いまさら聞けないAIの進化と日常の変化

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こんにちは。
講師のアニーです。

僕がブログを書くのは久しぶりですね。
2024年が明けてもう2月も終わり。

本当に時が過ぎるのが早いですね。

特に今年は年明けから激動、といって差し支えない2か月間でした。
ようやく先に光が見えてきましたので、
このあたりはまた近いうちに改めてお話ししていこうと思います。

さて、そんな中、スクールにいる時もそうですが、
プライベートでもよく聞くことがあります。

「AI」って、すごい!です。

確かにすごいですよね。

僕も初めてChatGPTを触った時は衝撃を受けました。
未来がやって来た!と。

あの衝撃からあっという間に日常に溶け込んでいったAI。
今日は進化を続けるAIについて徒然に書いてみたいと思います。

AIが大進化した2023年

AIの進化が目覚ましい昨今。

2015年に発表されたAIに関する研究では、10年~20年で49%の仕事がAIに替わる可能性があるという結果が発表されました。
衝撃的な発表ではありましたが、それからしばらくは目立って大きな変化は感じませんでした。

しかし発表から7年。

2022年の末に正式サービスの始まった対話型のAI、ChatGPTが世界を驚かせました。

ChatGPTを使用したことのある人であれば、前述の発表が現実になるんじゃないか?と思った人もいるのではないかと思います。

AIに替わる、無くなる、とよく言われているものとしては、データ入力などの事務作業やスーパーやコンビニなどのレジ打ち。工場での組み立て作業や倉庫作業、ホテルの受付や警備、ビルのメンテナンス、路面電車やタクシーなどの運転などがよく挙げられています。

テレビでも自動車の自動運転のCMが日常的に流れているくらい、そもそもすでにAIが導入されているものもありますね。

また、ニュースでは台湾の半導体製造会社TSMCの工場が熊本にできたことで半導体バブルが起きている、なんて話もよく耳にするのではないかと思いますので、AIがこれからさらなる発展を遂げていくのは間違いないでしょう。

こうなってくると50%と言わずなんでもかんでもAIに仕事を奪われてしまいそうに思いますが、もちろんそうなりにくい仕事や、新たな仕事もたくさんあります。

新たな仕事と無くならないと言われている仕事

新たな仕事としてはAIを造る仕事、管理する仕事ですね。
AIによっていろいろな仕事の効率は上がりますが、そのAI自体をなんとかする人が必要です。

無くなりにくい仕事でいえば、例えばカウンセラーや教師

人に寄り添うような、基本的にヒューマンパワーを必要とする仕事はAIと替わりにくいと言われています。

他にはAIは同じ作業の繰り返しや命令された仕事に関しては強いのですが、0から1を生み出す、クリエイティブな作業が苦手、というよりも出来ません。

そのため芸術家、作家、アーティストなど、クリエイティブな仕事はなくならないとも言われていますね。

・・・・

・・・・・

・・・・・・ジュエリー、いかがですか?

私は専門家ではありませんので楽観的なだけなのかもしれませんが、ジュエリーは無くならなそうですよね!
少なくとも10年後に無くなっているなんてことはなさそうです。

あまり無責任なことは言えませんが、10年後に向けてジュエリー作りの技術を今から身に着けてみるのもいいかもしれませんよ?

ジュエリーとAI

そんなジュエリーについていえば、ジュエリーCADも今後なんらかの変化を見せていくでしょう。

そもそも最近AIが注目を大きく集め出したのは、ChatGPTのような生成AIの挙動の進化が大きいです。

ChatGPTに何かを訪ねると、まるで人間に質問した時のように自然な答えが返ってくるのがすごいですよね。

ChatGPTは文章が主体ですが、他にも画像、動画、音楽、3Dの立体物など、生成AIの進化には目を見張るものがありますね。

この発展は、人間が教えていた、与えた情報を利用して答えを導き出していたこれまでのシステムと違い、コンピューターが自ら情報を収集し、それらの知識をためていくシステムが進化したからこその結果です。

これだけ聞くと、なんだか怖い感じがしますね。

いつかAIが自我に目覚めて人間を支配して・・・

なんて、SFみたいな展開もあるのかも!なんて思ってしまいます。

実際にそうなるかどうかは別として、このままのペースで進化していくと2045年には自我が目覚めるとかなんとか・・・

興味深くはありますが一旦置いておいて、
ジュエリーCADはもう、まんまパソコンですからね。
そして生成AIの発展が目覚ましいと。

そりゃもう、何も影響がないということはないでしょう!
きっともっと先へ進んだジュエリーCADが出てくるはずです。

とはいえAIは0から何かを生み出すことは苦手ですので、
例えばデザインを人間が考え、データは言葉を伝えるだけでAIが作ってくれる

そんな感じが想像しやすいですよね。
そうなればジュエリーCADコースでも扱っていきますので、お楽しみに!

今の時代のジュエリーCADは下のリンクから
https://lavaguejewelry.com/course/jewelrycad/

検索の仕方も変わってくる

こちらは変わって来る。
というよりもう変わって来てます。

たとえばスマホで何かを検索したとき、「AIによる概要を生成しますか?」というボタンが追加されていることに気付かれた方も多いのではないでしょうか。

そう、ついにGoogleにも検索結果にAIによる概要が表示されるようになりました。

それに伴い”ゼロクリックサーチ”という言葉をご存知でしょうか?

これは従来のようにGoogleやYahooなどの検索サイトで検索をかけても、ウェブサイトまで見に行かない、というものです。

わかりやすい例を挙げますと、

例えば今日の天気を知りたいと思いました。
そこでGoogleで「今日の天気」と調べました。
さて、この後のあなたの行動として、気象庁のホームページまで天気を確認しに行きますか?

もちろん行く人もいるでしょう。
ですが、そこまでは行かないな、と思った人が多いのではないかと思います。

というのも、「今日の天気」で検索をすると、検索結果で今日の天気がわかるからです。
わざわざ気象庁のホームページまで見に行かなくても、これで事足りてしまいます。

結果、検索をかけてもそこで終わり。どのページもクリックしない。
これがゼロクリックサーチです。

お店を検索すれば地図が表示され、
商品を検索すればショップの商品が並び、
料理を検索すればレシピがわかる。

しばらく前からこのゼロクリックサーチが一般的になっていましたが、
この流れをさらに引っ張っていくであろう技術がAIです。

検索で引っかかった大量のページをAIが見てわかりやすくまとめてくれるので、わざわざ自分でたくさんのサイトを訪問して情報を収集する必要がありません。

もしそこで満足する情報が得られればここで終わりですし、より詳しい情報を求める人は続けてAIに質問をすればさらに詳しく教えてくれます。

とても便利ですね。

SEOって必要?不要?

これまでホームページなどの検索対策をしてきた人であれば、
SEO対策について懸念されるんじゃないかと思います。

ここまで便利になるならもうホームページなんていらないんじゃない?
SEO対策しても意味ないんじゃない?
と思う方もいるかもしれません。

僕は、SEO対策は今後より重要なものになっていくと思います。

その理由として、

まず「AIにピックアップされるため」です。

AIに文章をピックアップされた際、ピックアップされたサイトがリンクで紹介されます。
このピックアップされるサイトはやはり自然検索で上位表示されているページが多いです。

基本的に検索上位に表示されるページというのは検索した内容に合致するページが出てくるはずですから、よくよく考えればそうですよね。
そのため上位でいる必要性が上がります。

次に「AIにピックアップされなかったときのため」です。

基本的にはピックアップされたいです。
しかしそんなにうまくいくとは限りません。
むしろうまくいかないときの方が多いでしょう。

もしそうなってしまった場合、検索結果として自分のサイトが表示されるのは「リスティング広告」や「AIの回答」の下からになります。

ページの上部をそのようなもので埋められてしまうと、この時点で表示される位置が下になってしまいますので、必然的にクリックされる率が下がってしまいます。
そのため、少しでも順位を上げておくことが大切になります。

そう、結局SEO対策自体は今後も必要だということですね。

「新しい仕組みに代わったからもうSEO対策いらないや~」と思った方。
まだ早いです。
引き続きがんばりましょう。

アントレプレナーコース

https://lavaguejewelry.com/course/entrepreneur/

最後に

とはいえこれは現段階での予想の話です。

今後さらにAIの技術が進化し、
出来ることが増えていくとまた変わっていくと思います。
今日の話が明日には覆ることだってあり得る話ですからね。

他にもAIについて現時点でも言えること、話したいことはたくさんあります。
というよりも僕はこういうの好きなので、未来がとても楽しみです。
なので本当は語りたくてしょうがないです!

もっと深堀りしたい内容については、長くなってしまうのでまた別の機会に詳しくお話しするとして、
次々と新しいことに対応しなくてはいけないのは大変だと思います。

ただ少なくとも我々が知り得た情報はそれぞれの授業の中などでもお伝えしていきますので、是非お役に立ててくださいね。

詳しい先生、いっぱいいますから!

ということで、アニーでした。

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