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2009年 12月 の投稿一覧

ジュエリーCADの普及がはじまる2010年

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まずは、年末みんな忙しいく過ごしていると思いますが来年に向けて僕も色々と準備をしています。

新しい年を迎えるにあたって、来年期待している事を少し書いてみようと思います。

まずは・・・

もう少しジュエリーCADが普及する環境がすすむ一年に2010年はなると思います。

それは、シーフォースローランドの努力が2010に実るという予想です。

まずは・・・ソフトウェアという観点からとにかくシーフォースの佐々木部長の戦略は面白い・・・

なんの話かというとライノゴールド(Rhino Gold)というソフトを日本で取り扱うに当たり、シーフォースが日本での販売元になったのですが・・・

その営業力と販売戦略は結果から言うと、来年度にCADの普及を促すキーポイントになると考えています。

まずは、営業力という点においては今までJCAD3匠をメインに据えていた、日本で唯一の宝飾の学校法人を取得しているヒコみずのジュエリーカレッジを説得しライノゴールドに切り返させたこと。

まぁ、これは説得というより実務者レベルでは数年前から変更をしたがっているという話が実を結んだという事だと思いますが・・・

東京校・大阪校ともライノゴールドを授業に取り入れる予定になった事。

もちろん採用の理由はいろいろあると思いますが、一つは低価格であるという事。

ちなみに、現在もっともユーザーが多いと言われているRhinoceros(ライノセラス)。これを単体で購入しても定価 \189,000 です。ここにジュエリー用のプラグインをのせるとプラス \100,000 前後します。実売では \250,000前後の価格で推移していると思いますが・・・

今回のライノゴールドの価格設定は とりあえず限定という事でライノセラスとジュエリーようのプラグインが付いて \165,900 という販売価格で売り出すそうです。

ライノセラスを単体で購入するより低価格です。

いろいろなコストを重ねて一般的にはユーザーのもとにどのような価格で販売していくかを決めるのも販売店の力の見せ所でもありますが、この価格は僕達ユーザーからすると、驚きの価格設定であるという印象です。

この事については、シーフォースの佐々木部長とは何度も話をしましたが、限定であるという事はつきますが、部長の思いには僕も共感を持つ事ができました。

“とにかく、ジュエリーCADを普及させていきたい。”

という熱い話を何度も聞かされました。その為には、シーフォースという会社がどのように取り組んでいくべきなのかを考えての戦略だそうです。

嫌われちゃうかな・・・なんて心配もしていましたが、これからジュエリーCADを学ぼうと考えている人達にとっては喜ぶ人はいても、怒る人はいないと思います。

少しでも普及を・・・、その為にはどうしたらいいのか・・・。そんな話を何度もしました。

もっと、価格を上げて利益を追求する事も可能だったはずです・・・

だけど、この価格。

実は、僕自身ライノゴールドというソフトを強力にお勧めするというスタンスではありませんでした。

僕にとって、大切な事はモデリングという部分です。良い事だとは思いませんがあまり見せるという事は気にしていませんでした。

しかし、3DESIGNなどのビジュアルが高いソフトウェアを意識して開発されたプラグインであるとの認識程度だったので、僕自身の実務とはほんの少し離れた所がクローズアップされているという印象でした。

だから、いいんじゃない・・・という感じの扱いだったのですが・・・

来年からは少し変わってきます。まずは大手の専門学校が切り替えた事。これはこれからの学生さん達の入口がこのソフトになるという事です。

そして、低価格であるという事。

アカデミックはライノがついて \66,000 。

そして、少しずつですがラヴァーグを筆頭にこのプラグインをサポートしてくれる環境が増えていく事が理由です。

良いのか、悪いのかはわかりませんが、この動きには他のソフトウェアのメーカーや販社も何らかの対応をしてくるはずです。

その動き自体が宝飾業界のCAD化をもう少し推し進める要因になるはずです。

また・・・

ハードウェアという点についてもとても面白い動きがあります。

詳細についてはもう少し煮詰まってからの発表になるとは思いますが。

一家に一台とは言えませんが、面白い動きがあるので、楽しみにしていてください。

ちなみに、ラヴァーグは年末にある業者と業務提携をする事になりました。

その詳細も年明けぐらいには発表できると思います。

さぁ今年もあと少し・・・

頑張ろう。

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今年も終わりですが・・・来年が始まります。

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という事で、今年が終わります。

ラヴァーグは明日まで開校しています・・・

今年は振り返って僕達より、周りがとても早く変化をしていった印象を受けます。

僕の周りでは大人な人達が多いので学ぶ事が多い一年間でした。

今年の後半からは、技術を身に付けている人達はどのように活用しているのだろう?という事が僕達の興味に変わり、活かしきれる環境を作る事が大切という事に気が付いた1年間でもありました。

ハワイアンジュエリーを教え始めた年でもありましたが。“ハワイの文化を広める”という約束を僕に条件としてハワイアンの技術を教えてくれた先生との約束はまだ始まったばかりです、今年はほんの少し前進できたと思います。

年末年始はハワイの工房に修行に行ってきます。

一番高い時期にいかなくてはいけないのが残念ですが、そうそう学校を空ける事もできないのでしょうがないです・・・

ハワイアンジュエリーブランドとしての“プアアリ”も順調に成長して、お客様も少しずつ増えてきています。

なんとなく、公表していませんでしたが・・・

今は、こんな感じです。http://www.puaally-hawaii.com/

先日もハワイアンのブライダルのオーダーを受けたのですが。原型はCADでつくって仕上げ後、最後に彫り上げるのですが、今まで積み重ねたものの結晶の気がして、お客様に渡した時には僕自身もとても嬉しかった事を覚えています。

お店も少しずつ、ハワイアンジュエリーが増えてきているので、ハワイでは頑張って作り込んでこようと思っています。

また、Webの大切さも痛感する今日この頃なので、更に頑張っていこうと思います。

真面目にジュエリーで仕事をする。という決意を持っている人達と一緒に何かを作り上げる事ができたらと思っている病み上がりでした・・・

みなさん、良い年を迎えてくださいね。

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タミフルって・・・

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効くね・・・

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ジュエリースクールに求められている事とは・・・

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先日、某広告代理店の営業マンと打ち合わせをする中、カルチャースクール業界が厳しいという話を聞いた。

ジュエリースクールだけではない。

陶芸や生花や料理教室なども厳しいという話。

理由は分かっている。

少なくとも僕は・・・いくつか思い当たる。

なぜなら僕達は直接生徒達のニーズの変化を感じ取っているから。

これは、僕がよく言う話・・・

景気が良い時は、なんとかソムリエとか陶芸とか彫金教室には人が集まる。

それは、有意義な時間を消費したいという人が多くなるから。

だけど、今は違う。

僕は100年生きていないから分からないけど、100年に一度の不況・・・

そして、それはこれからどれくらい続いていくのかが全く分からない。

だから、消費が冷え込み不安に備えるライフスタイルに変化している。

自分に投資し資格を取り、少しでも自分のステージをあげて、将来の収入を安定させる努力をする。

という時代になっているのだと思う。

だから、行政書士とか税理士とか、なんだかお金になりそうな資格取得の学校が伸びていたりする。

ただ、技術を教えるカルチャースクールに通うのか、ある程度認知されている資格を取得したほうが良いのか、今はどちらを選ぶ人が多いのかを考えれば分かってくる。

だけど・・・

僕は、有意義な時間を過ごす大切さをみんなには大事にはしてもらいたいと思う。

あせって、資格をとってもそんな人はいっぱいいるのだから。

毎年資格を取る人は増えていくのだから・・・

それよりも、楽しい友達がいっぱいいることの方が幸せでもあり、ビジネスにも強力に関係してくる力になる。

資格をいっぱい持っている人より、友達がいっぱいいる人の方がビジネスはうまく行ったりする。

先日、ジュエリーCADのオペレーターの人からの相談を受けた。

彼は僕よりCADのスキルが高いかもしれない・・・

だけど、これからの生活をどのようにこなしていけばいいのかが分からないと言う話。

就職するのか、独立するのか。

独立していても、就職し直してもいいとも思う。

いろいろな道がある。

就職するにしても、採用されやすいジュエリーCADデザイナーと採用したくないジュエリーCADデザイナーがいる。

その違いはいろいろある。

技術が足りなくても、ビジネスが上手くいっている人もいる。

技術があっても、ビジネスができない人もいる。

カルチャースクールを開いても、同じ事を教えているのに人が集まるところ、人が集まらないところ・・・

その違いを考えていかなくては、せっかくの技術を上手に活用する事ができない。

僕の学校には将来ジュエリーCADデザイナーになって就職をしたいという生徒もいる。

僕は技術も大切だけど、採用されやすい人間になる為の技術を学んでもらいたいと思う。

また、将来ジュエリースクールを経営したいという人もいっぱいいる。

ラヴァーグで学んだ技術を活用するという点において僕はスクール経営については苦労をしてきている分、相談にのってあげる事ができると思っている。

何が大切な事なのかは、社会の動向によっても変わってくる。教える事は変わらなくても、目的は変わってくるものだと思う。

今は、こんな時代に求められているジュエリースクールを僕達は目指していきたいと思う。

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小さな宝石屋さんの未来を考える・・・

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恵比寿・・・

ここには僕のお店を含めて実は7件ぐらいはジュエリーショップがある。

ジュエリーショップというか、シルバーアクセサリーショップといった方がよいお店もあるので、正確にはアリーを含めて3件ぐらいなのかもしれない・・・

もっとあるかもしれないけどね・・・

ラヴァーグの生徒達にも将来はお店を持ちたい・・・

という生徒もいる。

僕は、お店をもったから分かるけど、お店を持ったからうまくいくという事は絶対にない。

重要なのはどんなお店を持つのかという事。

“どんな”が大切。

「お店を持ちたい・・・」

「ブランドを持ちたい・・・」

を含めて“どんな”を考えてもらいたい。

ここ最近お店を閉めるという話もいくつか聞く。

立派なお店なのに・・・

なんで閉まってしまうのかを考えると・・・

“どんな”が少なかったりする。

どんなジュエリーショップ・ブランド?

商品がいっぱいあるジュエリーショップ・ブランド?

親切なジュエリーショップ・ブランド?

店員さんが素敵なジュエリーショップ・ブランド?

というように、“どんな”を立地や人材や予算を考えながら作り上げて行かなくてはいけないんだと思っている。

僕達も・・・

どんなジュエリースクール?

どんなジュエリーCADスクール?

という感じにね・・・

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