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2008年 9月 の投稿一覧

ジュエリーCADを勉強するにあたり一番気をつけなくてはいけない事。

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先日、お会いした中関さんとお話をしていて、なんだかお互い納得した事がある。

ちなみに、中関さんは田端で宝飾の工場を経営していて、JCAD3匠の使い手でもある。

名刺の裏にブログのURLがあったから書いておくね。中関さんのブログ

僕らが一番苦労している事は何かという事で意見が一致しました。

そして、それはこれからジュエリーCADを勉強していく事を考えている人達にとても大切な事だと思うので書くね。

結論から言うと、CADで苦労する事より、実際のモノにする事で苦労しているという事。磨いてどうなる。石を留めてどうなる。仕上げてどうなるという事。

だから、みんなにはジュエリーCADを勉強する事の目的を忘れないでねという事。

目的を達成させる為の手段。

というのが、とりあえずジュエリーCADを勉強するという事だったとします。

でもね、そこを勘違いしている人が増えている気がする。

ジュエリーCADのソフトを使いこなすという事を目的にしてしまっている人達がいる。

違うよね・・・

みんなの目的は・・・

少なくてもラヴァーグにきている人の目的は・・・

特に、ジュエリーCADを学びに来ている人達の目的はジュエリーCADのソフトを使いこなす事が目的ではない。

具体的に言うと、お客様が買ってくれる商品を作ること。

企業で活躍している人は、その企業の商品を・・・

自分で全てを完結させたい人はその商品を・・・

ネットショップや店舗での商品販売をしていく事。

それが、目的です。

その目的を実現させる為に、手段としてジュエリーCADを勉強するという事です。

その為には、どのジュエリーCADソフトでも同じですが、画面上で作ったものを、しっかりと造形して欲しいと思います。

実際のCADデータが造形できるかどうかも知らなくてはいけないのです。

場合によっては、造形物を維持する為に、サポートを取り付けるという事も必要です。このサポートをつけるというノウハウは実際にサービスビューローをやっている所が一番の情報を持っています。僕も甲府のアイズの石川社長には、いつもアドバイスをもらったりしています。

ジュエリーCADのモデリングとは別のノウハウが必要なのです。

更に造形するだけでは、足りません。実際に鋳造してみないと、造形物ではモノになっていたものが、鋳造してみるとうまくいかないなんて事もあります。

そんな失敗を僕は沢山しています。

そして、磨いてみる。石を留めてみる。

しっかりと仕上げてみる。

そんな視点なくして、ジュエリーCADデータは作る事は出来ないのです。

パソコンの中だけで、造形だけで完結なんかしないのです。

もう、ソフトがどうのこうの、造型機がどうのこうのなんて話は一部分の話でないという事が分かってもらえるはずです。

もちろん、いいCADソフト、いい造型機はそれぞれの視点を持って判断する事はできるけど、実際に現場でジュエリーCADの技術を持って業務をこなしている人達が一番苦労して事、悩んでいることは、CADのオペレーションではない。

という事をみんなに知っていてもらいたいと思う今日この頃です。

まとめると、実際にモノづくりをしないと、わからない事がたくさんあって、CADだけを勉強しても目的を達成出来ない可能性があるという事です。

CADも勉強して、作りもしっかり勉強しましょう。

そして、それはあくまでも目的を達成させる為の手段という事を忘れないで下さいね。

お店にならべさせてもらったり、ネットショップに並べてみたり、価格設定を悩んでみたり、キャッチコピーで頭を使ったりしながら、目的に向かって頑張っていってもらいたいと思います。

大切なことや必要な事はけっこういろいろあるという話でした。

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なんだか気持ちがいい天気。

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秋って感じ。

実は、ローランドのJWX-30とジュエルスタジオ(ライノゴールド)を使い込んでいるんだけど・・・

JJFの時にもどうですか?この機械は?と何人にも聞かれた。

実際の話でかなり試作品を作った感想をいろいろな人達に言った。

「もうちょっとです。」

「精度がもう少しです」

「今、開発チームが頑張っています」

「ソフトは大丈夫です」

そんな話をしていた。

あんまり良い話じゃないかもしれないけど、事実その時はそう思っていたから・・・

あれから、ローランドの開発チームもいろいろと頑張ってくれたみたい・・・

先日、驚きの結果報告があった。

切削造型機は機械自体も大切だけど、もっとも大切な事は刃物。

刃物の強度や精度。

どんなに機械が早く動いても、刃物の強度が追いつかないと刃物が折れてしまう。

だから、機械を早くするだけでは駄目で、刃物の精度や、刃物を回転させるモーターの回転数を上げるという事が必要になってくる。

という風に、刃物が大切という事なんですが・・・

実は、刃物はJWX-10を使っている時から使っている刃物があるのですが・・・

その刃物の設定の話。

刃先0.1㎜・刃角3度・コニカル

なんだか分からない人もいると思うけど、今回は勘弁してね。

この刃物の形状をCAMソフトが考慮して造形されるんだけど・・・

刃物を購入している業者の報告と、実際の刃物の形状がどうやら違っていたらしい。

具体的に言うと、3度の部分。

精密に刃の角度を測る分析をしてもらった所、11度あった。

たまたまなのかもしれない・・・

そうじゃないかもしれない・・・

早速、刃物の業者にその事実を報告してみた。

その業者もその事を認識していたらしい対応。

来週に結果が報告できるとの話。

少し待ってみようと思う。

実は、違う形状の刃物で造形をしたら・・・

でた・・・

精度が・・・

まだ、いろいろな形状を試していないけど。

前進した。

実は、ちょっと不安だった。

ソフトの事は自分達でなんとかなるけど、ハードの事は正直、使い方はわかっても、ハードの中身の改善なんてできないもんね・・・

だから、ほっとした。

原因がわかって。

11度が3度という設定では、当然、狙った形状からはずれる。

もし、興味がある人はどんなずれが、どういう風に改善できたかを教えますので、ラヴァーグに足を運んでみてください。

追伸

昨日は、突然、JCAD3匠使いの佐藤さんがラヴァーグに来た。

朝電話があって、これから行ってもいいですか?との事。

僕は、当日予約をしてくる人の行動力は好き。

たぶん、そういう人達は基本的には忙しくて、なかなか先の予定は立てられない。

でも、ふと空く時間がある。

そんな時の行動力がある人達は、突然電話をしてくる。

僕の場合夜が多いけどね・・・

1時間ぐらいいろいろな話をして、みんなが集まっているから来ませんかというお誘い。

学校の先生達には申し訳なかったけど、どんな人達がいるのか興味があったから、混雑している学校をみんなに任せて行ってきた。

新しい人に出会うって新鮮。

いろいろな考え方もあるしね。

ちょっと友達が増えた気分。

みんな頑張ってる。

僕も頑張ろうと思う。

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もうクリスマスプレゼントって考えてますか・・・

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ね・・・

早いでしょ・・・

こんな暑い時期にクリスマスプレゼントを考えるって・・・

でもね・・・

僕らの業界は、今・・・

考えてる・・・

そして、作ってる・・・

だから・・・

原型作りの下請けをしている、僕の所は忙しい・・・

本当に小ロット多品種になってきてる・・・

それに、一生懸命みんな対応してる・・・

あーーーー・・・

だから、今はとっても忙しい・・・

なんて、ブログを少しサボってる言い訳・・・

でも、本当に忙しい・・・

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誰にでもできるジュエリーの作り方!

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という題名にしたら、ジュエリーを作れるという事を知らない人がクリックしてくれるかな・・・

と思ってこの題名にしてみました。

もっと言うと、修理も出来る。

買った時のように新品風にもできる。

なんで、こんな事を言うのかというと・・・

僕の学校ではお店も併設していて、ジュエリーショップとしての機能も恵比寿や広尾・代官山の人達には、喜ばれている。

最近は地金の買取も実はやり始めているのですが・・・(流行ってるからね・・・)

まだ、デザイン的に古くなかったり、使えそうなものもたまには来る。

買い取ったほうが、儲かるんだけどね・・・

だけど、使えるものや修理をすればいいものは、修理や新品仕上げを勧めるようにしてる。

だって、やっぱり思い出がつまってるもんだから・・・

気に入らなくなってしまっては別だけど・・・

意外と新品仕上げをしてあげると、みんな驚いて喜んでくれる。

確かに、電化製品なんかはスイッチが入らなくなったというだけで、すぐに買い換えちゃう時もある。

全然わかんなそうだからね・・・

最近の子供用のおもちゃもハイテク化してる。

そういえば、この前、奥さんの真弓が息子の凌磨のおもちゃが壊れたらしく、おもちゃを分解してはんだ付けして直してた・・・

簡単に直るのに・・・

知らないと、捨てたり、新しいモノを買っちゃう。

いいんだけどね・・・

そっちの方が、景気がよくなるんだけどね・・・

でもね・・・

・・・・・・

僕はもっとジュエリーが売れてもらいたいと思っている。

その為には、ジュエリーに興味をもっている人達を増やしたい。

どうしたらいいと思う?

僕なりの持論もある。

次回書くね。

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ジュエルスタジオ(ライノゴールド)のコンセプトとは・・・

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昨日は久し振りにスポーツクラブに行った・・・

500m泳いだ・・・

家の目の前にスポーツクラブができたので、今まで行っていた所(ほとんど行ってないけどね・・・)をやめて、転校。

流石にできたばかりだから、綺麗・・・

お風呂とジャグジーとサウナもついてる・・・

やせようかな・・・

ちなみに・・・

昨日は700g減ってた・・・

だから、夜のビールがおいしかった・・・

たぶん、体重は戻ったな・・・

そんな事の繰り返しだけど、汗を流したり、泳いだりするのは気持ちがいいよね・・・

それと、昨日の昼間は息子の凌磨を大宮の鉄道博物館に連れて行ってあげた。

鉄道博物館

喜んでた・・・

走ってた・・・

また来たいって言ってた・・・

2才なのに・・・

まぁ、僕の話はこれくらいにして、ジュエルスタジオのコンセプトの話。

一言で言うと、初めてでも簡単にできるよ!という風に打ち出したい感じ。

インターフェースをシンプルにしたり、なんだか楽しいコマンドを用意したり、

純正のライノでは、できないいろいろな質感を表現できたり・・・

CAMソフトのSRPプレーヤーも同じ印象を受ける。

なんとか、シンプルにコンピューターの苦手な人にでも大丈夫なようにしよう・・・

という、開発チームの気持ちが伝わってくる。

CAMを設定するにあたり、手順に番号がふってあったりする。

外国製にはない、日本人らしい細かさというか気遣いが感じられる・・・

CADって難しい・・・

という人達も結構いる。

これからCADをはじめてみたい・・・

という人達を意識したソフトの作りになっている。

でも、やっぱりただ買うだけでは、そう簡単には使いこなせないかもしれないな・・・

なんでもそうだけどね・・・

でも、コンセプトは共感できる。

これでなんとかしろ!・・・

というより、こんな感じだったらどうですか?

というコンセプトかな・・・

ちなみに、これは僕の印象で誰かに言われたわけではないので、本当のコンセプトは別にある可能性のほうが高いですからね・・・

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