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2008年 4月 の投稿一覧

ブランドをつくる。Part3

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さて、ここまできて大切な事をもうひとつ。

ブランド名をスラングにするにあたり、僕が考えた大切な事があります。

それは集客という視点です。

ちなみに、僕はとても大きな失敗をした事があります。

それは、僕自身が経営しているアリージュエリー・・・

当時、店舗を出すという事で頭がいっぱいで・・・

何にお金をかけたらいいのか・・・

どれは後回しにできるのか・・・

最初にお金をかけなくてはいけない事はなんななのか・・・

なんて事、ほとんど考えていませんでした。

とにかく、ショップを作ろう!なんて勢いで作ってしまいました。

ブランド名も今ほどこだわりはありませんでした。

だから・・・

最初は大失敗。

いいお店をつくって商品を並べました。

売れなかった・・・

ぜんぜんお客様がこなかった・・・

本当に大変でした。

お店を用意して、商品を用意しても売れるわけではないという事を痛感しました。

でもね・・・

そんな大失敗があるから、今があるんだけどね・・・

あーーー大変だった・・・

本当に、お店や商品を作る事より、人が来る理由をつくる事が大切なのです。

そこが、最初は分からなかった・・・

だって、習わなかったら。

ジュエリースクールやジュエリーの工場では・・・

そして、そんな失敗をした僕からみんなに言っておきたい事。

人を集めるというのは大変。

一度きりなら出来るかもしれないけど・・・

継続して集めるのは本当に大変。

だからね・・・

そんな大変な事を考えるのはやめて・・・

人を集めるのではなく。

人が集まっている所にこちらから行きましょう。

一万人を集めるより。

一万人集まっている所に行く方が簡単です。

そんな視点を忘れないように気をつけてください。

ちなみに、この話は店舗運営の話ではなく、ブランドコンセプトの話ね。

自分のデザインをなんとか、一万人の人に知ってもらうのではなく。

一万人が集まっているところへ、その人達が好きそうなデザインをつくろうね。

という事。

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ブランドをつくるもうひとつの条件。

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僕の学校ではもちろんジュエリーCADを勉強している人も多いのですが、手作りで彫金やワックス・銀粘土を学んでいる人達もたくさんいます。

そういう理由で僕が商品をつくる場合、ジュエリーCADは使わないで作るという条件で商品を作るということになりました。

とにかく、丁寧にブランドをつくりあげていこうと思います。

早速ですが、ブランド名が決まりました。

結論から言うと“スラング”というブランド名になりました。

実は、最初は違いました・・・

最初の企画の段階では“バイカーズ&ロッカーズ”というブランド名になり、ロゴを作るところまで進んでしまいました。

ロゴはアニーにつくってもらっちゃいました。

ブランド名を何故スラングにしたかというと・・・

まずは僕の頭の中の条件として、見て分かるブランド名にしよう!という条件があったからです。

だから、バイカーズ&ロッカーズ。

素材はお金がないので必然的に銀になります。

どういう人達がシルバーアクセを身に付けているのかを考えると、バイクに乗っている人や、音楽を頑張っている人達だったからです。

その人達に分かりやすいブランド名という事で“バイカーズ&ロッカーズ”になったんですが・・・

商品企画をしていく上で、僕がもうひとつ重要だと思っている事があって、以前にもブログで書きましたが、商品の形のデザインより売り方やキャッチコピーが大切であるという事を書きました。

マリッジリングの俄(にわか)のそれです・・・

だから、僕も言葉を大切にするブランドにしよう!という事になったのです。

そして、バイクを乗る人や音楽をやる人達はそもそも何にあこがれて、音楽やバイクを始めるのだろうと考えたのでした・・・

何にあこがれて始めたのだろう・・・

なんとなく書店に足を運び、いま何が流行っているのかをいろいろな本を立ち読みして、気になった雑誌を買い、コーヒーを飲みながら考えました。

そして、僕が行き着いたキーワードがあります。

それは“悪”と“エロ”でした。

悪くて、エロいという事が、今はそんなにマイナスのイメージになっていない事に気がつきました。

ちょい悪おやじ・・・

不良おやじ・・・

エロかわいい・・・

エロかっこいい・・・

全て、前向きな言葉として捕らえられています。

一昔前だったら、不良といったら、プラスよりもマイナスのイメージのほうが先行していたはずなのに・・・

不良おやじ・・・なんて言ったら、今はかっこいい、いい男ぐらいのイメージになっています。

ふーーーーーん・・・

そうなんだ・・・

というところから、悪くて、エロい言葉について研究をはじめました。

まずは、アマゾンでいろいろな書籍を集める事にしました。

そして、そこにでてきたのが、スラングです。

悪い言葉、エロい言葉、が集まっていました。

ちなみに、あんまり悪くて、エロ過ぎるのは一般的にうけないので、チョイ悪、チョイエロ狙いで行こうと思っています・・・

スラングを集めていくと、バイカーズ&ロッカーズだけではなく、ヒップホップのダンスを踊っている人達にもニーズがあるという事がわかりました。

だから、ブランド名は“バイカーズ&ロッカーズ&ダンサーズ”になりかけましたが・・・

さすがに、みんなに反対され、よく考えて、“スラング”になったのでした。

スラングという言葉自体に既にだいぶ認知度があり、この単語からイメージされるものが割りと具体的にあるというのも、この名前にした理由でもあります。

まぁ続きはまた今度・・・

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何故、ホームページをつくる能力が必要なのか?

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それはね・・・

ものを売るという事をしたいのであれば、確かに売るものは必要です。

僕の場合、売る物をつくるという事はなんとかクリアしていますが・・・

モノがあって、次に売る為に必要なものは宣伝をすることなんですが・・・

彫金の学校を経営したいという人が、相談しにくる事があるのですが、

地域情報誌の“ぱど”なんかに生徒募集の広告をうったのですが、生徒が来ない・・・なんて相談を受けたりもします。

僕も、同じ苦労をした事があります。そして、今思っている事は、広告をうつ準備ができていない学校やスモールブランドが多い。

準備ができていないのに、お金を払って広告をうってしまっている。

という事を感じます。

例えば、シルバーアクセサリーマガジンなんかに、ニューブランドとして、毎号新しいブランドが紹介されますが・・・

しっかりと準備をして、広告をうてているブランドと、準備なしに広告をうってしまっているブランドとがあります。

もったいないな・・・

せっかくお金を出して、この雑誌に載せたのに・・・

という事が起こってしまわないように、広告をうつ準備ぐらいはしっかりとやっていこうという事で、自分でホームページをつくる勉強をはじめてみました。

ホームページをつくる勉強をするかたわら、ドメインの取得はさっそくしてみました。

ドメインとは http://www.lavaguejewelry.com/というホームページのアドレスの事です。

ぼくは、バリュードメインというところで、自分の取得したいドメインが空いているかをチェックしました。

僕が取得したいドメインは・・・空いていませんでした・・・

いろいろと工夫して、なんとか許容範囲のドメインを取得する事ができました。

という風に、すこしずつ前進しています。

まぁ予算があればプロに頼んでしまう事もできますが・・・

今回は自分でできる事は自分でつくるですからね・・・

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さて・・・ゼロからブランドを作ってみよう!

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という企画を立てて、実は最近行動しています。

これは、生徒とこんな話をしている時から生まれました。

お金がないと、ブランドって出来ないんですかね?

という話。

ちなみに、僕らがいうブランドとは、生活ができるぐらいの売り上げが最低でもある商品力やブランド力をさします。

ブランドを作る事は簡単です。

でも・・・

売るのはとっても難しい・・・

だから、僕もみんなと同じ条件でゼロからブランドを作ってみようと思います。

当然、お金をかけずにしっかりと作りこんでいく事にします。

少しだけハンデがみんなからするとあります。

みんなよりほんの少しモノづくりを先にはじめているので、これは少しだけ、僕が有利かもしれません。

でも、それはしょうがない・・・

さて、僕が最初に取り組み始めたのは当然。

どういう商品をつくっていくのか?

条件はいくつかあります。

まずはお金がそんなにないので、銀を使います。(金やプラチナをつかったら、みんなが真似をできないので・・・)

本業に負担がないようにがんばります。(みんなも本業があるので)

というように、極力生徒と同じ条件でスタートをしてみます。

という事で、まずはブランド名を決めていく作業をしました。

いろいろ考えて、決めました。

でも、今はブログ上では内緒・・・

次に、商品企画を決めました。

とりあえず、サンプルを作ってみました・・・

みんなに見てもらいました。

反応を確認してみました。(案外いい反応・・・)

普段の仕事は忙しい事と、商業ベースで考えていくと、ひとつ作るのに、何日もかけていられません。もっといったら、受注生産ぐらいにしたいものです。

在庫もあんまりかかえたくないので・・・

さて、ブランド名と商品コンセプトが決まったので、次はプロモーションの戦略を立てます。

当然、お金がないので、自分でがんばるしかありません。

ちなみに、ラヴァーグ関連のホームページは小野寺先生が担当してくれているので、僕自身は、文章を書くぐらいはできましたが、ホームページをつくる事はさっぱりわかりません。

だけど、お金はかけれないので、ホームページは自分でつくるしかありません。

幸いなことに、ホームページを作成するソフトはいくつか学校にありました。

ドリームウィーバー・ホームページビルダー・フロントページ・なんだか一通りあったのですが・・・

正直、僕が使いこなせる自身がありませんでした。

そして、ホームページ作成ソフトの選別からスタートさせました。

見つけました・・・

僕でも、かっこいいサイトができそうなホームページ作成ソフトを・・・

という事で、今はホームページを勉強し始めています。

詳細は少しずつ・・・

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特別なホワイトゴールド・・・プレミアムホワイト。

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というのがあるのを知っていますか?

ちなみに、貴金属で使われているゴールドは大雑把に分けると、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなどに分かれています。

ブシュロンなんかでは、チョコレートゴールドなんてのも使っています。

いろいろな金属を混ぜあわせて、色々な色をつくるのですが、一般的には、ホワイトゴールドには、パラジウムや銀を混ぜて、あの金の金色を薄めていく感じになります。

だから、うっすら黄色い金属なのが、実はホワイトゴールド・・・

ほとんどのホワイトゴールドの商品はロジウムメッキ処理をしていて、いわゆる、ぴかぴかの表面処理をしています。

でもね・・・

メッキって剥げてくるんだよね・・・、だから、うちのお店でも修理を受けるときには、ホワイトゴールドだけは、割高。サイズを直したりした後に、メッキ処理をしなくてはいけないから・・・

でも、そんなもんだと思っていました。

でもね・・・

いろいろな所で、いろいろな人が、いろいろな事を考えているのね・・・

今日、赤坂ユニベイスの赤坂部長とコーヒーを飲んでいるときに、なんとなく壁に貼ってあるチラシを見ていたら・・・

プレミアムホワイト!という未来の新素材・変わらぬ輝き!

メッキの必要なし!

ずっと白いから安心!

なんて地金があるというのを知りました。

去年の9月に発表した地金だそうです。

見せてもらいました。

ロジウム処理したホワイトゴールドと比べると、ほんの少しプラチナ寄り・・・

でもね、メッキをしていないというのは、割金(わりがね)を金とパラジウムだけで割る、パラ100%というホワイトゴールドに近いのかもしれませんが。

ホワイトでメッキをしなくて、プラチナみたいな雰囲気で金の値段で作れるとしたら・・・

プラチナが高騰している中の新しい選択肢としては、一見の価値があると思いました。

でもね・・・

そんな面白そうな地金をたぶん・・・

ほとんどの人が知らない・・・

プレミアムホワイト・・・

なんて僕が勉強不足もありますが・・・

知らなかった・・・

今日は、赤坂部長からいろいろと資料をもらったので、よく見てみようと思いますが・・・

もし、本当に良いものだったとしても・・・知らなかったら使えないよね・・・

生意気なようですが・・・

本当に宝飾業界はプロモーションが上手じゃない・・・

もっとうまくやれば、みんなもっと動けるはずなのに・・・

小売店で、プラチナが高くてものが売れない、作れない。なんて話をもしかしたら、緩和する可能性があるかもしれないのに・・・

もったいない・・・

せっかく作ったのに・・・

ほんの少しプロモーションを工夫すればいいのに・・・

もったいない・・・

まぁこれからまだまだやる事があるというのは、希望が持てるけどね・・・

という事で、このプレミアムホワイトについてはもう少し調べてみようと思います。

興味がある人は問い合わせしてきてください・・・

知ってる事は教えます。

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