取材の旅日記

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みなさんこんばんわ!スタッフ中西です。

先日、名古屋・神戸・大阪へと取材の旅で駆け巡っておりました。

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今日は取材旅の様子をまとめていきたいなと思います。どうぞ気楽にお楽しみください~♪

一日目 名古屋への旅

最初の目的地である名古屋では、日比野にオープンした小さな一軒のジュエリーショップを取材させていただきました。

お店の名前は【TOUMEINA】

以前、LaVagueでジュエリーCADを学んでいらっしゃった野々垣仁美さんが、自宅のガレージを改装してお店を開かれたのです。

お会いするのは初めてでしたが、入社当初からLaVagueのWEBサイトに載っている「生徒ブランド紹介」のページでTOUMEINAさんのWEBページを見て以来、「なんて素敵でクオリティの高いジュエリーとWEBサイトなんだ・・・!」と印象深く、いつかお会いしてみたいなぁと思っておりました。

そんな憧れの方にお会いできることを楽しみにしながら、日比野の駅を降りたちました。

駅から約10分弱、閑静な住宅街に【TOUMEINA】はありました。

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少しドキドキしながら、扉を開いて野々垣さんとご対面。

優しく出迎えてくださった野々垣さん。美味しいコーヒーをいただきながら、自己紹介やなんとなくお互いの存在を知っていて今日お会いできるのが楽しみだったことなどを談笑してから、撮影を始めさせていただきました。

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初対面のはずなのに、色んな共通の人たちやジュエリーを通しての考え方などを話していくうちに、なんだか昔から知っていたような安心感が広がっていきました。

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並んでいるジュエリーはもちろんの事、ちょっとした小物や手作りの家具もこだわりが沢山詰まっているものばかり。

驚いたのは、ほとんど旦那さんと2人で色々0から調べてこのお店を作り上げたということ!

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静かな場所で、自分の「好き」を集めたお店を開いて、ジュエリー制作に没頭する。

それって沢山の女性の夢そのものなのではないのでしょうか。

たまに遊びに来る下校中の小学生たちの憩いの場ともなっているようで、夕方は少し賑やかになるようです。

そんな微笑ましいエピソードを聞かせていただきながらの撮影はあっという間に時間が経ってしまい、そろそろ次へ出発しなくてはならない時間となりました。

居心地が良すぎたり、野々垣さんとのお話が本当に楽しすぎて、後ろ髪を引っ張られながらお店を後に次へと向かいます。

 

【TOUMEINA】さんの取材記事は、後日改めてこちらの【Designers NEWS】で更新させていただきます。

書きたいことが溢れ出てしまっているので、丁寧に丁寧にまとめていきたいと思います。どうぞお楽しみに!

TOUMEINA 公式WEBサイト

 

Go to 神戸!

一件目の取材が終わり、次は神戸に向かいます。

気付けば、知らない地が不安過ぎて朝から何も食べていない・・・。

取材が終わったとたん安心したのか、お腹が急に空いたので旅の醍醐味である駅弁とお茶を車内で頂きました!

豊かな緑の景色を見ながら私が頬張っていたのは生姜ご飯の牛タン弁当。

牛タンの誘惑に負けてしまいましたが、味噌カツとかを食べるべきだった…と。お茶は静岡茶と大きく書いてありました。もうご当地めちゃめちゃ。(でもとってもおいしくて幸せでした。)

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お腹も落ち着き、少しうとうとしてきたころ神戸に到着でした。

到着後は三宮のホテルにチェックインしてから、校長先生とわざわざ半休をとって来てくれた長尾君と合流し、三宮の街をお散歩しました。

2~3駅分くらいあるんじゃないか?というくらい、とっても長い高架下のお店通りを歩いたり

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せっかく神戸に来たのだから!!!と

 

 

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頂いてしまいました。神戸牛。

牛タン弁当食べるんじゃなかったぁぁと一瞬後悔しましたが、なんのその。ペロッといただいてしまいました。

自分の食欲に少し引いた瞬間でした。

以前、食レポしていた芸人さんが「口の中でほどける感覚」と言っていましたが、まさに。

脂もお水みたいにサラサラしていて、これが神戸牛か・・・と無言で集中して味わってしまいました。

なんか食レポみたいになってしまいましたね。

神戸牛のあとは、IJKに出展している関東・関西の業者さん達と交流会に参加させていただきました。

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神戸国際宝飾展も、初日・2日目とかなり来場者数が多かったようで、盛り上がりを感じるとの情報を聞き、次の日の校長先生のセミナーへの期待が膨らみました。

この夜、松尾校長先生は沢山の仲間たちに歓迎され、交流会でもセミナーを楽しみにしてくださってる皆さんからの言葉に励まされたのではないかな?と思うような楽しくて温かい交流会となりました。

 

2日目 いよいよ神戸国際宝飾展!

本当に天気に恵まれたこの旅。

朝、まだ誰もいない時間に私たちは会場入りをしました。

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もうすぐ始まるのだなぁと、なぜか私が少し緊張して、校長先生はいつも通りでした。

会場でマイクの調整やカメラの設置などを終わらせて、控室で待っていると国際宝飾展の事務局長である松尾さんがご挨拶に伺って下さり、「なかなか普通の人では言いにくいことを、ズバッと言って新しい風を吹かせてくれるセミナーであることを期待しています!」と熱いエールを送ってくださいました。

そう、主催者の方達はセミナーを受ける側の人たちがどんな情報を求めていて、どんな人ならそのニーズに答えられるのかを探しているのです。

今回、校長先生が選ばれたのも真剣に宝飾業界の事を考えていて、人の顔色を窺わずに今やるべきこと・やめるべきことをストレートに発信し続けてきたからこそ、人の心に響くと太鼓判を押されたのではないのかな。とその言葉を聞いて感じました。

今、宝飾業界で本当に必要なことは生暖かい優しい遠回しな言い回しではなく、はっきりストレートに言ってくれることなのかもしれません。

 

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会場はほとんど満席でした。

予約に対しての当日の出席率は大体70%前後が普通と聞いていましたが、欠席者は誰もいないのでは…?と思うくらい。

司会者の方が校長先生のご紹介をしてくださってから、セミナーが始まりました。

 

序盤は軽い冗談を交えながら話はじめましたが、中々硬い空気で誰一人反応がなく、正直少し心配がよぎりました。

ですが、中盤に差し掛かるにつれて少しずつ受講者の方たちの反応が変わってくることが感じられました。

下を向いてレジメだけを眺めていた人が、顔をあげて校長先生の顔をしっかり見つめていました。

ペンを机に置いていた人たちが、メモを取る手が止まりませんでした。

背もたれにゆったり腰かけていた人たちが、前のめりになって座りなおしていました。

 

一つ一つ、なぜ現状が厳しいところはこうなのか。逆に上手くいってるところは何をしているのかをわかりやすくストレートな言葉で伝えていきます。

当てはまってしまったのかもしれない、苦い顔をした人。

校長先生の言葉にハッとして急いでメモを取る人。

腕を組んで考える人。

 

後ろから見ていて、こんなにも人の反応で会場の空気って変わるのか…と感心せずにはいられないシーンでした。

最初はウケなかった冗談も、後半では会場全員がくすくすと笑って和やかな雰囲気に。

好奇心や興味が沸いた相手に対しては仲良くなりたいと思うから、心を開いて笑ってくれます。まさにそんな感じでした。

 

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無事、セミナーも終了して名刺交換の時間。

あっこのシーンは撮らなきゃって気付いた時には半分ほどになってしまっていましたが、主催者の担当の方も「こんなに名刺交換に列ができること、中々無いですよ!」と。

何人かとお話しさせていただく機会があり、今すぐにでもこのセミナーを活かして活動を始めます!と、意気込んでいらっしゃる方達も多く感じました。

今回、このセミナーは大成功だったと言ってもいいのではないでしょうか。

 

無事終了してから

セミナーも無事終了し、私の取材の旅も終わりとなりました。

大阪へと移動して、いつもお世話になっている小玉さん(以前ブログでもご紹介させていただきました!)に大阪の案内をしてもらったり、小玉さんの工房にお邪魔させていただいたり。

夜、私は終電で東京に戻らなくてはならなかったため、少ししか参加できなかったのですが、大阪での宝飾業界の集まりにも少し顔を出させていただき、沢山の人たちと乾杯することが出来た旅となりました。

 

今回、2日間という短い時間でしたが、外に出て、外の空気を吸って、知らない人と出会ったり、見たことのない世界を見たりすることで気付くことって沢山あるのだなと思う貴重な旅となりました。

良い経験が出来たと思います。

 

結構長い長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

それでは、また!

 

中西

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