彫金教室の探し方 ~設備編②-ジュエリーCAD?~

Pocket

皆様、明けましておめでとうございます!!!

新しい年、2015年の抱負や今年の目標は決まりましたか??

Lavagueは今年、大きな目標を立てています。目標達成の為、今着々と動き始めています。

この目標は生徒の皆さんたちにとっても嬉しいニュースになるはず!

まだ確約ていない為、ここでは発表出来ないのですが、近々ご報告出来るはずなので、楽しみにしていてくださいね☆

そんな感じでLavagueはフルパワーで動き始めています!今年も宜しくお願い致します!

 

さて、今日は彫金教室の探し方~設備編~の第2弾目を更新しようと思います!

今年、ジュエリー制作を始めてみようかなと考えてる方に最新のジュエリー制作の現場をちょっとだけお伝えしていきますね☆

ジュエリーCADってご存知ですか?

CADは聞いたことある方も多いのではないかと思います。簡単に説明するとパソコンで3Dの設計図作ること。建築関係の方は特によく使われるのではないでしょうか?

つまりジュエリーの設計図をパソコン上で作るのがジュエリーCADです。

?ジュエリーCAD

かなり実際のイメージに近いところまで作り込めるのが凄いところ!

ただ、PCの中で設計図を作れるようになるだけでは、なんとなく物足りないですよね。。。

Lavagueでは、データーから実物を作るまでの全行程を学べます。

では、どのような流れでデーターから実物になっていくのかを説明していきますね!

 

まず、Rhino(ライノ)というCADソフトで設計図を作っていきます。

ライノセロスでジュエリーCAD

データー完成後、こちらの造形機へデーターを送ります。

切削機

もともとはこういったWAXという蝋のかたまりをこの機械に設置します。

ロストWAX

そうすると、このWAX切削機の先端の針がデーター通りの形に寸分の狂いもなく掘りおこしてくれます。

ジュエリーCADデーター出力中

そして出来上がった原型の針痕や中についてるサポーターを外し、きれいに整えたのがこちら!ちゃんとリングの形になってますね!(撮影の都合上、上記のデーターと造形機内のリングの形が異なります。)

ジュエリーCADワックス原型

この原型を鋳造してくれる業者さんのところへ持っていきます。

鋳造とは、この原型を石膏等で型取りして、原型の形の空洞を作り、そこに溶けた金属を流し込むと、この原型と全く同じ形の金属が出来上がることです。

ここで金種が選べます。シルバー・ゴールド・プラチナと好きな金種を業者さんに指定します。

約1週間後、先程の緑色の原型がこのような状態で出来上がってきます。

今回はシルバーでお願いしたものです。

ジュエリーCAD鋳造後

この白い状態から、湯口(金属を流し込む際に出来る通り道)を取ったり、磨いたり、石留めの等の仕上げ作業をしていきます。

丹念に磨き上げた完成品こちら!

ジュエリーCAD仕上げ完了

データー通りのものが出来上がりました!!!

CADの凄いところは、全く同じデザインのままサイズを調整したものをいくつでも作れたり、大量生産がしやすいところだったり

手作りだと最初からゴールドやプラチナで作るのは少し勇気がいりますが、CADならデーターさえしっかりしていれば失敗というのが無い為、ゴールドやプラチナの作品が作りやすいというのも利点だったり

一年足らずでお店に並べてもおかしくないようなハイクオリティの作品が作れるところです。

 

ジュエリーCAD完成品サンプル

上の写真の作品達は手作業で同じクオリティのものを作るとしたら、それこそ10年以上の修業が必要となってきます。

だけど、今年からジュエリー制作を始めたとしても、約半年後にはこれくらいの作品は作れるようになってしまうでしょう。(もちろん、まじめに勉強した人はですが。)

どうせ作るのなら、本格的なものを。

将来、少しづつでも販売やビジネスを考えて作り始めたいと考えている方。

是非一度、Lavagueに見学に来てみませんか?WAX切削機を見れる機会だけでもなかなか貴重ですし。

パソコンルームと彫金工房があるからこそ出来るこのコース。

体験や見学をご希望される方はこちらからどうぞ!

 

そんな感じで、新年一発目から長文になってしまいましたが、

本年も宜しくお願い致します☆

 

中西

Pocket

SNSでもご購読できます。