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2008年 1月 の投稿一覧

ジュエリーCADソフトの3DESIGN検証中!!

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いや~IJTも終わり新しいソフトウェアの検証作業に突入しています。

僕はライノ使いですが、3DESIGNも最近ユーザーが増えているということで、使い込んでみようという企画です。

CADを知ってても原型の事を知らなくてはいけないことと、CAD関連用語を知らなくてはいけないのとで、みんな大変なはずです。

そんな中、ラヴァーグとしても様々なソフトの検証を進めていく中で去年からのプロジェクトですが、3DESIGNの検証に突入しました・・・

やっぱり大変・・・

本当に、最近のコンピューター関連のソフトやハードは不親切・・・

説明書はCDに入っているからプリントアウトしてね・・・みたいな感じだし(紙の無駄を省いているのかもしれない・・・)

説明書の中身は専門用語が並んでいるし・・・(そんなの知らないよ!のオンパレード)

たまたまライノセラスをやっていたからCAD関連用語を知っているから読み進められるけど、まったく知らない人が呼んでもたぶんちんぷんかんぷん・・・

しかも・・・外国のソフトだから翻訳が変!

そうだよね・・・このソフトをひとりで使いこなすのは大変だよね・・・

という事でこれからこのソフトでジュエリーを作る人達の役に立つために、始めました。

まずは、変な日本語訳を正しい日本語に変えて説明できるように、言葉の変換からはじめました。

それと、作業効率を上げるためのショートカットの設定。

ライノセラスでもそうなのですが、このショートカットの設定をしっかり作りこんでいくと、作業効率が格段にアップします。

例えば、CTRL+S この組み合わせはだいたいのソフトで保存という設定になっています。SAVEの頭文字からSなんでしょうね・・・

でも、CADのモデリングにおいて、保存は最後の仕事。

ラヴァーグでは最初ライノで設定されているのと同じ、拡大縮小を CTRL+S に設定しました。SCALE(スケール)のSです。

でもね・・・

少しでも、ソフト間の互換性を高める為に、なるべくどのソフトでも同じ機能を同じショートカットに入れようと考えているのですが・・・

3DESIGNの場合はMOVE(移動)・ROTATE(回転)・SCALE(拡大縮小)がひとつのコマンドに設定されているのでどこのキーに割り当てるべきか悩みどころ・・・

そんな事を考えながら使い込んでいくと、意外とMOVE(移動)が不便な事にきがつきます。

そうなってくると、移動のほうが拡大縮小より頻度が高い・・・

Sをたてるか、Mを立てるか迷いどころ・・・

結論から言うと、キーボードの配置も考えて、やっぱりSに設定しました。

CTRL+S に移動・回転・拡大縮小を割り当てる。

そんなふうに作りこんでいく事がプロのジュエリーCADクリエイターへの第一歩なのでした・・・

という風に、本当に大事なことって説明書には書いていません。

どうすれば、すばやくジュエリーデザインができるのか?

どのような設定にすれば、気持ちよくコマンドがつながっていくのか?

まぁだいたい道筋が見えてきたかな・・・

という3DESIGNでした。

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国際宝飾展で見つけたもの・・・

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ジュエリーを勉強する人達がみんな感じた事があるはずの事ですが・・・

いろいろなメーカーから同じような道工具が発売されているので、一体全体どれを使うのが良いのかと悩んでいる人は多いはずです。

はっきりいって、どの職人さんに聞いても一貫していません。

みんなばらばらです。

聞けば聞くほど混乱します。

何故、こんな事が起こるのか?

いろいろな理由があると思いますが、原因のひとつとして、道具は開発してもその道具のインフォメーションがほとんどされていないのが最大の原因だと僕は確信しています。

道工具の開発メーカーは商品の開発はもちろんですが、使い方についてもっと情報を出してもらいたいと思います。

まぁこれはモノの流通の仕組みから変えていかなくてはいけないのかもしれないけどね・・・

開発メーカーと販売会社が分かれてしまっているという所にも原因があるはずです。

販売会社にしてみれば、知っている人に売る方が説明も少なくてらくちんですが・・・

まだ駆け出しのジュエリークリエイターだけど、道具の知識は少ないけど、いい道工具さえあれば、もっと楽にジュエリーメイキングを楽しめるのに・・・という人は多いはずです。

確かに、道具の使い方は職人さんにしてみればメシの種なので、人には教えたくない部分がたくさんあるのもわかります。

でもね・・・

開発をする人・販売をする人はそれをなんとか掘り下げて、一般の人にわかりやすくインフォメーションしてくれる事を期待しています。

そんな中僕が見つけたものとは・・・

スパチュラセット

スパチュラとは、ワックスモデリングをする人が使ういろいろな形をした彫刻刀のようなものです。先端の形がいろいろあり、どんな時にどの形を使うのがベストなのか、悩んだ人も多いはずです。

ちなみに、腕の良い原型職人さんのところにいくと、そのスパチュラが百本ぐらい並んでいます。

なんでそんなに必要なんだろう?

と思ったことがあります。

デザインによって、先端形状を使い分けるということなのですが、僕なんかせいぜい10本ぐらいしか使い分けていないのに・・・

という中で、僕の目にとまったのは、スパチュラなんですが、ただのスパチュラではなく、解説DVDがついたスパチュラセット。

解説DVDに目を引かれたのでした。

なかなか道工具の使い方をわかりやすく説明をしているものが無い中で、スパチュラにスポットライトをあて、使い方を解説している映像は見た事がありませんでした。

とりあえず、DVDだけの購入を考えたのですが、そのセットになっているスパチュラもなんだかかっこいいので、買ってしまいました。

値段は定価18000円ところ、シーフォースでは¥15000、鈴峰では¥14500と微妙に鈴峰の方が安かったです。

どっちで購入したかはいろいろな付き合いがあるので、内緒です。

IJT特別価格と書いてあったので、価格は戻っているかもしれませんが、かっこいいスパチュラです。

CAD原型のCAD目を取るのにも重宝しそうなセットでした。

もし気になる人がいれば、ご相談ください。

使い勝手や使い心地をお知らせしますので・・・

道具がかっこいい・・・

僕はけっこう必要なことだと思います。

名前がかっこいいというのも大切です・・・

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江角まきこに会いました・・・

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そういえば・・・

江角まきこを見ました。

僕は、国際宝飾展の間は結構忙しく、いろいろな人と話している間に、芸能人たちが大名行列のようにいろいろな場所に出没するのですが、僕らのブースは、宝飾関連機器のブースなのであまり芸能人は来ないゾーンです。

そんな中、江角まきこだけ見かける事ができました。

やはり、何かが違う・・・

TVでは、なんだか粗雑な性格のイメージを持っていましたが、すっとした美人さんでした。

話してないから性格はわからないけどね・・・

でも、綺麗でした。

顔ちっちぇーーーー

という感じです。

一緒に行った、あきちゃんと湯浅はけっこういろんな芸能人を狩人のように追い回して結構たくさんの芸能人を見たらしく興奮していました。

まぁ4日間終わって、いろいろな人が僕らのブースに足を運んでくれて、たくさんのお話をさせていただきました。

ありがとうございました。

何故?ジュエリースクールが出店?と聞かれもしました。

確かに、世の中にジュエリースクールは山ほどあるのに他のジュエリースクールは出店していません。

国際宝飾展とは、世界中のジュエリーメーカーや国内ジュエリーメーカーなどを筆頭にもう既に宝飾業界の人達が集まる展覧会です。

そもそも、これから宝飾を勉強しようという人達をターゲットにはしていないため、入場する事すら一般の人は制限されている展覧会です。

だから、普通のジュエリースクールはあまり出店しても意味が無いのです。

でもね・・・

ラヴァーグが出店する事はとても深い意味があるのです。

ラヴァーグでは、彫金・WAX・銀粘土と手作りの技術も教えていますが・・・

他のジュエリースクールとの大きな違いのひとつであるジュエリーCADを教えている数少ない学校なので、出店する意味があるのでした。

このジュエリーCADはまだまだ宝飾業界に入り始めたばかりです。

僕が、この技術を身に付けようと志した時には実はとても苦労しました。

書籍も無い・・・

学校も無い・・・

先生も見当たらない・・・

どんなソフトを使ったらいいのか・・・

どんなハードがあるのか・・・

本当にわからない事だらけでした。

そんな所からのスタートでしたが、いろいろな人達のおかげもあり、なんとか少しずつ仕事をこなせるようになったのですが、やればやるほど、これからのジュエリー製作に必要なものであるという事を感じました。

彫金やWAXの学校に行き何人もの人に技術を教わり、職人さんのところで仕事を教わりながらの何年間があったので、手作りの楽しさや大変さを身にしみて感じていたからこそ、そんな思いがあふれてきたのでした。

今では、ありがたいことに、まだまだ未熟な僕でも大手の宝飾メーカからも仕事をいただけるようになりました。これもひとえにCADをほんの少しみんなより早く身に付けることができたからだとも感じています。

今は、宝飾の国内生産はこの業界の人であればみんな感じていると思いますが、けっこう厳しい局面にたたされています。

どうすれば打開できるのか?

いろいろな答えがあると思いますが、僕はほんの少し、ジュエリーCADをみんなに勧めたいと思っています。

今、工場で働いている職人さんがCADができるようになったら・・・

今、ジュエリーデザインをしているジュエリーデザイナーがCADができるようになったら・・・

これからこの業界に足を踏み入れようとしているやる気のある若者がCADができるようになったら・・・

ほんの少し、明るい未来が見えてくるはずです。

僕は、声を大きくして言いたいことがあります。

手作りにずっとたずさわってきている人達に言いたいです。

ジュエリーCADは手作りの知識なくして機能しません。

磨いてどうなる・石を留めるためにどうする・キャストはできるのか・磨けるのか・どう原型を分割しておくべきなのか・などなど・・・

手作りの知識はどうやっても必要なのです。

ぼくも、そこでいつも苦労しています・・・

コンピュータができるという人がCADだけをやってもモノにならないのは原型の知識がジュエリーメイキングには必要だからなのです。

だから・・・

手作りで作れる人達にこそ、ジュエリーCADを身に付けてもらえれば、鬼に金棒なのです。

という事で、既にプロの人達が通う学校になろうということで、僕らは準備をしているので、今回出店したのでした。

もちろん、ジュエリーデザイナーや原型職人の人達が入学すると僕らは緊張します。

いろいろ教えていただくことも多々あります。

生徒同士、原型職人さんやデザイナーさん販売スタッフなど、宝飾業界のいろいろなセグメントで働いている人達が生徒として足を運んでくれているので、生徒同士もいい情報交換ができているようです。

今後ラヴァーグが技術を学ぶ場だけではなく、僕らの学校を通じたできたネットワークが企業間を越えてつながっていけたら・・・もっと品質やニーズをがっちりつかんだ日本の宝飾業界に変えていけたらなと考える今日この頃でした。

準備を含めて5日間。特に一緒にブースを使わせてくれた、DICOのみなさん。その中でも黒崎さん。本当にありがとうございました。

明日からはもっと頑張ります。

それと、今まではずっとライノセラスを使ってきた僕ですが、今日から3DESIGNの検証を始めました。

ライノと比べてよい部分、悪い部分、得意なこと、苦手なこと、をじっくり検証していきたいと思います。

鈴峰・安井インターテックの期待に応えられるように頑張ります。

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国際宝飾展開催中!

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いやー3日間終わりました・・・

足・・・痛い・・・

後1日頑張ろう・・・

始まってみると、やはり今年のトレンドが感じられます。

ちなみに、僕の興味はやはりジュエリーCADに関してははずすことができません。

宝飾関連コーナーではやはりジュエリーCADの勢いが感じられます。

今までは、CADをほとんど扱っていなかった企業が扱い始めたり、CADに関する出店面積が各社とも広がっています。

その中でも、シーフォースというところが今回初出品した、光造型機は目を引きます。

ここ最近のトレンドとしては、DICOが扱っているソリッドスケープ社のインクジェット造型機、鈴峰・安井インターテックが扱っているエンビジョンテック社の光造型機が主流でしたが・・・

このシーフォースがだしたイタリア製の造型機は気になります。

まずは、見た目がかっこいい!

さすが、イタリア人がつくっただけあります。ソリッドスケープやエンビジョンより、かっこいい!

この事を聞いてみると、やはりかっこいいには理由がありました。

この造型機、まずは外側をつくってから、中身をそれにあわせて開発したそうです。(本当かな?・・・)

だからかっこいいといっていました。

それと、光造形のCADの積層の跡もとてもクリア!

サンプルをいくつか見せてもらったけど、本当に綺麗!

値段は、1200万ぐらいのと、650万ぐらいのと、498万の3機種あるそうです。値段の違いはスピードの違いがあるらしいのですが、品質等はあまり代わりが無いとの事。

造形のテーブルの広さも結構広く、20センチ20センチ高さが9センチ)ぐらいまでだったかな?(うる覚え・・・)

出来上がった造形物はキャストは直接問題なくできるという事だけど、これは鵜呑みにはできません。焼成の温度や特殊な環境を設定する事で問題が起こらなくなるのか、それとも普通のワックスと同じ条件で扱って問題が起きないのかは、あまりわかっていなさそうな感じをうけました。(違ってたらすみません)

一応イタリア製という事だったのですが、実は開発の技術者は日本人ということです。

メイコーの光造型機のパテントやノウハウの事を知り尽くした日本人の技術者と、もともと、イタリアでメイコーの販売代理店だった業者が手を組んで開発した造型機という事でした。

シーフォースの担当者が言うには、技術者が日本人という事で、その後のサポート等でもうまくやれそうという事で扱い始めたそうです。

まぁ・・・まだまだ情報不足なので、様子見も必要かもしれませんが、とにかく、今年はやはり、製造ラインからジュエリーCADの比重がどこのメーカーも高くなることは間違いなさそうです。

ちなみに、ジュエリーCADのセミナーもIJTで開催されたのですが、参加した人の声を聞いてみると、少し物足りなかったそうです。もともと今回のCADのセミナーの講師をしている人はJCAD3匠を使っている人なので、ソフトウェアの主流を本人も感じていたのかもしれません。

最後のほうの質問で、お勧めのソフトウェアの事を聞かれたそうですが、「僕の口からは言えません・・・」という事でした。

なるほど・・・

ちなみに、今回シーフォースは光造型機と切削造型機を2種類出品していました。シーフォース的に推奨するCADソフトは何ですか?と聞いたら、ライノだといっていました。

鈴峰が新しくだした切削機も面白い可能性がありそうです。ちなみに、今回のシーフォースの光造型機もエンビジョンの光造型機も一気にたくさんの原型が出来上がる事をうりにしていますが・・・

僕が身近にお付き合いしている業者的には、その量を一気に造形する事はほとんど無いそうです。ひとつひとつの丁寧に作り上げられるのかという事が重要になってきています。

その点からすると、鈴峰の新しい切削機もなかなか可能性があるのか?とも思います。しかもその切削機にはCAMソフトとちょっとしたモデリングの機能もバンドルされているそうです。

そのソフトはライノベースで開発されているそうなので、ライノセラスが使える人には、同じ要領で扱う事ができそうです。

見た感じのインターフェースは違うんだけどね・・・

それと・・・

ソフトウェアのプロモーションに関しては、鈴峰の3DESIGNの仕掛け方が少し抜けていますかね・・・

安井も扱っているのですが、仕掛け方がもう一歩です。ライノセラスに関しては、松村金銀店の松村社長とシノダのブースで仕掛けていたのですが、場所がいい割には、何故だか人が少ない気がしました。

でも、松村金銀店が出版しているジュエリーCADの選び方のマンガがけっこう楽しく読むことができますので、明日しかないのですが、見に行ってみてください。

シノダのブースでもライノのエヴァンスエディションをプロモーションしています。びっくりしたのは、大画面TVがおいてあるのですが、そのTVは13万円で購入したということにびっくりしました。

パナソニックなのに・・・

ジュエルCADに関しては、鈴峰とDICOに気持ちパンフレットがおいてある程度で何故だかやる気を感じられません。宝飾業界的に言うと、アジアでは結構ユーザーが多いソフトなのにも関わらず、力が入っていません。

JCAD3匠も例年通り、そっと立て掛けてある程度です。初日は立て掛けてもいませんでした。やめてしまったかと思いました。

僕らが一緒にやっているDICOのフリーフォームに関しては、けっこう立ち止まって聞いている人がいました。新しく発表された3Dスキャナーとの組み合わせでいろいろな事ができそうですが・・・やはり宝飾業界的には少し高い・・・かもしれません。性能は他のCADでは苦手なところをカバーできるのですが・・・

まぁそんな感じが今日のところのブログです。

もっといっぱい書きたいことがあるのですが、今日はこのぐらいにしておこうと思います。

足が痛い・・・

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明日から国際宝飾展

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国際宝飾展の案内マップの左下の方に載ってた・・・

ラヴァーグジュエリースクール・・・

なんだか、嬉しい・・・

今回は、DICOと一緒にやりましょう!という事で、はじめたのですが、学校としてはパンフレットの配布ぐらいしかなくちょっと間借りぐらいの感じをイメージしていたのですが・・・

DICOさんの配慮もあり、ラヴァーグと書かれていました。

なんだか嬉しい・・・

ジュエリーに携わり始め、IJT(国際宝飾展)にはじめて行った時は、右も左もわからず、ただ歩いて感心していた事を覚えています。

この業界で、僕なりに頑張ってあっちへ行ったり、こっちへ行ったりしながらここまでやってきました。

まだまだ道の途中ですが、自分がゼロから作り上げたものが、こうやって名前だけでもみんなのもとへ届くのは嬉しいものです。

僕がなんとなく、シルバーアクセがかっこいいなという気持ちから始まり、いろいろな人達からの教えを受け、小さいながらも仕事を積み重ね、みんなのおかげでここまでこれました・・・

ふと、目黒ではじめた小さな学校の頃が懐かしく思い出されます。

今思うと本当に人との出会いは大切で、あの時、あそこにいかなかったら・・・

あの時、あの一言がなかったら・・・

いろいろな所で、偶然が重なって形になっていくんですね・・・

明日からの4日間でまた多くの人に出会える気がします。

このブログを呼んでいる人達へ・・・

現地でぜひ、ラヴァーグジュエリースクールを探してください。

そして、できれば学校長を呼び出してください。

僕は、新しい出会いが大好きです。

多くの人と楽しく、そしてこれから待ち受ける様々なハードルを越えていけたらと思います。

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