ジュエリービジネスをスタートする為に必要な資格

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つい先日の出来事。

 

資格を取得して活用している方々に取得のきっかけやどうやって利益につなげられるようになったのかをインタビューした資格専門誌「稼げる資格」からLavagueを拠点にジュエリーブランド「H JEWELRY」を展開している平松ひとみさんに取材のオファーがありました。

 

ジュエリーの世界にも宝石鑑定・技能認定士資格やファッションコーディネーターの資格など、持っているとお客様に対して商品をご案内する際の説得力が増すものは色々あります。

 

でも実は、ジュエリーブランドを立ち上げてビジネスにする為に必ずなくてはならない資格というのは特別ありません。

 

ではなぜ資格専門誌からオファーがきたのか?
minneやCreema、iichiなどのハンドメイドアクセサリー、クラフト作品通販サイトの普及やネットショップ参入が手軽になった今、売れる人とそうでない人の差が出始めてきています。

自分で作って売る事を経験した人が増えた分だけ良いモノ、目を引くモノを作って並べるだけでは選んでもらう事が難しいという事を実感した人が増えているのだそうです。

 

つまり、売る技術を資格と同じレベルで求めている人が多くなってきているのだと。

 

そこで、ジュエリー制作の技術と同時にアントレプレナーコース(←カリキュラム詳細はこちらから)

で売る技術を学んで成長を続けるH JEWELRYの話が聞きたいということでした。

ジュエリーデザイナー 撮影

【ブランド立ち上げから反響を実感するまで】

 

平松さんは元々は他業種の仕事を日々頑張っていた中で、いつか大好きなジュエリーを仕事にしてみたいという思いを持っていました。
その思いの実現に向かって一歩を踏み出したターニングポイントや現状、これから目指すブランドのカタチについての話を中心に取材は続いていきました。

 

僕はここ数年Lavagueを拠点に活動しているデザイナーさんのこういった取材に立ち会うことが増えてきていているのですが、みなさんいつも楽しそうに取材を受けていてインタビュー中も撮影中も笑顔が絶えません。

 

思えば「こうなりたい!」という理想はあるものの、ジュエリーを作ったこともなければ売り方も始め方も分からない。という状態で平松さんがLavagueに話を聞きにきたのが一昨年の事。

 

そこから凄いバイタリティーで多くを吸収していき、昨年12月に開催されたDesigner’sFesta2015に初出展。
来場者アンケートによる人気投票で1位に輝きました。

 

 

さらに何が凄いかというと、まだ小さいお子さんを育てながらの活動だというところ。
展示会商品制作期間中はさすがに寝る時間がほとんど取れなかった、と笑っていました。
自宅でのWEB作業もビジネスが前進している充実感が勝っていて苦にならなかった、とも。

 

 

その甲斐あって展示会4日間の売上げだけで、売上げベースではあるもののLavagueに支払っていただいたコース受講料の半分を超えていました。
授業料の元を取るまであと少しです。

 

 

これは、僕達スクールスタッフにとってもすごくうれしい事です。
売上げ高や反響はもちろん100%デザイナーさん達の努力の結果ですが、同時に僕達が授業で伝えている事の方向性が間違っていないんだという自信になります。

 

 

最近では覚醒した勢いそのままに僕達を追い抜いていくブランドも出てきました。
少し複雑ですが励みになります。
置いていかれないように頑張って僕達が身につけた技術や情報をまた生徒さん達に還元する事で常に良い循環をもたらせる様に。
スクール全体の底上げを目指してLavagueを選んでくれているみんなで盛り上がっていけるように、と思ってスタッフは日々動いています。

ジュエリー物撮りの準備中

 

その流れで一つ良い報告があります。

 

 

ここ数年日本のジュエリーのトレンドとして華奢で繊細なものが人気を集めています。
華奢がゆえに今スクールで稼動している機械では刻印を入れることが難しい商品が主流になってきています。
自然な流れとしてLavagueの工房で生み出されているジュエリーにもブランド刻印や文字入れがネックになってデザイン変更を余儀なくされるものも目に付くようになってきました。

 

 

そこで。

 

校長先生のブログでは既に発表されていましたが、(Lavague学校長のブログ記事←ココをクリック)

 

遂にLavagueにもレーザー刻印機の導入が決定しました!
ピアスのポストにSilverや925という刻印が入っているのを見た事があると思いますが、あれです。
あんな狭いスペースにも文字入れ可能なスゴイ機械です。
これがあれば刻印を入れるスペースを気にせずデザインできますし、ジュエリーの完成度もワンランク上がりますね。

 

実は明日、納品される予定です。

 

出来るだけ早く使い方をマスターして教室内で受注できるようにするので、どうぞお楽しみに!

 

岡野

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