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2010年 4月 の投稿一覧

ゴールドプレーティング・ゴールドフィルド

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僕はね・・・

信頼。

っていう言葉を良く使う。

地金の買取をお店でやっていると・・・

K18の刻印があるのに、磁石にカチャってくっついたりする商品があったりする。

K18GPって刻印が押してある商品をK18だと思って持ってくる人もいる。

K18GFって刻印が押してある商品をK18だと思って持ってくる人もいる。

ゴールドプレーティング・ゴールドフィルド。

僕は宝飾業界で普段仕事をしているからそれぞれの言葉の意味を知っている。

だけど・・・

それを知らずに、金だと思って購入したり、プレゼントされたりしているのに何らかの事情があるのだけれど、それを売りに来る人に買えない旨を伝えると・・・

びっくりしたり、残念そうな顔をさせてしまう事がある・・・

お客が勉強不足。

という考え方もできる。

だけど、売る方が説明不足という考え方も出来る。

ゴールドフィルド。

という素材。

僕はとても素晴らしいと思う。

それ自体が悪いわけじゃない。

学校でも使う事がある。

だけど、それをK18と勘違いしてしまうような売り方をしたりしてはいけないと思う。

コスチュームジュエリーってどうして生まれたのかを聞いたことがある。

宝飾の凄いのを日常で使うのはちょっと・・・

という時に、同じデザインで真鍮やガラスを使って楽しむ為の日常使用を目的としたジュエリー。

という感じだったと思う。

ちゃんとそういうもんだと説明をしてくれるのであれば、何も貴金属や宝石である必要なんてない。

けして裕福ではないけれど、少ない予算でファッションを楽しむ。という考え方があったっておかしくない。

僕らは、そんな人達にも僕らの技術を使っておしゃれを楽しんでもらう為に、いろいろな技術を身に付けたり、設備を投入している。

だから、GPやGFが悪い訳ではない。

ちゃんとしっかり勘違いがないように情報を発信する事が大切と思う。

対面販売をしている所では、このような勘違いはたぶん生まれてこないはずである・・・

だけど、顔を合わせない、ネットショップやいろいろな商品が置いてあるセレクトショップなどでは、もしかしたらそんな説明を省いてしまっているのかもしれない。

しっかりと説明をしている所もある。

だけど、そうではない所ある。

ふと、そんな事が未来に何を招くのかを考える今日この頃でした・・・

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ひとりに話す。みんなに話す。

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昨日は、緊張した。

思っていた所より、大きくてしっかりとしたホール。

来ている人も大きいメーカーの偉い人たちや、小売店から加工業者まで。

短期間での集客だったので、フレンドリーに会議室ぐらいの規模での話だろう・・・

そんなに人はいないだろう・・・

顔見知りの中での話になるだろう・・・

と思っていた。

午前中にすまさなくてはいけない仕事があったので、ぎりぎりになってしまった。

だけど、お昼を食べていなかったので、マックによって現地に着いたら食べようね・・・

と思っていたら、全くそんな雰囲気じゃなかった。

反省しています。

僕の担当部分も、ざっくりと話をまとめる事ができなかった気がして、上手く伝えられなかった。

結局、みんなで安心ができる宝飾業界に作り直そう。

という事を言いたかったんだよね・・・

ひとりに話しかけるのと、大きなところでみんなに話す。

って思っていたより、大変だった。

そんな中でも、いとうさんとたけださんの話のキーワードは“シングルサーフェス”。

制御点編集のノウハウ。

といった所。

ポリゴンライクなライノの使い方。JCADライクなライノの使い方。と言った方が分かりやすいかもしれない。

伊藤さんは相変わらず、新しいモノを見つけてくる能力が高い。

出せない情報の中でも随分洗練して教えてくれていた。

武田さんの問題は難しかった・・・

あの人、天才だな・・・

積み上げてきた時間を感じる話だった。

考えた事がなかった事だったけど。

とても面白い。

もっと、いろいろと教えてもらいたくなった。

楽しい人だった。

なるしまさんの2次会の乾杯の顔。

嬉しそうだったな・・・

3次会のなるしまさんはみんなに沢山アドバイスを受けていた。

エヴァンス。

もっと良くなるんだろうな・・・

フレンドリーなソフトウェアのベンダーから、企業として安心と信頼ができるベンダーに成長していく可能性を感じた。

みんな、なるしまさんを友達のように思っているのだろうな・・・

それと色々な人にも会えた。

倉田さん。悪い事絶対しない話し方だった。

AYAの鈴木さん。あの人が僕が話をしている時に一番支えになってくれた。

そういえば、武田さんも同じ事言ってたな。かとうさんが支えてくれたって・・・

むそうさん・・・。本物の職人。お父さんにしかられている気分になった。本当にジュエリーメイキングにこだわりがあるんだろうな・・・

ああいう人が一番信用できる。

4次会では失礼しました。精進していこうと思います。

小池さん良い人だったな・・・

本当に良い人の匂いがする・・・

チャンピオンなのに謙虚だし、やさしい・・・

あと、プラディアの鈴木さん

ちょっとしか話せなかったけど、謙虚な良い人だった。

久保田さんは、あのねこのイメージからすると創造できないくらいのプロレスラーみたいだった。

たけださんと久保田さんが並んで座っていると、プロレスラーが2人いるぐらいの感じ・・・

久保田さん、気配り上手なひとだったな・・・。

幹事向き・・・

プチの渡辺さんも、スタッフのように機敏にみんなのお手伝いをしていた。

机や椅子をかたずけている姿を見て感心した。

基本的にやっぱり、この業界の職人さんてみんな良い人たち。

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何でも作れる人より、何を作ったらいいのかを分かっている人になる。

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今日はね・・・

こんな話。

僕の周りには、何でも作れると言う人がいる。

キャリアもある。技術もある。

だけど、何でも作れるようになる事は凄いけど。

何を作ったらいいのかを分かっている人も凄い。

そう・・・

何でも作れるという業者も多い。

だけど、仕事が最近ない・・・

なんて話もある。

僕も下請けとして色々な所と取引をしている中、こんな依頼を受ける。

大手のジュエリーメーカーなのに・・・

なんか、いい企画ないですか?

なんか一緒に考えてくれませんか。

と言われる事もよくある。

そう・・・

何を作るのか。

それをどうやって、プロモーションしていくのか。

そんな事に頭を悩めている人もいる。

何を作ったら良いのかを考えてみると。

まったく違う能力が必要だという事が分かる。

作るものさえ決まっていれば、どんどん作れる人達がいるのに、何を作ったら良いのか分からず、とりあえず作ってみると・・・

技術はすごいけど・・・

お客がつかない商品になってしまう事はよくある。

僕も痛い経験をしている・・・

何でも作れるような気になった時は、いい気分だったけど・・・

何を作ったらいいのかは分からない時期があった。

それを、見つける能力を磨く事を忘れないで欲しいと思う今日この頃です。

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神戸国際宝飾展(IJK)。

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に・・・

今年も誘ってもらえる事になりました。

3年目かな・・・

神戸に行くのは・・・

意外と、羽田からすぐなんだよね・・・

ハワイアンジュエリーのデモンストレーションでね。

鈴峯のブースで彫らせてもらいます。

そういうえば・・・

あきちゃんて本当にディスプレイが上手。

店内ディスプレイやショウケースのディスプレイって難しい。

統一感。

ゴージャス感。

コンセプトごとのシーン作り。

おぉ・・・これがスタイリストの仕事だ。

あきちゃんはアリーのスタイリスト。

という事なんだよね。

最初のスタートは20代後半のOLをターゲットにという事でスタートしたアリー。

もう、なんとか売ろうとしたけど、全然だめだった。

その後、オーダーショップにシフトして、ピアスの専門店としてネットにも力を入れ、今はハワイアンジュエリーショップとして変化をした。

だから、店内の雰囲気も様変わり・・・

売り方も変わる。

昔、死んでいたデザインが、ほんの少しの彫りでよみがえり、お客様に喜んでもらえてる・・・

本当に、時間がかかったけどハワイアンをこの場所でスタートできて良かった。

そして、昨日。

店内のディスプレイをフルモデルチェンジ。

おとといより前にアリーの店内を見た人には、本当に見てもらいたい・・・

同じ商品なのに、飾り方で劇的に変化する・・・

それを実感した。

あんなに売れなかった商品なのに・・・

そういえば、プアアリのプロモーションもいろいろな所でスタートしていて、Viviやサーフィンライフなどに掲載し始めている。

意外とレスポンスが高い。

サーフィンライフのレスポンスが高くてびっくりした。

嬉しくて、プアアリのペンダントを付けてくれているサーファーに電話しまくってしまった。

みんな嬉しそうだった・・・

発売の次の日には雑誌を見たというお客さんが来てくれる。

ネットショップも同時に動き出す。

しびれる。

夏が待ち遠しい・・・

それと・・・

あらためて、こんな僕を毎年神戸に連れて行ってくれる鈴峯のみなさんありがとうございます。

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人の話を聞く能力。

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いろいろな能力がある中・・・

僕は、この聞く能力という事もこれからの宝飾業界に必要な能力だと考えている。

聞く。

意外と難しい・・・

僕も、上手く聞けていない事が多い・・・

何かと、僕の考えやものさしで図っていることを話してしまう。

もちろん、アドバイスを求めている時もある・・・

しかし、アドバイスではなくて、同意を求められている時もある・・・

ただ、聴いて欲しい時もある・・・

聞いて欲しいだけの時と、アドバイスをしてもらいたい時を見極めるのが難しい・・・

どうしてもでしゃばってしまいがちになる。

僕は、お店を経営している中で、フルオーダーの仕事をいかに増やしていくかを考えていろいろなオペレーションを実行している。

フルオーダーというのは・・・

相手の意向をくみ上げる事がとても大切。

そう・・・

聞く能力。

こちらの思いを伝える能力も必要だけど・・・

聞く能力も同じ位必要。

そして、そっとアドバイス・・・

慎重に・・・

相手の意見を認めつつ・・・

少しずつ僕達の経験からくるアドバイスをして誘導していく・・・

早すぎてもダメ。

遅すぎてもダメ。

相手の顔色。

相手の声色。

いろいろな所を見ながら聞いていく。

そんな風に上手に聞く能力もジュエリービジネスをする人達には求められていくのだと思う。

という話でした。

さぁ、エヴァンスサミットが近づいてきました。

どんな話をすればいいのでしょうかね・・・

思案中です。

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