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2011年 9月 の投稿一覧

夏よどこまでも・・・

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という事で、僕の周りの宝飾関連の人達は忙しい毎日をお過ごしだと思いますが、頑張っていきましょう。

ところで、なぜこの時期は忙しいのかというと・・・

僕達のいる業界は12月のクリスマスに販売のピークを迎えます。

12月に販売のピークという事は・・・

雑誌などのプロモーションの締め切りは10月ぐらいに締め切りになります。

そこにどのような商品を掲載していくか・・・

どのようなトレンドを生み出すのか・・・

などなどは夏には決めていかなくてはいけないのです。

そして、今メーカーの営業の人達は、全国各地の小売店を回って、クリスマス商戦の受注を一生懸命とっているという感じです。

その営業チームに仕事をしてもらう為には、生産チームは、企画からサンプルアップ。量産体制まで今やらなくてはいけないという事なのです。

僕達も夏に強いハワイアンジュエリーは一年の中で暑い時期が勝負の時期だったりしますが・・・

やはり、クリスマス商戦に向けての商品開発も同時に進行していかなくていけないのが、ここ最近の仕事がたまりがちになってしまっている言い訳です・・・

今が一番忙しいのが、特にジュエリーCADがらみの原型開発に携わっている人達です。

ので・・・

ブログの更新も少し余裕がなかったり・・・

するのでした。

まぁ、量産はこれから本当にピークを迎えていくのですが、大きいロットは海外に流れていっていますよね。

そういうえば、10月からはジュエリー協会がブライダルのプロモーションを開始するそうです。

ブライダル。

僕自身も数年前から生徒達にも、ここに力を入れていく事を力説していましたが、僕達の業界のパフォーマンスやクオリティーを発揮する最良のステージだと僕も思っています。

アパレル関連のファッションジュエリーに追い込まれている中、数少ない高いクオリティーを求められるブライダルジュエリー。

しかし、ちまたではブライダルジュエリーが震災のおかげで結婚する人が増え、売り上げが上がっている。

という話を良く聞きますが。

ここで、ひとつ気をつけなくてはいけない事があります。

前倒しの結婚による特需だとしたら・・・

その効果は短いはずです。

そして、その後は前倒しによる結婚が終了した結果。

あまり婚姻数が伸びない時期に突入する可能性もあります。

あるはずです。

その時の為に、いま何を準備していく事が必要なのかを特需にわく傍ら考えていかなくてはいけない。

という事を忘れないでもらいたいと思います。

震災で人口が増えたわけではないのですから・・・

僕も、よく考えて答えを見つけていこうと思います。

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心の動かし方。

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ジュエリーを作る。

ジュエリーをデザインする。

ジュエリーCADでモデリングする。

ハワイアンジュエリーを彫り上げる。

いろいろな仕事をしている人がいるし、目指している人もいる。

一言で、デザインする。

というと、何をする事を指しているのか。

僕も最初の頃、デザインというと“形”をデザインするというイメージだった。

いい形。綺麗な形。美しい形。新しい形。付け心地がいい形。

形にもいろいろとある。

いろいろな意見もあるかもしれないけれども。

僕はジュエリーをデザインする。

という一言には、形以外のモノも含まれているし、含まれなくてはいけないと思っている。

形以外とは・・・

例えば、自分がつくったジュエリーを小売店に卸したときの事を考えてもらいたい。

もし、形しかデザインしていなかった場合、その商品のセールスポイントは“新商品”ですよ・・・。しか店員さんは言えないかもしれない。

お客はそれだけでは心を動かしてはくれない。

どんな新商品なのか。

なぜ、この形なのか。

どんなストーリーがこのジュエリーにはあるのか。

こんな話をお店に立っている店員さんが話をする事ができるのと、出来ないのでは売る側も買う側も楽であったりする。

今日は、お店に立って接客をしていた。

店長のあきちゃんがあ珍しく日曜日にお休みになってしまっていたからだ。

何組かの接客をしていると、盛り上がれるお客さんと、そうではないお客さんがいるという事が分かる。

もちろん、天気の話を含めコミュニケーションをとった後の話ではあるが・・・

説明がしやすいジュエリーとそうではないジュエリーがある。

形の真意は見るだけではなかなかお客には伝わらない。

伝わらないと、心は動かない。

やはり、形だけのデザインではなく、文字によるデザインも必要なのだ。

ひとつひとつのジュエリーには、なぜこうなっているのかが説明がつき、そこに素敵なストーリーがあるようにデザインをする事がとても重要になってくる。

デザインとは、形とストーリーもデザインしなくてはいけない。という事を販売をしている現場では感じる事ができる。

国語力。

コピーライト力。

そんな力もジュエリーデザインには必要だと思う今日の出来事でした。

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ハワイアンジュエリーの心。

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この写真は、今作っている新しいカタログの表紙の写真です。

もちろん、“プアアリ”のカタログ写真です。

前々から色々な所で言っているように、ベストという事ではなくマストという事で。

ブライダルジュエリーには力を入れていって下さいとの話をしていますが。

指輪をつくる。

という事だけではいけない。

という話も繰り返してしまっていますが、下請けの加工業者として生きていくなら、指輪を作る技術を極めていくのもありだと思います。

しかし、自分自身のブランドをつくる。

とか・・・

宝飾関連の企業で働いていて自社の商品を販売して、その売り上げを伸ばしていくという事を考えているなら、それだけでは足りないという話です。

ちなみに・・・

「僕は商品を売っていきたい。」

という人達と話をする時に、一番最初に使えるお金の額を聞くようにしています。

いくらいいアドバイスをしても、できない予算の話をしてしまっては意味がないからです。

個人でも企業でも使えるお金。投資してもいいお金は決まっています。

そのスケールに合わせて僕達の経験を元に話をするようにしています。

話は少し戻って。

この写真。

僕はこの写真にはとてもこだわりを持っていたりします。

どういう事かというと・・・

僕達のブランドでもある“プアアリ”はハワイアンジュエリーブランドとして売り出しています。

ここに来るまで、いろいろな経過を経ていますが、ジュエリーの事だけではなくハワイという島についていろいろと研究を重ねています。

そして、ハワイアンジュエリーというものがどのように生まれて、どのように伝えられてきたかという話は諸説あるので、僕なりに信憑性があるな・・・と思っている話は今度また欠いてみようと思います。

そんな中。

代々受け継がれていく大切なモノとして、ハワイの文化の中にハワイアンジュエリーというものがあったりします。

先祖の名前を刻んだリングやバングルを身につけて、大切な人を忘れないという思いを込めて受け継がれていくものだったりするのです。

おばあちゃんから母親へ、母親から子供へ、そしてその子供が大人になって自分達の子供に受けついでいく。

そんな意味があるのがハワイアンジュエリーの心だったりします。

僕達はそれをどう伝えていこうか?どんなイメージをつくりあげていこうか?

そんな事をみんなでアイデアを出し合いました。

そして、出来上がったのがこの一枚の写真です。

子供の手と大人の手をつないでいる写真です。

親から子へ・・・

それを表現したかったのです。

ジュエリーのカタログというと・・・

いろいろと調べたのですが、綺麗で美しいものが多かったです。

そんな中、ほんの少し他より目に付く為には・・・

手にとって見たくなるのは・・・

そんな事も考えてこうなりました。

書いてしまうとあっという間ですが、このイメージをひねり出すのは大変でした。

ちなみに・・・

最初に予算という話を少し書きましたが。

この写真の手タレは・・・

僕の息子の手です。

それと、3歳の男の子を育てながらラヴァーグのスタッフとして頑張っているお母さんの手です。

モデルを用意するお金はなかったのです。

でも、今はこれで良かったと思っています。

お金が少なかったら、少ないなりにアイデアを出して良い物を作り上げることはできるという話をしたかった事と。

指輪をつくる以外のいろいろなスキルが必要になるという話しをしたかったのです。

どんなカタログをつくるべなのかを考える技術。

どんな写真を撮るべきかを考える技術。

写真を撮る技術。

写真を加工する技術。

いっぱいありますよね。

大変だなと思いつつ、やっていかなくてはいけないので頑張っていきます。

追伸

もう息子も5歳になって随分大人になってきましたが、僕も息子に何かを伝えていく事ができればと思っている今日この頃の話でした。

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フェイスブック始めてみました。

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という事で、フェイスブック始めてみました。

ツイッターやフェイスブックにポンポン飛びつく事が出来なかったけど。

夏の最初の頃、なんとなくアカウントを取ってみた。

最初は熱が入らずほったらかしにしていたけれども、ここ最近「フェイスブックやっていますか?」と聞かれる機会が増えたから、とりあえずはじめてみました。

“松尾琢磨”で検索すると出るらしいです。

まだ、何が起こるかわかっていません。

何ができるのかもわかっていません。

ただ、さっき同じマンションの友人から友達承認の依頼が来たのは、なんとなく嬉しかったです。

友達。

増えるといいな・・・

という事で、少しはじめてみます。

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えっ!そういう事?なるほどね。

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今日は、ジャパンジュエリーアカデミーのレセプションパーティーに呼ばれているから、行ってきます。

という話。

先日、JJAの人がわざわざラヴァーグに来て、パーティに来ませんかというお誘いを受けた。

同時に、JJAの生徒達の展示会をやるとの事で、ポスターやらフライヤーやらをいただいた。

それを学校の中に置いたり張ったりしてある。

そんな中。

どうして同業他社のプロモーションに協力しているのですか?

ブログなどにも紹介して?

と聞かれた。

JJFでもそんな話をいただいた。

なるほど・・・

そう思っちゃうよね・・・

同業他社だしね・・・

JJAはジュエリースクール。ラヴァーグもジュエリースクール。

立地も恵比寿と五反田。

商圏もかぶる。

なるほど・・・

僕が紹介するのをおかしいと思う理由もわかる。

だけど、あらためてここで書いておきたい。

僕は、他がなくなってラヴァーグだけが残るような産業ではいけないと思っている。

伸びている業界は同業他社同士で磨きあいしのぎを削って成長していくものだ。

ラヴァーグも今まであったジュエリースクールがあってこそ、ラヴァーグの良い点を作り上げる事ができた。

そして、いろいろな学校で学んできた人がそこでは学べなかった事をラヴァーグに学びにきてくれている。

産業の発展があってこそ、ラヴァーグの成長があると思っている。

だから、他のジュエリースクールが元気になり、伸びていく事は長い目で見て必ず良い事が起こってくる。

あるジュエリースクールに生徒がいっぱい集まって、その生徒達が工具をいっぱい買うようになれば、工具屋さんも潤って工具が安く買えるようになるかもしれないでしょ。

あるジュエリースクールでジュエリーCADを学ぶ人が増えてくれれば、造形サービスビューローに仕事が増えて、造形代を安く出来るようになるかもしれないでしょ。

いろいろなメリットが生まれてくる。

一生懸命他の粗を探して発表していく人も昔からいるけれども、そういう所が伸びているのを感じた事はあまりない。

一緒に成長できる仲間がいてこそ、自分自身の成長もあるからだ。

だから・・・

僕は日本全国の彫金教室や銀粘土教室やジュエリーCADを教えている所には生徒が集まってもらいたいと思っている。

まぁ、なかなか理解はしてもらえないかもしれないけど・・・

産業が成長してこその話があるのだ。

縮小している産業の中でシェアを上げていっても意味がない。

という話を分かってくれる人は多いと思っている今日この頃でした。

他の人のあらを探して言っている人もいるけれども、そういうスタンスの所は長い目で見ると必ずいなくなってしまう。

人は、見ているものだ。

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