スクールの日常

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自分の工具を持つということ

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みなさんこんばんわー☆

さてさて、今日のブログのお題は「工具」です。

何かを作る際に必ず必要となってくる工具。Lavagueでは一通りの工具は貸し出しています。

ですが、私もそうだったんですが彫金を始めた頃、「あー私も遂にジュエリー製作の世界に入ったんだなー」と感じたのは、自分のMY工具を揃えた瞬間でした。

今はもう見慣れて馴染んできてますが、まだひとつひとつの工具が自分にとって新鮮だった頃、新品の工具を机に全部ずらっと並べて見ながらニヤニヤしてました。(冷静に考えると結構危ない図ですね)

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ですが、新品の工具って実はとても使いづらい。

工房の工具は既に使い込まれてて馴染んでいたので、感じなかったのですが、自分の工具はちゃんと自分で育てていかないといけないもの。でも、逆に使い込めば使い込むほど、自分の手に馴染んでいきます。

使って、馴染ませながらちゃんとメンテナンスをしていく。それを繰り返しながら工具を育てていくんです。

そうなってくると、やすり一つでも借りた工具が使いにくく感じます。

自分と一緒に成長していく工具達は本当、パートナーそのもの。

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それとね、工具は自分で使いやすい様に加工を加えていくものなんです。

作る作品は人によって違ってきます。曲線が多い作品だったり、平面が多かったり、繊細な細かいものだったり、ダイナミックな物だったり。

その作品に合わせて、やっとこの先を加工したり、シリコンポイントの形状を変えたり、タガネを削ったりして自分の使いやすい様に仕上げていく事もあります。

プロの職人さんは、やすりを自分で0から作ったりもするくらい。

仕上げの完成度に工具ってそれくらい重要なものなんです。

なかなか製作を始めたばっかりの頃って、作るのに夢中でそこまで気にならなかったりするんです。ですが、やっていくうちに必ず必要になってくる知識です。

私も色んな本読んだり、You Tube動画みたり、先生たちに教えてもらったりして現在も勉強中です。でも、なかなかメンテナンスの仕方って検索しても欲しい情報に辿り着けない事が多いんですよ…。

 

なので。

 

決めました。

 

Lavagueのテキストに、工具の育て方&メンテナンスの仕方を追加していく事を!!!

 

今までは聞かれていた生徒さんにはその場で教えたり提案していましたが、これはちゃんと統一して教えるべき事の一つだなぁと思いました。

なので、思い立ったらすぐ行動!今月からテキスト制作に取り組み始めまーす!!

 

 

完成は月末目標です!で、遅くても9月中旬には皆さんにお渡し予定です。

愛情込めて自分のマイ工具を育てていけるようにサポート体制整えるので、是非活用していってくださいね!

それに伴い、少し工具の仕入れを増やそうかなとも考えています。

時々進行状況をブログでもお伝えしていくので、お楽しみに♪

 

ではでは!中西でした。

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Newスタッフ紹介!!!

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みなさんこんばんわ!

いやいや、あっっっついですね!!!!!朝方も夕方も全然涼しくならないですね!!!!

最近、みんなLavagueに着いた瞬間まず真っ先にクーラーと扇風機の下に行って、「甦る~」って言ってるのをよく見かけます。笑

駅から5分弱といえど、暑いもんは暑いから、まずは涼しんで落ち着いてから制作スタートしてくださいねっ

 

さてさて、もう何人かはご存知かもしれませんが、Lavagueに新しいスタッフが仲間入りしました!!!

現在は月曜日をメインに来て下さってるので、まだお会いしてない方もいるかと思いますが!

その方がこちら!!!

高橋さん1

 

高橋紀之先生です☆

ジュエリー制作歴12年。色々な工房で職人を経て、現在は自身のブランド【Somon】を立ち上げ、ジュエリーデザイナーとして独立する傍らで、今まで職人として培ってきた技術や知識をLavagueの講師という形で、3F工房の生徒の皆さん達に教えて下さいます!

さて、では早速簡単に高橋さんに質問してみましょう。

 

【Q よく、誰に似ていると言われますか?】

【A.今田耕司、槇原敬之、オリラジのアッちゃん、小藪(声が)】

 

【Q 得意技は何ですか?】

【A. リング内側の早磨き(鏡面)・猫と仲良くなる。】

 

【Q 人生最後に何を食べたいですか?】

【A. 妻の作ったおにぎり。】

 

本当に声が小藪そっくりです。声だけでなく、やや関西混じりの訛りも加わって目を閉じるとそこに小藪がいます。

この前、リングの内側鏡面磨きの早技見せてもらいましたが、すっごいです。気になる人は是非見せてもらってください。すっごいです。一見の価値ありだし解説付きでわかりやすいです。

奥さんの作ってくれたおにぎりが最後に食べたいものって、、、。そんな旦那さんがいつか欲しいです。。。

そして、何より綺麗好きです。普段なかなか手を付けられていない細かい掃除や整理整頓や、なんなら棚作ってくれちゃってます。高橋さんの断捨離のおかげで、Lavagueが少しづつ綺麗になっていきます!

そんな小藪さん・・・ではなく高橋さんから皆さんへ一言です☆

「関西訛りで話しますが、横浜生まれ横浜育ちです。作品の仕上げ(磨き)については自信があるので、仕上げが苦手な方にアドバイス出来ると思います。

顔は怖いですが、話しかけてみると優しい人なので気軽に話しかけて下さい。私からもアグレッシブに話しかけていきます。宜しくお願いします。」

高橋さん2

ちょいちょい言葉の合間にユーモア挟んでくる高橋さん。けっこうジワジワくる感じです。笑

みんな、安心してどんどん質問して、高橋さんから色んな事を学んでいってくださいね☆

とりあえず、小藪ボイスを確認してみましょ。

 

ではでは、暑いですが楽しい夏の夜を!

以上、中西でした!

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最近Lavagueでは

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皆さん、こんばんわ!

ここ数日、晴天続きで一気に気温も上がって、いよいよ夏本番を向かえましたね!!!気温と一緒に私のテンションも上昇中です!(夏好きなもので)

 

さてさて、最近のLavagueでは生徒の皆さんにアンケートを書いてもらっています。

ブログ写真

なんの為のアンケートなのかというと

「なぜ沢山あるジュエリースクールの中からLavagueを選んでくれたのか」

「今後Lavagueに期待することとは何か」

「Lavagueに改善していってもらいたいこととは何か」

ということを聞いていくアンケートです。

 

今後Lavagueが成長していくにあたって、私たちの憶測で物事を進めていくのではなく、選んで通ってくださってる皆さんから良いところや改善してほしい要望をまずはきちん聞いて、意義のある成長の為に時間を使っていきたいなと思ったからです。

中には、奄美大島や愛知県、福岡等の離れた地方からLavagueに通う為にわざわざ上京してきて下さったり、新幹線に乗って通学して下さってる生徒さんもいらっしゃいます。

そんな方たちの為にも、(もちろん、その方たちだけではありませんが!)入る前と入った後のギャップがあってはいけないなと思っています。

不満があっても家族や恋人や友人だったら言い易いけど、上司やスクールの先生にはなかなか言いづらいことってありますよね。。。なので、今回は書き込み式のアンケートで聞いてみました。

おかげさまで、沢山の生徒さんたちが快く協力してくださり、現在45名分のアンケートが集まりました。

回収したアンケートに目を通してみると、長時間・毎日Lavagueにいるスタッフだと、なかなか気付きにくい点でハッとしたり、みんなもっとこんな事が学びたいんだなぁ、こんなシステムを取り入れてもらいたいんだぁ・・・というところが明確に伝わってきます。

読んでて本当に嬉しくなる声もいっぱいありました。なんて素敵な生徒さんばっかりなんだろう。。。って。

私自身、Lavagueのスタッフとしてはまだ1年ちょっとですが、こんなに居心地の良い職場ってなかなかないなぁと思うのです。なぜなら、Lavagueに集まる人が本当に素敵な方たちばかりだから。

そんな皆さんの声を聞いて、改めて襟元を正すところと、私達が頑張っていることはちゃんと皆さんの為になっている部分を再確認することが出来ました。

アンケートの実施は定期的にやっていくべきだなぁとも感じました。

 

まだまだいっぱい改善できるところはあるし、目的が具体的になると私たちも動き易くなります。

通ってる生徒さん達が本当にLavagueで良かったと全員が思えるジュエリースクールを目指して、Lavagueスタッフ達は一層頑張っていくので、今回アンケートにご協力してくださった皆さんは楽しみにしていてくださいね!

アンケートは今も書いてもらってるので、私まだ書いてない!って方がいましたら、先生に声かけて下さいねー!

ちなみに、書いて下さった方たちには日頃の感謝も込めてキャスト代でも工具買うときでも、レーザー溶接機使用するときでも、Lavagueでなら何にでも使える¥1000円引きチケットもお渡ししてますのでね!

また、皆さんがLavagueを選んでくれた理由も公開できるように現在、レビューを載せた新しいWEBページも作成中です!

Lavagueに興味を持った方は、現在通ってる生徒さんの生の声を参考にしてみてくださいね!近日公開予定なので完成を楽しみに!

では、良い初夏の夜をお過ごしください!

中西

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ジュエリーを作る理由

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こんばんわ。

今日は少しお勉強した話を。

皆さん、矢野経済研究所ってご存知ですか?

色々な市場の調査をして、自分の知りたい市場のデーターを検索すると、1年の振り返りや今後の動向を予想してレポートにまとめて発表してくれている企業さんです。

調査価値の高いレポートは有料となっていますが、無料で公開しているレポートもとても質が高く、大変勉強になります。

興味のある方は是非どうぞ。→矢野経済研究所

最近知った私は、宝飾品市場についてのレポートを2011年と今年度の2015年のものに目を通してみました。

なぜ2011年か。

それは東日本大震災があった年です。

日本にとって、とても悲しい出来事のあった時、私たちがいつも真剣に向き合っているジュエリーはどんな役割を果たしてくれたのか。ジュエリーに出来た事とは何だったのか。という事が知りたかったからです。

予想していたのは私達が大切にしている事とは裏腹に、ジュエリーは贅沢品の一種なので買い控えが増えて、市場は冷え込んでしまったのではないだろうか・・・ということでした。

当時、私は大学卒業の年でした。

美大に通っていた私は、1年かけて準備してきた所属ゼミの修了展示会の準備を終え、いよいよ展示初日を迎えホッとしていた直後、震災は起こりました。

もちろん展示は中止となり、自粛ムードの中、卒業式も中止でした。

それでも、何も文句はありませんでした。

生きていられたことに感謝すらしたからです。

日本中が被災地の方達を思い、悲しみに包まれ、全てにおいて控えた年でもありました。

あの何とも言えない空気は今でも時々思い出します。

 

ですが、宝飾市場の売上推移のグラフを見て驚きました。

多少下がっているものの、ほとんど前年度の2010年と変わらない結果となっていました。

まるで何事もなかったかのように。

 

矢野経済研究所のレポートには以下のような考察文が記載されていました。

「2011年に入ると、同年3月の東日本大震災による消費マインドの低迷が大いに懸念されたものの、”絆”を大事にしようという気持ちから、それを表現するためのアイテムとしてジュエリーが浮上し、ブライダルジュエリー、ペアジュエリーを中心に動きが見られ始めた。」

 

この文章を読んだとき、私達がジュエリーを作る上で一番大切にしていて、誇りに思っていることがちゃんと広く浸透している事に、心から嬉しく感じました。

 

ジュエリーとは、愛する気持ちや、感謝の気持ち、目に見えない「絆」や「約束」を形にして身に着けられるものなんです。

普段、日常では感じない危機感や悲壮感を目の前にしたとき、人は人との繋がりに改めて向き合います。

当たり前に大切な人が側にいてくれていることが、どれだけ幸せなことなのかに気付き

感謝の気持ちと、これからの未来を想います。

その想いを形に出来るもの、いつでも身に着けられることが出来るもの、簡単には壊れたり劣化したりしないもの。

それがジュエリーなんです。

震災があり、日本の為にジュエリーに関わる人たちが出来たことは、人が気付いた大切な気持ちを形にして、人と人の強い繋がりをもたらすことでした。

 

私たちLavagueのスタッフ達は、ジュエリーの作り方を教えている講師たちです。

私達が教えて、ジュエリーを作ることが出来るようになったその先に、一体何があるのか。

自分がジュエリーを作れるようになると、大事な友人や、家族、お世話になった方々や、支えてくれている人達の大切な気持ちを、形にすることが出来るようになるのです。

自分の為のジュエリーを作れるようになる事も、もちろん嬉しい。

趣味として技術を追求していくことも、すごく楽しい。だってとても奥深い世界なんだから。

 

最初はそれでいいんだと思います。きっかけは何でもいいんです。

でも、ジュエリーだからこそ出来る事というのも知っておいてほしいとも思ってもいます。

今回このブログを書いたのも、改めて調べてみて、データーの結果に納得して、皆さんに伝えたいと思ったから。

Lavagueでは、独立起業に繋げるジュエリー製作を教えていますが、そういった「ジュエリーだからこそ出来ること」の一番知っておいてもらいたい大切な部分も、アントレプレナーコースでは最初にお話をしています。

お金設けの為のビジネスではなく、素晴らしい仕事をしていると胸を張ってほしいですからね。

ジュエリーにしか出来ない事って沢山あるんです。今回のお話はほんの一部です。

これからジュエリー製作を始めてみたいな。という方や、ジュエリー製作をすることに壁を感じてしまった方に読んでいただけたら幸いです。

 

長くなってしましたが、今日はこの辺で。

中西

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彫金教室の探し方~講師編~

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皆さんこんにちわ!

今日は久々に彫金教室の探し方を書きたいなと思います。

今までスクールの授業料のことだったり設備の事を書いてきました。

今回は講師の選び方について焦点を絞っていきたいなと思います。

 

さて、どのスクールのホームページにも、必ず講師のプロフィールが載っていますね。

有名校出身の先生だったり、数々の賞を受賞している先生だったり、留学して本場で技術を習得してきた先生だったり。

世のスクールには沢山の魅力的な先生たちがいらっしゃいます。

技術を直接習うのだから、やっぱり優秀な先生の元で習いたいですよね。

ブログ用写真

さて、Lavagueはどんな講師たちがいるのか

まず、Lavagueジュエリースクールに入学したことで、卒業するときにはどんな人になっていてもらいたいのか。

それは、コースを終了したときにはジュエリー制作で学んだ技術を活かしてコンスタントに収入を得られ、生活を安定させられる人たちになってもらいたいと考えています。

つまり、ジュエリービジネスが出来る人です。

それを教えられる人とはどんな人なのでしょうか?

 

時代と共にモノの売り方や発信の仕方、流行のスタイルは常に変わっています。

Facebookが10年前にはなかったように、SNSの普及によって今は発信力がとても強い時代です。

SNSやWEBサイトが主流な時代とそうでなかった時代では、アプローチの仕方がまるで変わってきますよね。

 

大げさな例えですが、「昔ブランドを持ったことがある人」ではなく、「現在もブランドを成長させ続けられている人」がジュエリービジネスを教えていく人として必要になってくると思わないでしょうか?

 

LavagueはハワイアンジュエリーPua allyのお店直営のスクールです。

講師たちはPua allyの商品開発や制作、商品の品質向上、WEBサイトデザイン、ブランディングやマーケティングのすべてを手掛けているクリエイター達です。

世の中のジュエリービジネスの動向を敏感に体感しています。

常に現場で試しては失敗したり成功したりしているので、何が必要で、何が不必要だったのかという新鮮な情報を生徒さんには提供することが出来ます。

恵比寿の一等地にお店を維持し続けられて、最近ではVogueやGQやゼクシィにも掲載出来るようになってきたブランド。

運だけでここまで来たわけではないんです。確実にブランドを成長させる方法は存在します。

そういったノウハウをアントレプレナーコースでは教えています。

制作技術はもちろん、それだけではどうにもならないところも私たちは教えられます。

それが、Lavagueの講師たちです。

 

スクールを選ぶ際に考えてもらいたいのは

・自分はジュエリーで賞を取りたかったり、ひたすら技術を磨いていきたい職人思考なのか。

・ビジネスを視野に入れてジュエリー制作を始めてみたいのか

というところを考えてみて下さいね。

技術を極めて行く事やコンクールでの受賞を目標とするのならば、受賞歴の多い講師の方や熟練の職人講師がいるところの方があなたの為になると思います。

ジュエリービジネスを本気でやって、誰かの一生ものを作りつつ、生活していきたいと考えているなら、一度Lavagueに見学や相談に来てみて下さい。

 

もちろん、長く楽しめる趣味としての方も沢山いらっしゃいます。

そんな方達が、いつか自分の作ってきた作品たちを一つの形にまとめたくなったとき、私達ならお手伝いも出来ますよ。

具体的にどんなことをやるのか気になる方は、Lavagueのアントレプレナーコースに詳細が載っているのと、実際に出来たブランドのホームページLINK集をチェックしてみて下さいね☆

 

アントレプレナーコース

生徒さんHP紹介ページ

 

このシリーズ書くとつい長くなってしまいますが、今日はこの辺で。

最後まで読んでくだっさってありがとうございました!

中西

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