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2009年 5月 の投稿一覧

ジュエリーCADの可能性・・・

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良い天気になってきた・・・

僕はウインドサーフィンをずっとやっていたから、風が吹くとなんだか仕事がソワソワしてくる・・・

もったいない・・・

こんなに良い風が吹いているのに・・・

という気持ちをおさえて、今日もCADデータの製作を続けている。

先日、僕の所に原型を依頼してくれているメーカーとお話をしている時のお話。

僕 「今時、こんなに原型作っている勢いのある会社は少ないですよね・・・」

担当者 「作らないと、なくなっちゃいますから・・・」

なんてことがない会話だけど、やっぱり大切なお話。

じっとして、周りの景気が良くなるのを待ったほうがいいときもあると思う・・・

でも・・・

こんなときでも、必死に前に進もうとする力も必要だと思う・・・

僕は、前に進む人達や企業を応援したいと思う・・・

何度か書いた事があるけど、今は大量生産・大量販売でジュエリーが売れるとは思えない・・・

いや・・・

そうでもないところもあるけど・・・

一般的には、小ロット・多品種に取り組んでいる業界が多い。

限定品!なんて言葉には僕も魅力を感じる。

宝飾やシルバーアクセでここに取り組んでいくには・・・

なるべく社内でモノづくりを完結させていく必要がある。

なるべく、外注にださないという視点。

その為には、今までのように、ひとり1役では足りなくなってきている。

ひとり2役・3役・・・

例えば、CADのデータを外注するというスタンスの会社がある。

でも、やはり外注では商品開発のレスポンスは当然のように悪くなる。

それが、社内で完結できれば、修正や打ち合わせのコストを考えると飛躍的に商品開発スピードがあがる。

こんな事を言っていると、僕の仕事は外注でCADのデータを作っているのが仕事なので、僕自身の首を絞めてしまうかもしれませんが、間違いなく、社内で完結するほうが、効率もコストもよくなる。

小ロット・多品種。

スピーディーな商品開発。

僕自身が請け負っているメーカーは、いくつもサンプルをつくる。

製品化されるか、されないか決まっていないデザインもどんどんつくる。

そして、また打ち合わせをする。

そして、いくつかの関門を切り抜けたデザインだけが初めて店頭に並ぶ。

作ったものが全て、店頭にはたどり着けない。

お客様の手に届く商品は本当にちょっとだったりする・・・

社内で完結。

その為には、やっぱりCADの効率は必要になってくると思う。

 

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神戸に行ってきた感想・・・

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4日も家を久し振りに離れた・・・

息子のリョウマに会えなかったのですが、久し振りに会ったリョウマはいつも通り元気いっぱいのマイペースで、久し振り感はあんまりありませんでした。

学校のほうも水曜日が絡みましたが、3日間も空けてしまいましたが・・・

先生達が頑張ってくれて、とても忙しかったそうですが、大きな問題も無かったという事でほっとしました。

まずは、神戸でお世話になった方たち、どうもありがとうございました。

とても楽しい4日間を過ごす事ができました。

今回僕のところには、CADの質問をしに来てくれた人達も沢山いましたが・・・

それよりも、ハワイアンジュエリーの反響がとても多かった事に、一緒にサポートしてくれた人達も含めびっくりしました。

基本的には一般の人というより業者や工場の人がたくさん来る展示会なのですが・・・

意外と彫りの特徴やタガネのポイントについて質問してくる人が多かったのにもびっくりしました。

個人的にはハワイが大好きだったのでハワイアンジュエリーを始めたのですが・・・

特にマリッジ関連の人にちょっとしたハワイアンの需要が多く、ハワイアンの彫りに興味持っている人が後を絶ちませんでした。

和彫りの職人さんにはジグザグ彫っていくウイグルカットという彫がとても珍しかったみたいで、自分達が普段使っているタガネであんな模様が彫れるのか!!とびっくりしている人も何人もいました。

今回は、プルメリアのペンダントが作れる体験という企画だったので、やっぱり女の子達が多かったです。少しお金の持ち出しもあるのですが、本当にみんな喜んでいたのが、僕も嬉しかったです。

最近はコンピュータの仕事が多かった中、やっぱり手を動かす楽しさを久し振りに感じる事ができた、4日間でした。

夜は夜で、毎晩夜中までいろいろな所に連れて行ってもらい、つきあっていただいたみなさん、どうもありがとうございました。

あんなに遊ぶのは久し振りでした・・・

そんな中、僕は実は大きなミスをおかしてしまいました。

実は、神戸は暑いと勝手に思い込んでいました。

ので・・・

Tシャツしか持って行きませんでした。

それが・・・

普段あまり寒がらない僕でも、寒いと感じるぐらい空気も冷たかったのですが・・・

そんな夜の神戸を僕は毎日Tシャツで過ごしてしまいました・・・

元気いっぱいな感じです・・・

ひそかに、Tシャツの人を探しましたが・・・

いなかったぐらい、寒い夜がありました・・・

今度行く機会があったら、ロンTぐらいは持って行こうと思います。

最後にたくさん遊んでくれた鈴峯チームのみなさん、酒井さん・おおやまさん・かとうさん、どうもありがとうございました。

東京に帰ってきてからは、待ち受けていた仕事の量の多さに、久し振りに仕事を外に振ってしまいました・・・

まぁ、こんなご時勢でありがたい話なので頑張りたいと思う今日この頃でした・・・

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明日から神戸国際宝飾展に行ってきます。

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展示会期間中は宝飾関連ブースの“鈴峯”の所にいます。

僕はハワイアンのデモンストレーションと、体験教室で行きますが、

鈴峯のブースにはジュエリーCAD関連のモロモロも出ています。

もちろん、ハワイアンだけでなく、CADの質問があれば、お気軽に声をかけてください。

当日は原型の仕事も持ち込みで仕事をしながら、原型作りをしているはずです。

明日は、搬入ですが、木曜日から展示会は開催です。

お会いできる事を楽しみにしています。

追伸

三宮周辺で、東京から行って食べに行く価値のある地元の人ならではお店を知っている人がいたら、教えてください。

とりあえず、神戸牛ぐらいは食べて帰ろうと思います・・・

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ひとりでできる事・・・

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ひとりでできる事って限界があるよね・・・

最近はつくづくそう思う・・・

宝飾の勉強をして仕事になりますか?

という質問をよくされる。

その答えはいつも決まっている。

僕の場合仕事になっています。

どうしてそうなったのかを自分自身を見つめ直してみると・・・

いろいろな原因がありすぎて、とても同じ事をすれば・・・

なんて話はできない。

タイミングなんかもあると思う。

だから、ジュエリーを勉強して仕事になっている人もいるし・・・

僕より、経験があって技術があっても仕事になっていない人も沢山いる。

ほんの少しのタイミングの違い・・・

でも、チャンスの作り方は案外変わらないものかもしれない。

それは・・・

人に会いに行く事。

なるべくたくさん人に会う事。

来週、僕は神戸に行く。

神戸でも人に会う。

仕事にはならないかもしれない。

でも、仕事になってしまうかもしれない。

それは、会ってみないとわからない。

部屋にこもっていないで、なるべく外に飛び出す事を心がける。

でもね・・・

それは、ひとりでは出来ない事なんだよね。

毎日の通常業務をこなしながら、外に飛び出すなんて、厳しいよね。

僕の場合、外にいける環境は周りにいるスタッフ達のお陰であるという事を感じている。

だけど昔はひとりから始めた。

だから、これからひとりではじめようと思っている人達に、僕の場合の話を少しだけ・・・

鶏が先か・・・

卵が先か・・・

の感じで、外に飛び出す事が先か、中の業務が先か・・・

ひとりで始めるのであれば、外に出る事を先にした方がいいような気がする。

僕はそうだった・・・

外に出れない人は、外に出れる人と2人で始める道を探すべきだと思う。

基本的には・・・

ひとりでできる事は限られている。

早く、同じ目標を持てるチームを作る事をするべきなんだと思う・・・

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出来る能力と伝える能力の違い・・・

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僕の学校には将来、学校を経営したいという人達も意外と多く在籍している。

手作りもCADも・・・

毎日、いろいろな事を頑張っている・・・

いずれ、みんな素敵な学校を開校して経営していってもらいたいと思う・・・

そして、先日そんな生徒とこれからの事について話す機会があった。

僕自身苦労している事と、気をつけている事。

必要な事とあったほうが良い事。

いろいろな話をした。

いくつかのアドバイスをあえてブログでしてみようと思う。

タイトルにもあげたけど、出来ると伝えるは全く別の能力だという事を理解してもらいたい。

例えば、手作り原型を何十年も作っている人が誰かに上手に伝える事ができるかというと、できる人もいるけど、苦手な人もいる。

どちらかというと、苦手な人の方が多いかもしれない・・・

それは、プロ野球の名プレーヤーが必ずしも名監督にはなりえないという話と一緒。

ジュエリースクール経営も同じです。

名プレーヤーが必ずしもいい先生ではないという事です。

逆をいうと、ラヴァーグの先生の採用基準は “人柄”が最重要事項になっています。

技術は後からついてくる・・・

だけど、この“人柄”はなかなか変える事ができない・・・

だから、人柄が最優先事項。

気持ちの良い人が一生懸命教えてくれる環境がとても大切だと僕らは考えています。

もちろん、堀田先生のように技術が抜群の人もいますが・・・

実は、堀田先生も “人柄”採用だと僕自身は思っています。

出来ると伝えるの違いをよく考えて欲しいと口を酸っぱくして僕はアドバイスをしました。

僕らの技術は第一段階は出来るという事が必要ですが、目的は出来るということではなくて、伝えるという事が最終目的です。

100%の事が出来ても、伝える能力が50%しかなかったら、生徒には50%しか伝わりません。

逆に85%しか出来なくても、伝える能力が80%だった場合、生徒には68%の事が伝わります。

50%の事ができる生徒と、68%の事ができる生徒の違いができてしまうという事です。

だから、あなたの技術や発見をいつも新鮮な状態で誰にでも分かりやすい形に組み替えるのが、僕ら先生の仕事だと・・・

そんな話があったので、改めて、僕自身もラヴァーグを見つめ直すいい機会になった出来事でした・・・

頑張ろうと思います・・・

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