毎日身につけるもの”へ

 スーツやジャケットに合わせたり、普段着にさらっと合わせたり。「ハレの日のジュエリー」というイメージから、少しずつ日常へと広がっていることも感じました。ラボグロウンダイヤの普及も一役買っていそうです。


展示会では、「実際にどんなブランドがお客様に選ばれているのか」が見えてきました。

一方で、雑誌を見ると「お客様がどんな言葉に心を動かされているのか」が見えてきます。

この2つを見比べると、「売れるデザイン」を探すというよりも、「ジュエリーの魅力をどう伝えればいいのか」というヒントがたくさん見つかります。

私自身もまだ勉強中ですが、こうしたリサーチはブランドづくりや販売を考えるうえで、とても面白い時間です😊

これからこのブログでは、展示会だけでなく、雑誌やブランドの発信から見つけた「伝え方」や「売り方」のヒントも、ときどきご紹介していこうと思います!!

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