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昨日、静岡在住の方がラヴァーグに入学しにきてくれた。

その時に、お話をしていてそうだよな・・・と思った事がある。

手作りとCADでジュエリーを作っていく事の違いというか、メリットはそれぞれどこにあるのかという話。

CADの最大のメリットは、実はCADがうまいか下手かという話は少しずれていて・・・

知っているか、知らないかの違いに大きく起因する。

どういうことかというと・・・

手作りの場合、作り方を知っていても、手や体がちゃんと動いてくれるようになるには、訓練がいる。

知っていても、できるか、できないかは訓練しだい。

だけどね・・・

CADの場合、知っていれば、出来る。

右クリックが上手い人・・・

左クリックが美しい人・・・

そんな事を言われている人はあんまりいないよね。

右クリックに上手いも下手もないからね。

ジュエリーCADも上手いか下手かではなく、知っているか知らないかの差でしかない。

それは、いろいろな原型を作っていかないと経験できない事なのかもしれない。

だけど、一度苦労した原型は次に、似たようなオーダーが入ると苦労しなくなる。

僕は、学校のいいところは、いろいろな人たちが、いろいろな原型に取り組んでいる事だと思う。

みんなで試行錯誤する。

新しい発見もある。

校長先生の僕でも、新しい発見が必ずある。

ソフトもバージョンアップする。

新しい機能は増え続ける。

手作りに上手い、下手はあるけど。

CADは、熟練のCADオペレーターがリングをつくっても。

初心者がリングを作っても、作り方さえ同じであれば、同じものが出来上がってくる。

そこが、ジュエリーCADを学ぼうと思っている人たちが増えている最大の理由なのかもしれない・・・

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