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2009年 9月 の投稿一覧

機械切削に脚光が・・・

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なんだか、最近は金属切削に僕の周りでは脚光が当たり始めている・・・

特に、CADに力を入れている所からの問い合わせが多い。

インクジェットも、光造形も揃えているところだったり、インクジェットを複数台持っているところだったり・・・

理由はなんだろう・・・

最近はネームペンダントがいろいろなブランドで流行っているからかな・・・

だけど、それは流行なのでずっと続かないと思ったりもする・・・

ちなみに、通常直接地金を削りだすような剛性を持っている機械は数百万はしてしまう。

しかも、オイルを吹き付けたり、エマルジョンを吹き付けたりといがいに大きな設備になってしまう・・・

それに比べて僕が使っているEGX-350は64万円で買える。

もちろん、そのままでは金属切削をする事はできない。

僕自身治具の開発をしたり・・・

刃物の実験を繰り返したり・・・

固定方法で苦労したり・・・

削りくずの回収で頭を悩ませたりしながら現在に至っている。

刃物を折らないように・・・、それでいて綺麗に削りだす為にはどうしたらいいのか・・・

僕の場合、摩擦を減らす為にエマルジョンをかけながら切削をしているが・・・

ある一定の数値を超えると、刃物が毛細管現象でエマルジョンを吸い上げあたりに撒き散らし始める。

その対応には頭を悩ませた・・・

また、金属の固定でも苦労した。

文字を彫るような場合は治具に直接固定すれば問題がないのだけど、型抜きとなると話が変わってくる。

たぶん、こっちの用途を求めている人の方が多いような気がするけどね・・・

治具を傷つけない為には捨て板が必要になってくる。

真鍮の捨て板に僕の場合K14を固定する事が多いのだけど・・・

普通の両面テープで固定すると、時間が経つにつれテープがエマルジョンを吸い込み、接着力がなくなり切削している最中に外れるなんて、悲しい現象が起きる・・・

本当に悲しい・・・

ちなみに、僕は専用の両面テープを注文して作ってもらっている。

東急ハンズでいろいろな両面テープを試したけど・・・

上手くいかなかったので、結局はそうなってしまった。

接着力やテープの素材も色々あるという事に実は驚いた・・・

でも、やはり用途を絞っている両面テープなので、いい結果がでる。

まぁ、いろいろなこだわりがあるのだけど・・・

やはり、キャスト(鋳造)が入らないという所に大きなメリットを感じて興味を示しているメーカーが多いのだと思う。

僕自身はうまく使い分けている・・・

機械切削とWAX切削とインクジェットをね・・・

それぞれの良い所を使いこなせるようになりたいと思う今日この頃でした・・・

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原型なのか・・・製品なのか・・・、作るのか・・・見せるのか・・・

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何の事かと言いますと・・・

最近のCADのソフトウェアの目的について少し考えていました。

僕自身の話では最初は情報がとても少ない中でライノセラスを選択しました。

そして、ライノセラスにはジュエリーバージョンというプラグインが一般的でした。

もちろん、最初は僕もジュエリーバージョンからのスタートでした・・・

現在はライノセラスのエヴァンスバージョン多用していますが、3Designやライノゴールドも使い分けています。

いろいろなソフトを使ってみてそれぞれの製品開発のコンセプトを僕なりに考えてみると・・・

僕が使っているエヴァンスバージョンは作るという事に重きを置いて開発されています。モデリングに比重を高めている感じです・・・

それに比べてライノゴールドや3Designは見せるという事を視野にかなり入れて作られています。

見せる・・・

という事はどういうことかというと、CADでモデリングして製品はこうなりますよ・・・という感じでお客様やクライアントに見せる為に、石のデザインがいろいろと選択ができるようになっていたりしますが・・・

基本的に、原型を作るという目的のみであれば、石は造形しないのであまり意味がないのですが・・・

見せる為には必要なアイテムなのかもしれません。

だけど・・・

見せるモデリングと、作るモデリングでは実は微妙にちがったりします。

正直なところ、見せるという事にこだわったデータと原型用のデータでは全然ちがったりするものです。

しかし、ここ最近のソフトハウスの開発傾向は作るよりも見せるにシフトしているのかもしれません。

この場合ジュエリーCADを勉強する上でのソフト選定において、少し考慮に入れた方がいい事があります。

それは、その目的です。

現在、宝飾関連の下請けという仕事をしていたり、将来ジュエリーCADのモデリングを請け負うような仕事を考えている方は、モデリング重視のソフトを選んだほうがラクチンだったりします。

いろいろなメーカーやクライアントからの依頼をよりスピーディーにこなす為です。

そして・・・

小売店などのある程度限られているターゲットに対してCADを考えている人達は見せるという事を視野に入れていく必要があります。

何故なら・・・僕自身店舗経営をしている中でお客様の傾向は意外と偏っていたりします。

僕自身は下請けとしていろいろなメーカーの原型をつくるので、モデリング重視の傾向があるのですが・・・

ショップの事だけを考えると、そんなに複雑なものが少なかったり、納期はある程度ゆとりがあるので、お客様に伝えると言う事が優先されるので、見せるという能力が高いと助かったりします。

まぁそれぞれ一長一短があるのですが・・・

マリッジリングのようなシンプルなものが多い小売店などでは、見せる能力が高くてもいいのかもしれません。

いろいろなものを作る可能性がある人達は、モデリング能力が高いソフトを選んだほうがいいのかもしれません。

まぁ、それも今だけの話で、いずれどのソフトもゴールはひとつになっていくのだと思います。

そう・・・

今日はそれを言いたかったのです。いずれどのソフトも同じような能力を持つのだと思い始めた今日この頃でした・・・

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ビッグサイトの楽しみ方・・・

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という事で、昨日ビックサイトに行ってきた・・・

IJTやJJFではよくいくのですが・・・

昨日はギフトショーに行って来ました。

いろいろな理由があっていったのですが、やっぱりなるべくこの業界の人も行くべきだと思いました。

出展する。という事ではなく、どのように出展しているかを見るだけでもとても勉強になります。

ブースの作り方、商品の飾り方、チラシの内容や配り方・・・

いろいろと勉強になります。

特に僕は気をつけたほうが良いと思うところは・・・

展示会の期間中はあくまでも短い間という事です。

僕の学校の生徒達もデザインフェスタなどの展示会に毎年出展しています。

そして、いつも上手に出展しているところと、そうではない所の差を感じています。

それは、宝飾業界の展示会も同じです。

出展することが目的ではないのです・・・

生意気かもしれませんが・・・

出展しているだけのブースと出展してどうするかを考えているブースの差はとても大きいものがあるはずです・・・

僕自身もいろいろな所に顔を出していますが、宝飾業界以外の展示会も行って見るととても勉強になります・・・

特に宝飾はディスプレイが難しい部類に入ります。

何故なら、とても小さいからです。

とても小さいものを伝える為には何をしたら良いのかを考えてみたほうがいいと思います。

並べているだけでは駄目ということです・・・

5mぐらい離れて他の業界の展示会のブースを見てみるとそんな事を感じる事ができるようになるはずです・・・

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毎日看板作り・・・

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という事で・・・

通常業務に戻っているのですが・・・

昨日と今日は看板と店内ディスプレイを木で作っている・・・

ずーーーと木。

4FのCAD教室の方には木の匂いがぷーーーんとしてる・・・

何故木かというと・・・

ハワイアンジュエリーの店内ディスプレイと店外ディスプレイを木でデコレーションしていくと決めたから。

もともと、機械切削でハワイアンの地金を削りだす為に装備したEGX-350が大活躍。

どんどん、看板やディスプレイ用品ができる・・・

たまたま、東急ハンズがハンズメッセをやってくれたから、良い木も購入ができた。

まぁ・・・本当に何かを作って、何かを売るというのは大変・・・

僕の頭の中のスケジュールではとっくに出来上がっていなくてはいけないものが、まだまだ・・・

準備段取りが大変・・・

でも、毎日少しずつ進める・・・

いつかきっといいものになると確信しているから・・・

CADの原型もたまってしまった・・・

JJFでのんびりしすぎた・・・

今日から頑張ろう・・・

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何でも作れるより、何でも売れる。

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ジャパン・ジュエリー・フェアー・・・

行ってきました。

僕が請け負っていたハワイアンジュエリーのデモンストレーションはありがたい事に、多くの人達にお褒めの言葉をいただきました。

そして、改めてハワイアンジュエリーのニーズの多さを痛感しました。

スクールの紹介も兼ねてのデモでしたが、お仕事の依頼も多くいただき、忙しい中でなんとかこなしていけるか不安です。

3日間の感想は・・・

僕自身は忙しかった事と、一緒に参加させてもらったスタッフ3名は本当によく頑張ってくれました・・・

嬉しかったのは・・・

ラヴァーグはチラシを配るノルマでもあるの?と聞かれた事です。

それは、3人の働き振りを見て、良く頑張っていたからそんな事を聞かれたのだと思います。

本当に3人とも頑張ってくれました・・・

たしかに、周りを見渡しても僕らのところが一番積極的にチラシを配っていたような気もします・・・

ノルマなんて無いのに・・・

だけど、それは僕らの学校やショップのスタッフが大切な事を常日頃から意識して実践しているからだと、僕は思っています。

僕達みたいな小さな学校やお店を継続していく為には売上げという意識を持つ事はとても大切で、スクールというサービス業をしていく中でも大切な考え方です。

今回、僕達は鈴峯に依頼されデモを行いましたが、僕達はとても感謝をしています。

普通ならあそこにブースを借りて機材を運び準備をし、集客をしていく・・・

とてもお金がかかりますが・・・

僕達は招待してもらってあそこを使わせてもらっています・・・

もちろん鈴峯にもメリットがあるから、そんな話があるのですが、それでも僕達のメリットはとても大きなものがあるはずです。

そして、僕達はそんなステージを最大限に活用しようと考えています。

なんとなく参加してそこにいるだけではもったいない・・・

と考えています。

いかに、その後につなげていく事ができるのかが大切という事を僕達は知っています。

だから・・・

みんな頑張るのです。

ちなみに・・・

僕達が考える売上げを増やしていく方程式を書いて見ます・・・

売上げ=来店客数×商品単価

正直、簡単に商品単価はいじくる事は僕達にはできにません・・・

いかに、来店客数を増やすのかが大切だと考えています。

ちなみに・・・

来店客数は意外と簡単に上げる事ができます。

広告をうつという事です。

が・・・

お金が沢山かかってしまいます・・・

お金をかけずに、来店客数を増やす。

となってくると、実は戦略は限られてきてしまいます。

だけど・・・

限られているんだったら、最低限それだけはこなす。

という決意が必要なんだと思います。

それが・・・

継続していくビジネスになっていくはずです。

そして、本日のタイトルですが・・・

美しくて、素敵なジュエリーがJJFにはたくさんありました。

凄いな・・・綺麗だな・・・の連発です。

だけど・・・

そこに立っている人達に話かけると・・・

首を横に振る人が多かったのです。

何でも作れても、首を横に振るのは何故なんでしょう・・・

それを理解して取り組んでいる所には人が集まっているような気がしました。

そして・・・

僕達もそこには多くのアイデアと労力をつぎ込んでいきたいと考えている今日この頃です。

JJFで足を運んでくれた人たちと、鈴峯の人達どうもありがとうございました。

頑張っていきたいと思います。

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