Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/lavague/lavaguejewelry.com/public_html/matsuo/wp-includes/post-template.php on line 293

2010年 9月 の投稿一覧

ハワイアンジュエリーのプアアリ。

Pocket

僕自身が作ってきたいくつかの商品ブランドがある中、お店の立地や僕自身のスキルや生き方等をふまえ、ハワイアンジュエリーブランドの“プアアリ”を軌道に乗せる。

という努力をし続けている。

多くのジュエリークリエイターやデザイナーの人達も大なり小なり、努力をしている事だと思います。

僕自身、東京の恵比寿にジュエリーショップをかまえてしまっている手前、最低限のコストは絶対にカバーしなくてはいけない・・・

という縛りがある中で、お店もとうとう6年目を迎える事が出来ています。

この6年間、店内の企画は様々なコンセプトに変化をしてきました。

その変化が激しい変化からゆるやかな変化に変わったのは丁度2年前。

お店を開店させてから4年後の事でもありました。

少しずつ店内商品も増え、ネットショップ等も充実し始めたのは、店舗をオープンさせてから随分経ってからの事でした。

そして・・・

現在はプアアリというブランドを取り扱ってくれるお店も出現してくれて、忙しさは増しますがありがたい限りだと思っています。

そんな中、いろいろな小売店からのオファーもいただいているのですが・・・

なんにせよ、スタッフの人員に限りがあり、現在、恵比寿の店舗とその他の卸先での注文に追われてしまっていたので、なかなかご要望に応える事ができなかったのですが・・・

チームで話し合い、生産体制を少しずつ分業化する事でほんの少しだけ生産力を上げる事ができるようになりました。

その努力をみんながしてくれているので、今週から、新しい小売店との取引が開始され、僕達のハワイアンジュエリーブランドが少しずつ歩き出してきているのを感じます。

ここ4日間はみんなには本当に感謝です。

そして、僕達のプアアリというブランドを選んでいただいた小売店の人達にも感謝しつつ、お客様に迷惑をかけない事はもちろん、満足していただけるジュエリーを提供できるように頑張って行きたいと思います。

Pocket

ジュエリーCADデザイナー育成奨学金制度

Pocket

という事で、今月から第三期奨学金制度が開始されています。

もともと、この企画の主旨はジュエリーメーカーからの人材の募集の依頼から始まりました。

ラヴァーグという学校の性質が他の学校と少し違った事も大きな要因でもありました。

僕達の学校は学校という側面もありますが、下請けの工場として様々なメーカーとの取引を続けています。

学校の先生達も、先生という側面もありながら、下請けの職人としての仕事もこなしてもらっています。

生徒達が少ない時には、それぞれの先生が忙しそうに磨いたり叩いたりしているのは、そんな仕事をしているからだったりします。

そんな下請けの仕事の依頼や要求レベルはマーケットの成長と共に年々上がっていく傾向にあり、その為、僕らの工場の設備は必要にせまられて、CADの造型機などの最新設備が導入されていきました。

現在、現場で必要とされている水準の製品作りをしていく上で、クオリティ面、コスト面を考えて、導入せざるを得なかったという事です。

高額な設備を償却する事は現在下請けという仕事だけではなかなか難しい側面があったりします。

しかしながら、マーケットの要求には応えていかなくてはいけない・・・

そんな状況を変えていく為には、僕達もいくつかのチャレンジを積み重ねてきました。

それが、ジュエリースクールという側面だったり、プアアリというジュエリーショップでの修理やフルオーダーなどの受付をするという事でした。

下請けとしての機能。最新設備が揃っている学校としての機能。直接小売店として様々設備がある事によってできるサービスの提供。

この3つがある事によって、様々な最新設備を導入しても償却ができる理由だったりします。

生徒達はその最新設備を自由に使う事ができるので、現場での即戦力として期待されていたりします。

技術はもちろん、様々な機器の使い方も学んでいく必要があり、それらの設備を使いこなせる人材が本当の意味での即戦力という事です。

例えば、トップレベルのメーカーや工場ではレーザー溶接機は当たり前のように装備されています。

その使い方を学生の時に当たり前のように学んでいる人材とそうではない人材では、やはり違いが出てきてしまうのです。

また、CADのソフトウェアについては少しずつ教えてくれる人達も増えてきました。

いろいろな切り口でそれぞれの強みを活かした教育を提供してくれているので、いろいろと選べるようになった事はこの業界を目指している人達にとってもとても良い事だとおもいます。

しかしながら、本当に現場でCADのソリューションを導入していくと、実はソフトウェアの技術修得と同じ位、奥が深い課題が出てきたりします。

それが、造型機の扱い方です。

ラヴァーグでは、ローランドのWAX切削機のJWX-10とJWX-30を導入しています。

何種類かのWAX切削機が出ている中、いろいろと比べてこの造型機をセレクトしました。

また、光造型機のビジョンリアライザーも導入してからもう1年が過ぎました。

そしてEGX-350という金属切削機も装備しています。

造形と言っても、それぞれの造型機では全く違う特性があり、それぞれの機器にはノウハウがあったりします。

切削などについては、当初の頃から考えると、100本ぐらいはいろいろな刃物をいろいろな条件で動かして条件だしをしています。

折れた刃物の山を見るとその本数は技術と知識のなさの象徴でもありますが、現在ではその経験を活かした造形を行う事ができています。

このような造型機の使い分けを経験し、それぞれのモデリングの特性に合った造形方法を割り出し、経験する事ができるのもラヴァーグが選ばれる理由でもあります。

僕達自身も実は毎日新しい技術を追い求めています。

それは、ラヴァーグのスタッフだけでなく、ラヴァーグに通ってくれる生徒達と一緒に考え生み出されてきたものでもあります。

僕は、ラヴァーグを学校という考え方ではなく、ジュエリーメイキングの研究機関になれる事を目指していこうと思っています。

そして、そこに集まる人達はみんな同じチームとして方を並べて僕達の強みを活かせる集団になれたらと思っています。

そんな取り組みを支持してもらい、まだまだ足りない所もありますが、ジュエリーメーカー数社からのご支援をいただき、奨学金制度を設立して、これから僕達のいる業界を目指す人材を少しでも増やし育成していこうという試みでもあります。

これを機会に新しいチームメイトが増え、これからのファッション業界で戦っていける人材が増えてくれればと思う今日この頃でした。

定員に限りがありますので、奨学金希望の方はお早めにお問合わせ下さい。

Pocket

気が付けば・・・で遅れていた事に気付く。

Pocket

ここ最近、新しい事に気が付いた!

と思ったら、出遅れていた事に気が付く・・・

そんな事を繰り返している。

自分がそこにたどり着き、気付けた事を褒めてあげたくなるけれど・・・

世の中上には上がいるものである。

という事にも改めて気が付けた。

いい事だと思うようにしたけど、少し悔しかったりもする。

世の中広いな・・・

行動力というか実行力というか実現力といったところか・・・

実現しているケースもあれば、少し早く気が付いていて目指し始めている人やチームがいる。

もう歩き始めている人に任せた方が余計な体力を使わなくて良いのか・・・

自分達のチームの方がより良いものを生み出せるのか、それともアライアンスが組めるのか・・・

そんな事に頭を悩ませられます。

木を見るより森を見よ。

という言葉があるけど、それでも足りない感じ・・・

土や水や空気や気候を見よ。

というイメージかな・・・

口ばっかりにならない様にして行きたいと思います。

Pocket

ハワイアンジュエリーのブライダルリングの選び方。

Pocket

夏の終わりが近づいてきている・・・

僕は夏が大好きだからなんだか残念・・・

さて、今日もちょっとお店のプアアリの話。

僕がハワイアンジュエリーを学ばせてもらった時に、いろいろと教えてもらった中、よく言われていた言葉は・・・

トラディショナル。

伝統を守るという事の大切さを教えられた。

だから、マキシやコアナニのように新しいデザインをハワイアンジュエリーにしているブランドが多く生み出されてきている中、僕のブランドはとてもトラディショナル。

とてもシンプルなラインが多い。

マキシやコアナニは流行のシルバーアクセサリーにハワイアンを彫り上げるという新しいジャンルで売上げを伸ばしているように見える・・・

伝統を守る。

口で言うのはかっこいいのかもしれない・・・

だけどマーケティングをしてトレンドに敏感でいるという事もジュエリービジネスをしていく上では大切な事だとも思う。

僕自身、ハワイアンジュエリーを学ぶにあたって、いくつかの約束をしている。

その中でも、一番強く言われたのは、ハワイの文化を広げる事を約束してもらいたい。と言われている。

だから、なかなか新しい事にチャレンジするというより、トラディショナルな製品作りをここ2年間取り組んできた。

店内はトラディショナルなハワイアンジュエリーが多い。

そして、今年の夏から少しずつハワイアンジュエリーの概念にしばられずに、新しいデザインや僕らがつちかってきた、ジュエリーメイキングを融合させた新しいチャレンジを開始した。

伝統を伝えつつ、新しい事にチャレンジ。

そうすると、やっぱりいろいろな事に気がつける。

そして、新しい企画が動き出すと、僕もショップスタッフの盛り上がる・・・

もちろん、僕達はかっこいいと思っていても全然動かないデザインもある。

そんな中、こんなに豪華に作っちゃったらなかなか買えないよね・・・

なんてフラッグシップ的につくった商品が、お客さんに気に入ってもらって買ってもらえると、本当に嬉しかったりする。

単純な事だけど、クリエイター冥利に尽きるという感じ。

値段ではなく、価値を見出してもらえると嬉しい。

いろいろなデザインがある中、そんな商品の共通項は他では見ない商品。

と言われる事が多くある。

やっぱり、普通の商品じゃ・・・

と思ってもらいたいからこんな話を書いているのではない。

普通というか、よくある商品はそんなに大きく目立たないけど、売上げ構成比でいったら、やっぱり一番になる。

たまにしか売れないけど、個性的な商品は動くと目立つし、嬉しい。

そんな感じで2つとも大切と言う話。

洋服屋さんでも、ドレスばっかりではお客様は気軽にはこれない。しかしTシャツばっかりでも大切なタイミングにお薦めする商品もあるはず・・・。

だから、2つ必要。

ドレスばっかりでもだめだし、Tシャツばっかりでもだめなのだと思う。

僕がイメージするドレスとTシャツの比率は・・・

Tシャツ9のドレス1ぐらいかな・・・

まぁ、そんな比率は色々あると思うけどね・・・

そうそう、今日はハワイアンブライダルの選び方というか、選んでくれたカップルが言ってくれた事がある。

僕はとても嬉しかった。

飲食店や美容室でも、お店にお客が付いている訳ではない。

シェフやスタイリスト個人にお客は付いている。

ジュエリーだって、同じだと思う。

お店やブランドではなく、デザイナーやクリエイターにお客が付いていくのが正しいあり方。

そんな話をいただいた。

僕もそう思う。

いろいろなブランドも、ひとりだけで作っているブランドは少ない。

数人で作っている場合もあれば、海外でどーーんと量産しているブランドもある。

量産品も、多くの人に気軽にジュエリーを身につけてもらうためには大切なジャンルでもある。

それは、飲食で言うと・・・

ファミレスや冷凍食品的なのかもしれない。

床屋でも1000円カットみたいな感じなのかもしれない。

決して批判的な意味で言っているわけではなく、そういうジャンルは必要なゾーンだとも思う。

しかしながら、僕達のスケールが目指すところは体力的にもそこではない。

そんな選び方もあるのだな・・・

と思った、ある日の出来事でした。

Pocket

マインドマップという思考整理方法が楽しい・・・

Pocket

今日は朝から来客ラッシュ・・・

最近いろろなプロジェクトへの声をかけていただいているので、毎日があわただしい・・・

そんな中、ラヴァーグのプロモーションを依頼している人から、“マインドマップ”思考のロジックの整理方法を教えてもらった。

最初はふーーん。という感じだったのだけれども、マインドマップを使ってラヴァーグの未来の話をしてもらうと、非常に分かりやすい・・・

ふーーんが、自分自身でも使えたら・・・

と思うようになった。

そこで、いろいろな書籍が出ている事を知り、読んでみた。

とりあえず自分自身でもいろいろな事をあてはめて考えてみる。

なるほど・・・

なんとなく、整理がしやすい・・・

自分の頭の中を整理するって意外と簡単そうで難しい・・・

おもいついた事をメモする。

という事も、なかなかそのメモの活用は難しかったりする。

そんな中、このマインドマップという整理方法は僕でもわかりやすい。

ラヴァーグから出てきたいろいろな枝がどんどん広がっていくことも楽しい・・・

みんなに進めてみようと思う今日この頃でした。

Pocket