選んではいけない彫金教室。

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寒いですが、今日は選んではいけない彫金教室というお話。

 

何回か前にも書きましたが、リクルートのケイコとマナブが廃刊になります。

 

25年の歴史に幕を閉じるのです。

 

これも時代の流れなのですが。

 

担当者からのあいさつの中で、“ 学び ”という分野が衰退している。との話がありました。

 

勢いがあった業界が衰退している。

 

人が集まっていた学びが集められなくなっている。

 

具体的にいうとリフレクソロジーやマッサージなどが凄い落ち込んでいるそうです。

 

その話は以前も聞いた事がありましたが、落ち込んでいる理由はエンドユーザーが気が付いた。という事らしいです。

 

簡単にサロンを持てて、体一つで独立出来る。というキャッチフレーズで脱サラしたい人に人気があったそうですが、そのビジネスモデルではあまり幸せにはなれない。という事らしいです。

 

僕は少し違うと思っています。マッサージのテクニックを学ぶだけでは幸せになれないのであって、マッサージのテクニックと経営のテクニックを併せて学ばないから上手くいかないのだと思っています。

 

人を気持ちよくマッサージする技術を身につけ、健康を促進できる知識を積み重ねたとしても、その能力を多くの人に伝える技術やお金がない人がいる。という事なのです。お店を開いた。お客が来ない・・・。(以前の僕と同じ境遇になってしまっているサロン経営者の顔が目に浮かびます。)

 

無責任に簡単にビジネスが出来る。と言ってはいけないのです。

 

ラヴァーグに来ている生徒でサロン経営をしている人もいます。そしてその人はとても楽しそうですし、幸せそうな話も聞いています。なぜ、そんな差が出るのでしょうか。そこを紐解いていくと技術と経営は別の能力という事が分かってきます。

 

リフレクソロジーの学校が教えてくれた事はリフレクソロジーの技術を教える事と。学校経営のノウハウを感じる事であって、サロン経営のノウハウは教えてくれなかった事が上手くいかなかった原因なのです。

 

宝飾業界でもよく同じことが聞こえてきます。

 

どこそこの卒業生は使えない・・・。

 

このギャップは学校で教えている事と現場の企業が求めている考えかたの差があるから起こります。

 

学校教育では、あまり “ お金 ” についての視点がありません。お金の教育が足りないと僕は考えています。

 

“ お金 ” の知識がない先生がお金を無視した指導をします。

 

前回も書きましたが。

 

他にはないものを作れ!よくあるものを作ってもしょうがない!というような事を金太郎飴のような話をしてしまいます。

 

そして生み出されるのが、個性的でオリジナリティーがあふれる人達や考え方から生み出されるものが最上である。と考えている人達です。

 

もちろんアートや新しい創造力はそんな所から生まれてきます。でも、多くの企業は常に “ お金 ” を考えたモノづくりをします。

 

まずは、社員や今まで応援してくれているお客様を守っていく為にも、売上をしっかりと立つものを作り、売るという事について真剣に取り組んでいるのです。

 

そしてしっかりと会社や社員や顧客を守る事が出来る状態になってから、次のステップとしてアートやオリジナリティーに挑戦するのです。

 

アートはお金は抜きで挑戦です。

 

新しい価値はお金になるかならないかは不確定なのです。

 

スタンダードの上にアートを乗っけていかないと上手く行かないのです。

 

何もない人にアートを語ってしまうと、0か100かの戦いになってしまうのです。

 

そこが分かっていない人は、どこからか聞いた話をそのまま子供達にしてしまうのです。

 

そして、初めて就職した企業のモノ作り姿勢は学校で教わった事と違う。と感じてしまいます。

 

どこにでもよくあるモノを作っていてはつまらない・・・

 

もっオリジナリティー溢れるチャレンジがしたい・・・

 

とスタンダードを大切に出来ない子に育ててしまうのです。

 

だから、企業と学生上がりのギャップが生まれてしまうのです。

 

ちょうど今、東京オートサロンという展示会を行っています。

 

僕の友人もピンクのスワロフスキーの車などを何台か出展していますが、ここにあるのはアートな車です。でも、ほとんどの車は一般的に売りに出されることはありません。

 

なぜなら、他に売っているスタンダードな商品があるからです。

 

全ての人が僕が書いている事を鵜呑みにする必要はないと思いますが、少なくとも、真剣にビジネスをしたいと考えている子達には、聞きかじった事を伝えるのはほどほどにしてあげてもらいたいと思っています。

 

そんな出来事があったので、少しチャレンジして書いてみました。

 

すみません。

 

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新しいジュエリーCADスクールへ!1月12日から変わりますよ!

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あけましておめでとうございます!

 

ラヴァーグも2016年は新しいチャレンジをしていきます!

 

早速ですが、1月12日には兼ねてから話が上がっていたレーザーマーカーが導入されます。

 

なぜ、レーザーマーカーという高額設備を導入しなくてはいけなくなったのかは以前のブログで書きましたので省略をします。

 

でも、ちょっとだけ追記します。

 

ラヴァーグの生徒達は短期間で自分自身のブランドを成長させたい。という目的を持っている人が多いです。

 

成長とは?

 

それは、お客様に選ばれる事です。

 

具体的に言うと、自分で作ったジュエリーを大切なお金を払って買ってくれる人を増やすという事です。

 

売上をあげて、伸ばすという事でもあります。

 

僕は趣味の延長線上に仕事は無い。という話をします。

 

その理由は、趣味というのは自分が喜ぶ為にやるものだと思っているからです。

趣味はとことん自分の好きな事をやるべきだと思っています。

 

それに対して、仕事とは自分の為にやるのではなく、お客様やクライアントが求めている事をやるのが仕事だと思っています。

 

自分の為にやるのではなく、相手の為にやるのが仕事です。

 

自分の好きなものを作っているのは趣味。

相手が欲しがっているものを作るのが仕事。

 

たまたま偶然、自分が好き勝手に作ったものを買いたいと言ってくれる人もいるかもしれませんが、そんな確率で安定をさせるのは在庫リスクなどの視点からも小さい企業や個人経営のブランドでは継続していく事ができません。

 

最初から、相手の為に作るべきです。

小さな会社や個人ほど、無駄な在庫や無駄な時間を省く必要があるからです。

 

ラヴァーグの生徒達で仕事にしたい。と思っている人には一番最初から、自分の為に作るではなく、相手を想定してLesson1からジュエリー制作をしてもらっています。

 

この場合の相手とは?

 

ラヴァーグでは最も一般的なお客様の最も多いニーズ想定して最初はモノづくりをしてもらいます。

 

よく、ビジネス書を熟読してしまったり、ビジネスセミナーに頻繁に参加してしまうと。他にはないものをつくれ!とか、差別化を図れ!とか、オリジナリティーを出さなくてはいけない!と生徒達に指導してしまう人が多いのですが。

 

最初からそのやり方をしてしまうと、上手くいかないのです。

 

それは10年前に恵比寿にお店をだした僕が失敗してしまった最大の原因は、それらのアドバイスをそのまま信じてしまって取り組んでしまった。という事だと感じているからです。

 

実はジュエリービジネスで失敗してしまっている人はほとんどがここにあると言ってもいい位です。

 

他にはないものを作れ!

オリジナリティーを出せ!

差別化を図れ!

新しい価値を生み出せ!

強みをもて!

 

に縛られてしまっている人は上手くいかないのです。

この話を書くと更に長くなってしまうので詳しくは別の機会にします。ジュエリービジネスには段階と予算があるので、一般論をスタートアップから指導されても上手くいかないという事だけは知っておいて下さい。

 

話は戻って、レーザーマーカーです。

仕事は相手があってです。

相手とは最も普通の人の普通のニーズを僕は大切にするべきだと、ラヴァーグの生徒達には指導してきました。(石が飛んできそうですが・・・)

すると・・・

今時のジュエリーに必要な設備がレーザーマーカーだという事なのです。

 

ただただ、金属に微細な文字を入れるだけのことかもしれません。

ただただ、精密に金属を切り抜くだけなのかもしれません。

でも、多くのトップブランドには当たり前にある設備なのです。

なぜ、あるのか?

その理由は多くのジュエリーメーカーの人達に聞いてもらえれば理由は簡単に知る事が出来ます。

 

そんな事はずっとずっと昔から学校経営をしている人達は分かっています。

 

でも、ほとんどの彫金教室やジュエリースクールではその設備(レーザーマーカー)は用意されていません。(1社だけありました。)

ジュエリーCADを教えてくれる学校にもほとんど用意されていないのです。

 

外注に出せばいいじゃん(という声が聞こえてきそうですが・・・)

 

全ての道具がそうであるように、道具の使い道は使い込む事によって生み出されて来ます。僕も最初はレーザーマーカーなんで刻印を入れるだけでしょ。と思っていたのですが。使いこなしているデザイナーの人達は凄いジュエリーをレーザーマーカーというか、レーザー切断機というか、僕の知らないレーザーマーカーの使い方をしていました。一般的には考えられない精度とクオリティーでの新しい技術の商品を生み出していました。

 

と書きましたが・・・

 

僕が知らなかっただけだったのです。

 

レーザーマーカーの僕の知らなかった使い方を知ると、あのスーパーブランドもこのスーパーブランドも既にもう使いこなしていたのです。

 

もしかしたら多くのジュエリースクールの校長先生たちは僕が知らなかっただけで、とっくにその事は知っていたのかもしれません・・・

 

でも、なぜ導入していないのか?というとたぶん答えは単純です。

 

高額だからです。

 

どこのメーカーも大体500万円前後です。

 

高いです・・・

 

でも、何とか生徒達の為にも、これから宝飾業界を支えていくジュエリーデザイナー達の為にも、この設備を導入したい。

 

と思い始めたのは去年の夏ごろからです。

 

当然ですが、うちの学校でもポンポン出せる金額ではありません。

 

生徒達の為に協力してくれるパートナー探しから始めました。

 

レーザーマーカーメーカー。

レーザーマーカーを輸入してくる商社。

使い込んでいる工場。

使い込んでいる職人さん。

1台買うだけでは安くならないと思って、一緒に2台目、3台目の購入を考えてくれるパートナー企業など。

 

僕の話はだいたい長いのですが、みんな大切な時間を僕達の為に割いて耳を傾けてくれました。

そんな中、ラヴァーグの生徒達の為にと一緒にチャレンジしてくれる企業も見つかりました。

 

そして、最後にレーザーマーカーを生徒達の為になら。と協力を申し出てくれたのが、宝飾業界の工具屋さんとしては有名なシーフォースの佐々木社長。

シーフォースは工具屋さんでもありながら、宝飾業界に専門的なレーザーマーカーメーカーでもあります。

 

本当にありがとうございます。

 

ファイバーレーザーの30Wが1月12日にラヴァーグに納品されます。

 

この機種が入ります。←ここをクリック

 

いろいろな選択肢があったのですがよく考えてこの機種を選択しました。

生徒達の商品づくりのレベルアップの為にもしっかりと使い込んでいきたいと思います。

興味がある人は是非見に来てください。

しばらくの間は練習でいろいろな事をしていますから!

 

でも、今回は僕らだけのノウハウではなく、共同購入してくれる企業ノウハウも共有していくプロジェクトなので、かなり短期間でいろいろな事が出来る予感がします。

 

 

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2016年の話をしよう。

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2015年もみなさんのお陰で良い一年間にする事ができました。

 

新しい仲間。

新しい取引先。

新しいお客様。

新しい生徒達。

 

みなさん本当にありがとうございました。

2016年度は2015年に積み重ねた企画がどしどし動き出します。

最初はまずはレーザーマーカーが納品されます。

高額な設備ですが、新しいチャレンジを僕らも含めて生徒達・ブランドオーナー達と共有していきたいと考えています。

 

また、マーケティングの仕組みも世の中どんどん変わってきています。

iPhoneユーザーは気が付いていないかもしれませんが、iOSじゃなくてアンドロイド携帯と呼ばれている携帯では、広告をすべて遮断する機能がついているのを知っていますか。

ぽちっ!とするだけで、広告が一切表示されなくなります。

 

もうそんな時代です。

 

そして、25年間続いてきたある雑誌が来年の3月末をもって廃刊になります。これも分かっていた事ではありますが、優秀な人達が集まっている日本のTOPマーケティングノウハウを持っている企業が取り組んでも紙媒体の衰退は止められなかったという事です。

 

驚くべきは、Webのコンテンツも廃止を考えたそうです。紙媒体の時代が終わって、Webの時代か・・・。ではもう足りない時代です。

 

お客様も進化。

 

会社も進化。

 

サービスも進化の時代です。

 

インターネットの中でも古い手法は淘汰されていきます。

 

今、僕たちは実験的にいろいろな事をやめてみたり、はじめてみたりを繰り返しています。

 

ワクワクする2016年を迎える事ができそうです。

 

繰り返しますが、僕たちを支えてくれているみんなに感謝です。

 

それでは良いお年をお迎えください。

 

明日は大掃除で、終わった後に生徒が働いているビールBarでスタッフみんなで打ち上げをして今年を締める予定です!

 

世界中のビールを飲んで終わりにしたいと思います!!

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世の中、答えは一つじゃないんだよ。

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合格の基準というものがあります。

 

ある会社ではクリアできるけど、ある会社ではやり直しになる。

 

そんな事はたくさんあります。

 

じゃあ全ての会社の基準をクリアできるようにならなくてはいけないのか・・・。

 

違います。

 

自分がやりたい仕事。取引したい相手。取引先が求めるクオリティーを達成すればいいんです。

 

そもそも、全部の会社の仕事をする事なんて出来ないからです。

 

でも、それじゃあダメだと言われて落ち込んでいるという人もいます。

 

何をやってもダメという人がいるという事を知って下さい。

 

何とか弱点を探して指摘をする人っているんです。

 

でも、気にしないでください。

 

逆の人もいっぱいいるからです。

 

何をやっても褒めてくれる人。

 

何をやっても良い所を見つけてくれる人が。

 

いっぱいいるんです。

 

出来る人に限って、周りの人を否定しません。

 

出来る人は、自分とは戦っていますが、周りとはもう戦いません。

 

戦わなくても人も仕事も集まってくるからです。

 

目的が違う人をつかまえて、自分の考えを押し付ける意味はないからです。

 

だから、勇気をもってCADだって、なんだってはじめて良いんですよ。

 

人には人の意見やアイデアがあります。

 

大切にしなくてはいけない事は、一緒に仕事をしている仲間の言葉に耳を傾けてみるといいと思いますよ。

 

僕は、ハワイアンジュエリーの彫りを毎日毎日やっていますが、はじめて彫り上げてお店に並べてサンプルにしたハワイアンジュエリーを見ると。

 

今の自分から見ると、笑っちゃうぐらい下手くそです。本当によくこんなんでお店に並べたな・・・。と自分を叱りたいぐらいです。

 

それと同じぐらい勇気を褒めてあげたい。とも思っています。よくこんなんではじめたな・・・と。

 

でも、その頃はそんな事思っていませんでした。

 

凄い!自分って!って本当に思い込んでいました。

 

だって、僕のまわりにいる人達や僕にハワイアンジュエリーを教えてくれた人達はいつも僕の何かを褒め続けてくれたからです。

 

ハワイアンジュエリーを彫るのが凄い上手い人が、「 pretty good! 」「 pretty good! 」と言ってくれたからです。

 

でも、よく考えてみると、全ての事を褒めていたような気がします。ライバルのブランドですら褒めていたぐらいです。

 

何を言っても弱点を探す人もいれば、何をやっても良い所を見つけてくれる人もいます。

 

僕は、僕の良い所を見つけてくれる人の方が多かったです。というか、全然多いです。

 

どうか、ネットの声よりも生で出会った人達の声を信じて何事もチャレンジしてください。

 

チャレンジや努力がみんなの価値を上げていくからです。

 

人は人。

 

自分は自分ですからね。

 

SさんとTさんへ。陰ながら応援してますよ!

 

 

追記

ハワイアンジュエリーには、伝統的な技法(手作りで一個一個彫っていくやり方)で作られたジュエリーと。低価格なハワイアンジュエリーを販売していく為に原型(これは手作り)を作ってゴム型をとって中国を含むアジア各国で低価格で量産してくれる国で大量に作って、ハワイに持ち込んで、ハワイで売る。というやり方があります。雑貨屋さんなどにおいてある低価格のハワイアンジュエリーの多くはこのような経路で作られています。

中国でつくってハワイにもっていき、日本の仕入れ業者がハワイで買い付けてきた!と言って売る事に少し疑問を感じていた事もあります。ハワイで買い付けてきた!というのは嘘じゃないけど。ハワイで作っている!という話にすり替わってしまっている事が多かったからです。

でも、その話を僕にハワイアンジュエリーを教えてくれた職人さんは、こう言っていました。

 

「僕らが作ったらあの値段では売れないよ!」

「でもあの値段だから買える人達がいて、ハワイアンジュエリーの意味をちゃんと知ってくれる人が増えてくれればそれで良いんだよ!」

「あのやり方のおかげで多くの人がハワイアンジュエリーを買える。」

 

ちょっとびっくりしました。そこに売り上げを奪われている。とは全く考えていませんでした。

そんなやり方さえ褒めていたくらいです。

そんな人達も世の中たくさんいる。

という事でした。

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本気でジュエリーデザイナーになるには?

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メリークリスマス!ですね。

 

12月は宝飾業界も活気があっていいです。

 

さて、今日はジュエリーデザイナーになりたい!という人に向けて書いてみたいと思います。

 

ジュエリーデザイナーになる為には、何を学ぶべきなのか?

 

というと、そもそも良いデザイナーになる為には、これを勉強すればなれる。というものはないのでは・・・。と思っています。

 

ただし、ジュエリーデザイナーになる為に、ジュエリーデザインの書き方を学んでいる人もいるので、少し踏み込んで書いてみようと思います。

 

現在、ラヴァーグではジュエリーデザイナーになる為の講座を作ろうとしています。

 

その理由は、ジュエリーデザイナーを採用したい。という企業があるからです。

 

しかしながら、既存のラヴァーグのコースでは先方がイメージするジュエリーデザイナーという能力を身につける講座がなかったのです。

 

でも、なんでジュエリーCADを使い人。ではなくジュエリーデザイナーをラヴァーグに探しにきたのか?

 

ジュエリーCADデザイナーであれば、ラヴァーグには優秀な人達がいっぱいいるし、可能性がある生徒もたくさんいます。条件さえあれば直ぐにでも働きたい。という人もいます。

 

でも、ジュエリーCADデザイナーではなく、ジュエリーデザイナーだというのです。

 

それでは、ラヴァーグよりも他の教育機関もあるのでは?と思うのですが。

 

ジュエリーデザインを描ける人を求めているのではないそうでした。絵が上手い人は毎年美術大学・芸術大学からとる事ができるそうです。

 

ジュエリー専用のテンプレートを使って描ける人は求めていないそうです。

 

確かに・・・。

 

僕が下請けとして受け取っている依頼書(デザイン画)は違う書き方で描かれているのがほとんどです。

 

とはいえ、デッザン画みたいな絵でもありません。

 

そうです。ほとんどがイラストレーターというソフトで描かれているものが多いです。(僕に依頼が来るのは企業規模としては宝飾業界では中規模以上だからかもしれません。)

 

みんなイラストレーターで描く能力がある人達のデザイン画がほとんです。

 

でも、ジュエリースクールとか、ジュエリーデザインスクールとか、アクセサリースクールとかうたっている学校などの宝飾系の教育機関ではイラストレーターを教えています。という学校は聞いた事がありません。

 

実は、そんなスキルがあるジュエリーデザイナーを探していたのです。

 

そう、ラヴァーグのカリキュラムではそのクライアントを欲求を満たす事が出来なかったのです。

 

これは問題です。

 

という事で、現在のジュエリーデザイナーの働き方などを詳しくアドバイスをもらいました。

 

そして、ラヴァーグに入学しに来るジュエリーデザイナーになりたい。という人に何を教えると現在の宝飾業界やアクセサリー業界が求めている人材になれるのか。をじっくりと教えてもらいました。

 

いろいろなプロジェクトを抱え込んでいるので、なかなか僕が直接はうごけない事を伝えると協力してカリキュラムを作成していくプロジェクトを立ち上げる事になりました。

 

助かります。

 

試験的に、どのようなスキルを身につけなくては現在の業界では通用しないのか。などなどをピックアップしてもらうと。先生達もとても興味をひく内容でした。

 

また、新しい知識を僕達も身につける事ができそうです。

 

もちろん開発にはたくさんのお金がかかりますが。頑張っていきたいと思います。

 

話は少し戻りますが。

 

なぜ、ラヴァーグにジュエリーデザイナーを探しに来たのかの結論をいうと。

 

描ける人が欲しいんじゃないそうです。

 

ジュエリーCADができる人は優遇したいと言ってくれましたが。

 

実は、ラヴァーグのアントレプレナーコースに入学している人をジュエリーデザイナーとして向かい入れたい。というオーダーだったのです。

 

なるほど・・・。

 

確かに、このような取り組みをしている学校は現在他のジャンルでも数少ないとリクルートの担当者も言ってた事を思い出しました。

 

アントレプレナーコースの生徒達のブランドもはじから全て見てくれていました。

 

正直、聞いてみる。としか答えられませんでした。

 

なぜなら、ほとんどのアントレプレナーコースの生徒達は就職を目指していないからです。

 

その事を告げると。それが紹介してもらいたいと思った最大の理由だそうです。

 

なるほど・・・。

 

僕も、そう思います。

 

良いジュエリーデザイナーってブランドを支える事が出来るのが良いジュエリーデザイナーです。

 

絵がかけるだけの人ではないそうです。

 

なるほど・・・。

 

全くもってその通りです。

 

ただ、いろいろなアドバイスをもらったので、すぐに行動に移していこうと思っています。

 

ただ、こんかいのプロジェクトは来年の夏ぐらいになってしまいそうです。

 

追記

とうとう本気でジュエリーデザイナーを目指す人の為のコースがはじまりました!!!・・・興味がある人はここをクリック

 

 

 

アントレプレナーコースを詳しく知りたい方はここをクリック。

 

 

 

 

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