いまさら聞けないAIの進化と日常の変化

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こんにちは。
講師のアニーです。

僕がブログを書くのは久しぶりですね。
2024年が明けてもう2月も終わり。

本当に時が過ぎるのが早いですね。

特に今年は年明けから激動、といって差し支えない2か月間でした。
ようやく先に光が見えてきましたので、
このあたりはまた近いうちに改めてお話ししていこうと思います。

さて、そんな中、スクールにいる時もそうですが、
プライベートでもよく聞くことがあります。

「AI」って、すごい!です。

確かにすごいですよね。

僕も初めてChatGPTを触った時は衝撃を受けました。
未来がやって来た!と。

あの衝撃からあっという間に日常に溶け込んでいったAI。
今日は進化を続けるAIについて徒然に書いてみたいと思います。

AIが大進化した2023年

AIの進化が目覚ましい昨今。

2015年に発表されたAIに関する研究では、10年~20年で49%の仕事がAIに替わる可能性があるという結果が発表されました。
衝撃的な発表ではありましたが、それからしばらくは目立って大きな変化は感じませんでした。

しかし発表から7年。

2022年の末に正式サービスの始まった対話型のAI、ChatGPTが世界を驚かせました。

ChatGPTを使用したことのある人であれば、前述の発表が現実になるんじゃないか?と思った人もいるのではないかと思います。

AIに替わる、無くなる、とよく言われているものとしては、データ入力などの事務作業やスーパーやコンビニなどのレジ打ち。工場での組み立て作業や倉庫作業、ホテルの受付や警備、ビルのメンテナンス、路面電車やタクシーなどの運転などがよく挙げられています。

テレビでも自動車の自動運転のCMが日常的に流れているくらい、そもそもすでにAIが導入されているものもありますね。

また、ニュースでは台湾の半導体製造会社TSMCの工場が熊本にできたことで半導体バブルが起きている、なんて話もよく耳にするのではないかと思いますので、AIがこれからさらなる発展を遂げていくのは間違いないでしょう。

こうなってくると50%と言わずなんでもかんでもAIに仕事を奪われてしまいそうに思いますが、もちろんそうなりにくい仕事や、新たな仕事もたくさんあります。

新たな仕事と無くならないと言われている仕事

新たな仕事としてはAIを造る仕事、管理する仕事ですね。
AIによっていろいろな仕事の効率は上がりますが、そのAI自体をなんとかする人が必要です。

無くなりにくい仕事でいえば、例えばカウンセラーや教師

人に寄り添うような、基本的にヒューマンパワーを必要とする仕事はAIと替わりにくいと言われています。

他にはAIは同じ作業の繰り返しや命令された仕事に関しては強いのですが、0から1を生み出す、クリエイティブな作業が苦手、というよりも出来ません。

そのため芸術家、作家、アーティストなど、クリエイティブな仕事はなくならないとも言われていますね。

・・・・

・・・・・

・・・・・・ジュエリー、いかがですか?

私は専門家ではありませんので楽観的なだけなのかもしれませんが、ジュエリーは無くならなそうですよね!
少なくとも10年後に無くなっているなんてことはなさそうです。

あまり無責任なことは言えませんが、10年後に向けてジュエリー作りの技術を今から身に着けてみるのもいいかもしれませんよ?

ジュエリーとAI

そんなジュエリーについていえば、ジュエリーCADも今後なんらかの変化を見せていくでしょう。

そもそも最近AIが注目を大きく集め出したのは、ChatGPTのような生成AIの挙動の進化が大きいです。

ChatGPTに何かを訪ねると、まるで人間に質問した時のように自然な答えが返ってくるのがすごいですよね。

ChatGPTは文章が主体ですが、他にも画像、動画、音楽、3Dの立体物など、生成AIの進化には目を見張るものがありますね。

この発展は、人間が教えていた、与えた情報を利用して答えを導き出していたこれまでのシステムと違い、コンピューターが自ら情報を収集し、それらの知識をためていくシステムが進化したからこその結果です。

これだけ聞くと、なんだか怖い感じがしますね。

いつかAIが自我に目覚めて人間を支配して・・・

なんて、SFみたいな展開もあるのかも!なんて思ってしまいます。

実際にそうなるかどうかは別として、このままのペースで進化していくと2045年には自我が目覚めるとかなんとか・・・

興味深くはありますが一旦置いておいて、
ジュエリーCADはもう、まんまパソコンですからね。
そして生成AIの発展が目覚ましいと。

そりゃもう、何も影響がないということはないでしょう!
きっともっと先へ進んだジュエリーCADが出てくるはずです。

とはいえAIは0から何かを生み出すことは苦手ですので、
例えばデザインを人間が考え、データは言葉を伝えるだけでAIが作ってくれる

そんな感じが想像しやすいですよね。
そうなればジュエリーCADコースでも扱っていきますので、お楽しみに!

今の時代のジュエリーCADは下のリンクから
https://lavaguejewelry.com/course/jewelrycad/

検索の仕方も変わってくる

こちらは変わって来る。
というよりもう変わって来てます。

たとえばスマホで何かを検索したとき、「AIによる概要を生成しますか?」というボタンが追加されていることに気付かれた方も多いのではないでしょうか。

そう、ついにGoogleにも検索結果にAIによる概要が表示されるようになりました。

それに伴い”ゼロクリックサーチ”という言葉をご存知でしょうか?

これは従来のようにGoogleやYahooなどの検索サイトで検索をかけても、ウェブサイトまで見に行かない、というものです。

わかりやすい例を挙げますと、

例えば今日の天気を知りたいと思いました。
そこでGoogleで「今日の天気」と調べました。
さて、この後のあなたの行動として、気象庁のホームページまで天気を確認しに行きますか?

もちろん行く人もいるでしょう。
ですが、そこまでは行かないな、と思った人が多いのではないかと思います。

というのも、「今日の天気」で検索をすると、検索結果で今日の天気がわかるからです。
わざわざ気象庁のホームページまで見に行かなくても、これで事足りてしまいます。

結果、検索をかけてもそこで終わり。どのページもクリックしない。
これがゼロクリックサーチです。

お店を検索すれば地図が表示され、
商品を検索すればショップの商品が並び、
料理を検索すればレシピがわかる。

しばらく前からこのゼロクリックサーチが一般的になっていましたが、
この流れをさらに引っ張っていくであろう技術がAIです。

検索で引っかかった大量のページをAIが見てわかりやすくまとめてくれるので、わざわざ自分でたくさんのサイトを訪問して情報を収集する必要がありません。

もしそこで満足する情報が得られればここで終わりですし、より詳しい情報を求める人は続けてAIに質問をすればさらに詳しく教えてくれます。

とても便利ですね。

SEOって必要?不要?

これまでホームページなどの検索対策をしてきた人であれば、
SEO対策について懸念されるんじゃないかと思います。

ここまで便利になるならもうホームページなんていらないんじゃない?
SEO対策しても意味ないんじゃない?
と思う方もいるかもしれません。

僕は、SEO対策は今後より重要なものになっていくと思います。

その理由として、

まず「AIにピックアップされるため」です。

AIに文章をピックアップされた際、ピックアップされたサイトがリンクで紹介されます。
このピックアップされるサイトはやはり自然検索で上位表示されているページが多いです。

基本的に検索上位に表示されるページというのは検索した内容に合致するページが出てくるはずですから、よくよく考えればそうですよね。
そのため上位でいる必要性が上がります。

次に「AIにピックアップされなかったときのため」です。

基本的にはピックアップされたいです。
しかしそんなにうまくいくとは限りません。
むしろうまくいかないときの方が多いでしょう。

もしそうなってしまった場合、検索結果として自分のサイトが表示されるのは「リスティング広告」や「AIの回答」の下からになります。

ページの上部をそのようなもので埋められてしまうと、この時点で表示される位置が下になってしまいますので、必然的にクリックされる率が下がってしまいます。
そのため、少しでも順位を上げておくことが大切になります。

そう、結局SEO対策自体は今後も必要だということですね。

「新しい仕組みに代わったからもうSEO対策いらないや~」と思った方。
まだ早いです。
引き続きがんばりましょう。

アントレプレナーコース

https://lavaguejewelry.com/course/entrepreneur/

最後に

とはいえこれは現段階での予想の話です。

今後さらにAIの技術が進化し、
出来ることが増えていくとまた変わっていくと思います。
今日の話が明日には覆ることだってあり得る話ですからね。

他にもAIについて現時点でも言えること、話したいことはたくさんあります。
というよりも僕はこういうの好きなので、未来がとても楽しみです。
なので本当は語りたくてしょうがないです!

もっと深堀りしたい内容については、長くなってしまうのでまた別の機会に詳しくお話しするとして、
次々と新しいことに対応しなくてはいけないのは大変だと思います。

ただ少なくとも我々が知り得た情報はそれぞれの授業の中などでもお伝えしていきますので、是非お役に立ててくださいね。

詳しい先生、いっぱいいますから!

ということで、アニーでした。

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さいたまミネラルマルシェ訪問記

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こんにちは。講師の松尾です。

4月初旬に、さいたまスーパーアリーナで開催された、さいたまミネラルマルシェに初めて行ってきましたので、その時の様子をリポートしていきます!

伺った日は、イベント最終日の日曜日でした。

都内のイベントよりもお子さま連れの来場者が多く、体験型のワークショップには長蛇の列が出来ていました。

宝石研磨体験、化石発掘体験、ジオードクラック、あこや真珠の取り出し体験、と春休み中のお子さまたちは勿論、大人たちも夢中になって参加していました。松尾も参加したかったのですが既に満席の大人気。

定番のミネラルガチャも各所にあり人気でした。

場内のブースには、お店の出展ボードの下に写真OK・クレジットOK・卸売OKとお店側もあらかじめOKかNGか一目でわかるように設営されていたので初心者の来場者にもわかりやすく開けている印象でした。

場内の通路も広く、都内イベントのようにリュックを前に抱えながら進まなければいけない、という感じはありませんでした。

会場内には、約165社の様々な業種の方たちが出展されていて、ルースや原石、化石の販売の他にも、ケースやディスプレイ、ルースとセットでのセミオーダージュエリーのお店、バックなどの小物を販売している個人作家さんのエリアの他にも、

ヒーリングのエリアもありマッサージ、占星術、自然食品、オリジナルアロマオイルを作ってくれるところなどなど、天然石にたずさわる様々な人たちがいるという事が実感できました。

訪れた日が最終日なだけに、時間制で30分間だけ半額にしているお店や、全品半額にしているお店もあり常に人だかりが出来ていました。

今回の目的でもあった、スクールの生徒さんが課題で使う石の仕入れの為

松尾もなんとか参戦し、、

朝から会場を何周も周り今回ゲットできたのはこちら、

今回の訪問で購入するにあたって選んだポイントは、生徒さんたちが初めての石留めなどで使用するため10mm以上の大き目の石を中心に探しました。

ここ数年、生徒さんたちからも人気のインクオーツ系、レピドクロサイトインクォーツ(中央)、デンドリックオパール(左下)、や彫刻されたアメシスト(手前)も石の表情が個性として楽しめそうかなと思いピックアップしました。

後ろに映っているホークアイ(中央後ろ)やターコイズ(右隅)はどちらもインディアンジュエリーに似合いそうです。

それと購入する時のポイントとしては、かわいいから買ってみよう!それも大いに”あり”だと思います。

むしろその基準で買っていることも多々ありますが、購入した石を使ってどんなジュエリーにしようかな?と買った後のことを想像すると楽しみも増えます。

初めてミネラルショーに訪れた際には、入場してからすぐに購入はせずに、人が集まっているお店を事前にピックアップしておくことがおすすめです。

多くの人達から支持されているお店では価格も安心なので落ち着いたタイミングで購入できるといいでですね。

それとお客さんが空いているタイミングもチャンスです。勉強のため丁寧に価格を聞いたり、ルーペで実際に見せてもらう事もできるので、お店の方の声を直接聞きたいときには混雑をしていない、タイミングで声をかけてみるといいでしょう。

ダイヤモンドのルースを扱っているお店もあり近くで見れる絶好の機会なので、積極的に声をかけ失礼にならないように聞いてみましょう。今後自分がルースを使いたいときのためにもショップカードを貰えるといいですね。

最後に

朝一から夕方までいつの間に長時間の滞在となってしまった程、しっかりイベントを楽しんでいました。

子供は勿論、大人もワクワクして楽しめたので、最近天然石に興味が出てきてまだイベントに行った事がないといった方には入場料も無料なので是非おすすめのイベントでした。

そして今回の訪問で感じたことは、やはり天然石の持つ底知れぬ魅力でした。

大人から子供、国籍も性別も関係なく本当に多種多様な人たちを引き付けてやまない天然石。

この天然石の中から宝石と言われるには基準があり、地球上にある約5000種の鉱物の中から主だった宝石は約50種類とされています。

いつの時代の人たちからも、変わることなく愛されてきたこの美しさは、時代が変わっても多くの人たちを魅了し続けていくことでしょう。

しかしこの数十億年という途方もない年月をかけて作られた石に、私たちができることはそこまで多くありません

私たちができることは石の持つ本来の美しさを引き出す事です。

原石をよく観察し、石の硬度や耐久性、透明度や特徴を考慮しどの部分が一番魅力的なのかを考えたカッティングで形を作り、磨き上げることで初めてその石本来の美しさに出会えるのです。

原石の段階では見つけることが出来なかった美しい模様や、研磨したことで光り輝いた石を見せられるのも、宝石の魅力と言えます。

ラヴァーグジュエリースクールの天然石研磨コースでは全10レッスンの中で様々天然石を研磨できるようになることで石本来の魅力を学ぶことが出来ます。

読むだけでは学べない本当の天然石に触れてみませんか?

天然石の研磨に興味がわいた方はこちらから

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ジュエリーブランドをスタートさせてから

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みなさんこんにちは。

ラヴァーグジュエリースクールで講師をしている松尾大です。

昨年末に開催されたNew Jewelryのワークショップイベントでは、これからジュエリーを始めていきたい!という方も多く来て頂けたのですが、既にジュエリーブランドを運営されている方々も足を運んで頂けました。

展示会のレポート記事はこちらから

今回はそんなジュエリーブランドを運営している方々から聞こえてきたリアルな声を元に、運営していくと起こるトラブルとその回避方法についてお伝えします。

今回のiPadを使ったジュエリーCADのワークショップには、これまでにCADの存在は知っていはいたけど覚えなければいけないことがたくさんあって自分には大変そう、、、であったり、ライノセラスっていうソフトは知っているけど15万くらいするらしいしちょっと高いかなぁ~、、、なんて思っている方たちがiPadでもCADを作れるらしい!という事を聞きつけて、今回のワークショップに参加して頂きました。

実際に参加して頂いた方のほとんどが「えっ!こんなに簡単に3Dデータが作れるの!??」と驚かれていました。

中でもジュエリーブランドを運営されている方たちは、ご自身が手作りで商品を作っていらっしゃる方や、”外注”といってご自身でデザインをおこしたものを職人さんにオーダーして作ってもらうといったやり方で運営されている方もいらっしゃいました。

ここで、これまで”外注”をしたことがないという方の為に、1つの例を使って説明してみます。

例えば、

「いままでジュエリーは作ったことがないし立体的に絵を描くのも苦手。でも、自分の考えるイメージをどうにかジュエリーにして沢山の人たちに販売したい!

というAさんの場合。

自分のノートに手書きでデザインしたものや、インスタで見つけたイメージに近い画像を元に職人さんと打ち合わせをして自分のイメージを一生懸命伝えました。

2週間後、

職人さんからオーダーしたものが出来上がった、と連絡がありワクワクで伺いました。

ところが、

「あれっ。。オーダーした通りに作ってくれているけれど、何かもう少しふっくらしていた方が良かったかも。」

正直そんな感想が出てしまいました。

こういった話、実はよく聞きます。

ここではAさんも職人さんもどちらも間違ってはいなかったのですが、伝え方と受け取り方に違いがあったのです。

しかも、Aさんのもう少しふっくらさせたい、といったような感覚的なオーダーの場合には職人さんの側でも形にすることが難しい場合があります。

Aさんのこの先の選択肢としては、

① 今回はひとまずこれで良しとして、このままお客様に販売する。

② この作ってもらったジュエリーを元に再度打ち合わせをし、もう一つ作ってもらう

この2つになります。

自分のブランドの商品として納得が出来ない場合には②の再度オーダーをし作ってもらわなければいけませんが、その際にはもちろん追加で費用と時間が発生します。

では、どのようにすれば良かったか?

自分で作れるのであれば作っていますが、Aさんはジュエリーを作った事がありません。

具体的なイメージを伝えることが出来れば職人さんもイメージ通りに作れて、お互い時間も費用も節約出来ましたよね。

ここまで来るともうお分かりだと思いますが、はい、その通りです。

こういった状況にさせない為にCADデータがあればお互いの共通認識としてイメージ通りのジュエリーが出来上がってきます。

データがあれば仮にイメージが違った場合でもそこまで時間をかけずに修正ができ、途中段階でもメールでのやり取りで確認を取りながら進めることが出来ますね。

こちらの画像はCADソフトのライノセラスで作ったリングの画像ですが、

よく見ると、

シルバーやゴールド、プラチナにした時の重さが書いてあります。

こんな機能がついていれば実際の材料の値段を想像しながら進めることが出来るので、思っていたより重くなってしまって金額が高かった、という事にはなりませんね。

また、データの上に正確な数値を出して業者さんに指示を出すことが出来ます。

Aさんは仮の人物でしたが今回の話に近い経験をしていたブランド運営の方もやはりCADの重要性は感じていました。

ブランドが大きくなり注文数が増えて来ると1人では限界が来ます。

誰かに手伝ってもらわなければ、睡眠時間もなく毎日毎日作り続けて、がんばる!だけでは体力もたなくなり、近い未来にはがんばり切れない状態が来てしまいます。

まだブランドを始めていない方も、いずれこのような状況になるのであれば早めにCADで作れるようになり問題を回避することがおすすめです。

実はラヴァーグジュエリースクールもジュエリーブランドを同時に運営していて、私たちスタッフも日々ブランドの商品製作をしています。その中で必ず登場するのがやはりCADの存在です。

サンプル作成をしてからデザイン変更をする時にも、CADがあればスムーズに商品イメージを伝えることができ効果的です。

実際にCADを触ってみたくなった方は、

こちらのページから

詳しい内容が書いてありますので1度読んでみて下さい!

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New Jewelry TOKYO 2022リポート

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こんにちは講師の松尾大です。

きょうは待ちに待ったクリスマスですね。恵比寿の街にも沢山の人達で賑わっています。

今月の12月2日-4日に青山SPIRAL 開催された、いま注目度が最も高いジュエリーの合同展示会 New Jewelry TOKYO 2022にラヴァーグジュエリースクールとして出展して来ました。今回の記事では、当日の様子と会場で聞こえてきた声をレポートします。

そもそもNew Jewelryとは、

ジュエリーシーンの「今」を知ることのできるイベントで、青山SPIRALで100組以上の注目度の高いブランド達が集まる、デザイナーズジュエリーブランド達の憧れのイベントです。

来場者の方達は、有名店のバイヤー、目の肥えたジュエリーファン、ショップやギャラリーオーナーなど、3日間で毎年1万人以上の来場者を迎える人気ぶりで、今年で13回目の開催となりました。

今年のNew JewelryTOKYO 2022では、

都市鉱山を再活用し持続可能社会を追求した活動をしているリファインメタルプロジェクトのトークセッションや、実際に協賛しているブランドも多く見られました。

ジュエリーは大昔から貴金属を再利用し循環させているものですが、このリファインメタルプロジェクトでは都市の中で大量に廃棄されている、PCや携帯電話などの電子部品の中にある貴金属を使うことで、サスティナビリティなジュエリーとしての付加価値をつけるプロジェクトです。

そこに賛同したジュエリーブランドには証明としてのその刻印が入れられています。

こういった現在進行形の新しい動きを垣間見ることが出来るのもNewJewelryの楽しみの一つです。

出版記念イベントのトークセッションでは、”運命を変える石の処方箋” の執筆者であり星読み係のyujiさんが登壇した場面では2Fから3Fまで長蛇の列となる人気ぶりでした。

ここ数年の天然石ブームは今後もまだまだ続きそうだと感じました。

ワークショップイベントは、今年も人気の詫間宝石彫刻さんが宝石研磨体験を実施していたり、人気ブランドのhumさんも繊細な和彫り体験を開催されており、大人も子供も楽しそうに参加されていました。

ラヴァーグジュエリースクールでは、

ジュエリーシーンの「今」を追っているNew Jewelryのテーマに合わせて、昨今話題になっているiPadを使ったCADデータ製作が出来るワークショップを企画させていただきました。

事前予約でも早々に満席となり、イベントが始まる前からiPad CADへの期待度を感じることが出来ました。

ワークショップの内容は、CADアプリのshapr3Dを使い、ジュエリーが誰でも簡単にデザイン・設計が出来ることを体感していただくもので、

こちらの6つのデザインの中から好きなものを選んで頂き、一緒に説明しながらデータ作りをして頂きましたが、皆さんあっという間に出来上がってしまう3Dデータに「こんなに簡単に出来るんですか?!」と驚きつつ、楽しんで参加して頂けたようでした。

ブースではこんな風にipadとshapr3Dで作ったサンプルを展示して

シンプルで王道な平打ちリングはモノの10秒で完成!
実際にiPadCADで作ったデザインサンプルも展示したり
3Dデータを作った後、どのようにジュエリーに仕上げていくかの工程なども説明させて頂きました。
iPadCADコース以外にもラヴァーグジュエリースクールの各コースや学校について案内させて頂きました。

中には小学生の親子も飛び入りで参加して頂き、お父さんが教えられているという微笑ましい場面もあり、本当にたくさんの方たちにラヴァーグジュエリースクールを体験して頂けた3日間となりました。

出展されていたデザイナーさんたちもお客様が落ち着いている時間帯に参加して頂き、実際にブランドを運営している中でも、CADは知っていて出来たら便利だけど、中々習得するハードルが高くて…と 躊躇っていた方達が多い中、iPadジュエリーCADを始める一歩目のキッカケにはとても良さそうといった声が聞こえてきました。

実際の来場者の中には、

「今まではジュエリーを見る事や身につけることが好きで、毎回New Jewelryに来ていたけれど、これからは自分でもジュエリーを作れるようになれるといいなぁ。可能であれば自分も販売出来るといいなぁ」という夢を言って下さる方がいらっしゃいました。

ラヴァーグジュエリースクールでは会期中にお話しして下さった方達と同じ夢をお持ちで、実際に通学して普通のOLさんからジュエリーデザイナーになって、新しい自分に出会った方達が沢山いらっしゃいます。

現在通学して頂いている生徒さんのほとんどは、ジュエリー作りをしたことが無いという方達ばかりです。

初めたばかりの頃はおっかなびっくりに見えますが、通い始めていくうちに段々と“真剣に楽しんでいる”姿に変身していくんです。

課題の中で新しいオリジナルの商品が出来上がった時には、出来ましたよ!と嬉しそうに教えてくれると、こちらも本当に嬉しくなります。

一歩を踏み出すことは誰でも迷い、とても勇気のいる事だと思いますが、実際にスクールに通っている生徒さん達は、その一歩を踏み出した事で「だったかもしれない」自分に出会えています。

New Jewelryに出展されているブランドのデザイナーさん達だって、初めはおっかなびっくりで段々と真剣に楽しんでいったはずですよね。

最後に

会期中に足を運んで頂いた沢山の方々へはこの場をお借りしてお礼を言わせていただきます。本当にありがとうございました。

ラヴァーグジュエリースクールは実はジュエリーブランドも同時に運営している会社でもあるんです。

私たちはこれからも常に新しく挑戦をしながら成長を続けています。来年からはまた新しいプロジェクトが発表できると思いますが、そういった運営していく中で得られた生の情報をそのまま生徒さん達ににお伝えできるところ、ここがジュエリーブランド直営のメリットでもあります。

これから新コースのリリースや新しい発信にも是非チェックをして頂きながら、もしもこの記事を読んでいる方で、自分も近い将来やりたい事がある方たちは来年こそ勇気を持って楽しめる1年にして頂きラヴァーグでまたお会いできることを楽しみにしています。

ラヴァーグジュエリースクールのに興味を持たれた方はこちらをチェックしてみて下さい。

https://lavaguejewelry.com/course/

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CADデータ作製をもっと楽しんでいただくために・・・!

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こんにちは!

CAD講師の竹田が、初ブログを書かせていただきます!
今年6月から仲間入りし、まだ知らない方もいらっしゃると思うので自己紹介から…φ(・ω・。)カキカキ

改めまして竹田 智美(タケダ トモミ)と申します。
前職ではアパレルアイテムのデザイナーをしていました。
焼き菓子やチョコなどの甘い物が好きで、仕事の合間にこそっと食べてます。
その他の好きな事はジグソーパズル・絵を描くこと・散歩など・・・

こんな感じの私ではありますが、仲良くしてくださると嬉しいです。

ではここから本題に。

CADフロアの近況ではございますが、CAD受講生やこれからCADの受講を考えている方に
「もっと楽しんで、作りたい物を形にできるようなってもらいたい!」という事で先生達で話し合いをしました。

CAD総合を受講されている生徒さんには、自分の好きなデザインのジュエリーデータが作れる
“オリジナルデータ作製”があるのですが、このデータ作製で「どんな物を作ったら良いか悩む」や
「習った機能を使って、どこまでのものが作れるか分からない」といった質問を受けるようになりました。
これはどうにかしましょうと松永先生と大野木先生そして竹田が立ち上がったのです!

ウェーイ( 厂˙ω˙ )厂乁( ˙ω˙ )厂乁( ˙ω˙ 乁)

そこで、新たなCADテキストにすべく、改変いたします!

その内容は・・・

・オリジナルで作りたいものが見付かるよう資料の追加
・各Lessonごとに、それまで習った機能を使用してどうのような物が作れるようになったのかの詳細
自分が身に着けた技術を知るだけでも、応用に繋げてジュエリー作製の糧となります。
こちらの改変は、CADの知識と経験が豊富な松永先生と大野木先生が頑張って作成中です!

テキスト改変

追加予定のテキストをチラッと見せていただきました。
こんな事ができるの⁉と学べることも多く組み込まれてあり、私自身完成が楽しみです♪

そして竹田が取り掛かっているのは、既存テキストのLesson21の改変です。
もうLesson21を行った事のある方もいらっしゃると思いますが、他のLesson同様とても役立つ機能や技術が学べます。
ですが、完成形状のバランスがとりずらいのと、デザイン自体をもっと需要のあるものにした方が良いのでは?とい事で、テキスト改変に至りました。
チラッとイメージ画をご覧あれ |ω・)

テキスト改変のLesson21

形状はもちろんのことテキストの流れも新たに変わり、今後のジュエリー作製のお役に立てられるよう進行して参りますので、もう少々お待ちを・・・

今後のテキストの改変の進捗状況はブログまたはInstagramにて更新してまいりますので、楽しみにしていただけましたら幸いです(*_ _)
最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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