Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/lavague/lavaguejewelry.com/public_html/matsuo/wp-includes/post-template.php on line 293

2010年 4月 の投稿一覧

作る能力と伝える能力。

Pocket

ジュエリーCADスクールや、ジュエリースクールの優劣を付ける事は難しい・・・

それぞれの学校にはそれぞれのビジョンがある。

それは、比べる事もできない。

ただひとつ教師・先生に求められる資質というのは同じだと思う。

それは・・・

能力が高い、技術が高いという人が必ずしも良い先生ではない。

ということである。

もちろん、技術や能力は高いほうが良い。

その上で、伝える能力が高いのか低いのかが重要になってくる。

自分の思いを話せる人は多い・・・

頭の中に思いついた事をどんどん言葉に変える事が出来る人もいる。

ただ・・・

同じ事を繰り返したり、同じ人に同じ事を説明してしまったり、今日は上手に伝えられた・・・、今日はあまり伝える事が出来なかった・・・。

そんな事は多くの人が経験している事だと思う。

簡潔に分かり易く伝える。

文字をビジュアルに変える。

言葉を映像に変える。

文字だけの読み物よりも、写真はフローチャートなどに言葉を変換できる能力があると、とても相手に伝わりやすくなる。

ジュエリーも同じ。

良いものを作っても、写真を撮るのが上手くいかないと本当のよさは手にとって見ないとわからなくなってしまう。

だけど、商圏を広げてビジネスを考えるなら、それでは厳しい・・・

伝える能力を磨く。

そんな事を学問として取り組み始めたラヴァーグジュエリースクール。

これはね・・・

こんな話をすると分かりやすい・・・

営業の人は、僕達がいるから物が売れるのだ・・・

と思っている。

職人さん達は、僕達が良いモノを作っているからモノが売れるのだ・・・

と思っている。

売れているのは、それぞれ僕達のおかげ・・・

と思っている。

もちろん、お互いに感謝をして認め合っている人達もいる。

営業がいてくれているから・・・

職人さんがいてくれているから・・・

こういう風にお互いを認め合う事ができている人達は気がついている。

どちらかだけでは駄目だと言う事を・・・

両方が必要だと言う事を・・・

比べるものではない・・・

両方が必要。

この事をこれからモノを売る。

サービスを売る。

と言う事を考えている人は分かってもらいたい。

例えば、写真を撮る。

カメラマン。

がいる。

と思っている人はもう1歩。

実は、多くのイメージ写真の撮影現場には、カメラマンとスタイリストという仕事がある。

スタイリストの仕事とカメラマンの仕事の違いを理解しなくてはいけなかったりする。

スタイリストの役割とカメラマンの役割の違いを理解している事はジュエリー写真を撮る事において、とても重要。

そんな事を学んでいる人と知らない人では伝える能力に差が出てきてしまうから・・・

作る能力(職人)と伝える能力(営業)この2つを学ぶ事を僕は気が付いてもらいたいと思っている。

さぁ今日もがんばります。

Pocket

エヴァンスサミット。

Pocket

ということで、エヴァンスサミットなるものが開催されます。

日時 四月十七日(土曜日)

時間 午後一時三十分~午後五時

場所 台東一丁目区民館

交通機関 地下鉄日比谷線「秋葉原駅」徒歩7分

所在地

〒 110-0016 台東区台東1-25-5

      TEL:03-3834-4408

という事です。

基本的にはエヴァンスエディションユーザーを対象にした新機能の説明会です。

僕自身は請け負い業務でCADを使う時には、エヴァンスエディションを使用しています。

主催者のなるしまさんと、アミュールの伊藤さんと3人で甲府で熱い夜を過ごしてからもうそろそろ5年近くたちます・・・

あのころの3人でいろいろと話をしていたのがとても懐かしい思い出です。

なるしまさんが今回の企画を思いついてしまったんでしょうね・・・

いてもたってもいられない様子が目に浮かびます・・・

もう2週間をきっていますが、こんな短期間に開催をするのは、熱意があるからなのだと思います。

内容は、AIのたけださんを含め、いとうさんと、なるしまさんがそれぞれのジュエリーCADの使いかたや、新しいコマンド解説をしてくれるそうです。

僕のほうでは、CADを学んだ後の活用方法について僕の経験と思いを少しだけ話すことになりました。

ラヴァーグにCADを学ぶ為に来ている人達にいつも話している話を、生徒以外に話す機会はあまりないので、上手に話すことができるかは分かりませんが、がんばってみようと思います。

急なスケジュールなのでみなさん忙しいとは思いますが、興味があるかたは足を運んでみてください。

僕の話は、エヴァンスに限らず、どのCADユーザーでもOKな話をするつもりです。

これからの宝飾業界について、どのようなスタンスでビジネスを成長させていくべきなのかを一緒に考えていければと思います。

ちなみに・・・

エヴァンスユーザー以外のかたも参加可能です。

濃い人達の集まりになりそうな予感もしますが・・・

参加希望の方や、もっと詳しい内容を知りたい方は生徒以外でもかまわないので、ご連絡ください。

現地でお会いできるのを楽しみにしています。

ちなみに・・・

僕は個人的に、たけださんに会う事を楽しみにしています。

いろいろな所での武勇伝が聞こえてくるのでどんな人か楽しみです。

こういう機会は新しい出会いがあるので、大切に出来たらと思います。

Pocket

狼の遠吠え・・・

Pocket

矢野総研にいったときのお話・・・

僕は熱意を持って、自分なりの論理を持っていつも話している。

なぜ、僕が矢野総研に行ったのかというと、僕の考え方を客観的に判断をしてもらいたかったのが一番かな・・・

宝飾業界のマーケティングをしてきた権威にこれからの宝飾業界の展望を僕なりに話をした。

そして、それはただの評論にならないように、僕なりの対策や提案をぶつけてみた。

その考え方についてのアドバイスをもらいたかったから、一生懸命話をしてきた。

まずは、準備をしっかりする事。

そういうアドバイスをもらった。

僕のアイデアは面白いけど、どのくらいのスピード感と現実感を持っているのかを分かり易く説明できなければいけない。

そして・・・

それが、協賛をする企業にどれくらいの具体的なメリットがあるのかを説明できないといけない。

どんなに正しくても・・・

どんなに面白くても・・・

しっかりと準備をして、足並みをそろえないと狼の遠吠えに終わってしまう。

というアドバイスももらった。

ここからが勝負なんだろうな・・・

あっ・・・

そういえば、JCAD勉強する事になった。

どちらかというと、JCADのセールスプロモーションを一緒に考えていくという感じかな・・・

以外でしょ・・・

みんなに驚かれるけど・・・

僕なりにチャレンジしたいと思ったから。

また、うちのスタッフには負担をかけるかもしれない。

たぶん、かけるのだろう・・・

少しずつがんばっていこうね・・・

JCADのスペシャリストがサポートしてくれるって言ってたから・・・

大丈夫だよ・・・

ラヴァーグは・・・

Pocket

日本人の良識。

Pocket

昨日は御徒町でいろいろな人と集まって色々な話をした。

これからの宝飾業界についての話。

僕は最近真剣に変える事ができないかと考えている。

僕達が変わる事ももちろんだけど、お客さんたちの僕達の業界に対する意識を。

そんな話題に集まってくれる人もいるし、なかなか伝わらない人もいる。

まぁだいたい他愛もない話だったけど・・・

だけど、ある話を聞いた。

うる覚えの話・・・

タイかどこかだったと思う・・・

ラルフローレンかどこかのブランドだったと思う・・・

いくつもその国に出店していたのに、ほとんど撤退して、もう空港の免税店にしかそのブランドはなくなってしまっている。

との話。

理由は、コピー商品がとても多く出回ってしまった。

との事。

みんなコピーを買って、正規品を買わなくなってしまった結果、撤退。

日本ではそんな事が起こらないと思う・・・

それはコピー品を欲しがる人がいないはずだから・・・

僕の周りでは少なくてもそうだと思う。

日本の宝飾のマーケットは縮小している。

だけど、僕は何とかなると思っているし、なんとかしたいと思っている。

それが、ラヴァーグに集まる生徒達のためだとも思っている。

評論家にならないように、具体的な行動を起こして行きたい。

今日はこれから矢野総研にいっていろいろなビジョンを広げてみようと思っている。

日本のマーケットの良識にしっかりと答えられるように僕達がなっていこうと思う今日この頃でした。

Pocket

比較をする。

Pocket

正直、僕自身も比較をされたくない事もいくつかある。

だけど、比較をして欲しいところもある。

それは・・・

こんな話。

中古車情報誌のカーセンサー。

僕も昔この雑誌をじっくり見て車を買った事がある。

とても便利。

相場観が分かり易く、比較もできた。

だけど・・・

あの雑誌が発刊される前の中古車業界は業者主導で価格が決められていたそう。

だよね・・・

消費者は価格の比較ができないから、30万円の車でもその業者が150万円と言ったら、信じて買うしかなかった。

だけど・・・

カーセンサーができた事によって、多くの中古車屋が倒産した。

何故か・・・

30万円の車を150万円で売る事ができなくなってしまったから。

同じ程度の同じ年式の車の相場を普通のお客でも知れるようになったから。

だから、カーセンサーの役割はとても大きい・・・

客を見て料金を変える事が出来なくなったから。

相手を見て価格を変える。

これが、あると新規で仕事を頼みにくい・・・

相手を見て価格を変えない中古車屋が残った・・・

宝飾業界は・・・

だれか、知り合いの紹介。それもその事を詳しく知っていたり、相場観のある人の紹介がなくては、僕も怖くて頼めない・・・

だから、僕ですら、新しい加工業者や素材の購入業者は人の紹介で取引を開始する場合が多い・・・

そして・・・

その後の比較をする事はあまりしない・・・

というより、比較する能力を身に付けるにはそれなりの知識が必要だったりするので難しい。

担当者を信じて・・・

その会社を信じて取引をし続ける。

実は、新しくてすばらしい努力をしている業者が現れているのに、知る事ができないまま取引をつづけてしまう・・・

信頼ができる人が教えてくれるまで・・・

僕の役割やラヴァーグの役割を少しずつ考える今日この頃・・・

でした。

Pocket