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さて、またまた久しぶりです。去年の夏に店舗の改装があり、

毎日、忙しくさせてもらっております。

改装をしたのは、販売の底上げを期待してのチャレンジでした。

 

でも、

 

予想以上にラヴァーグが成長しているんです。

その事について、少し僕なりの主観を書いてみようと思います。

 

まず1つめは単純に学校の見た目が良くなった事。

そういう事もあるのか!!!

という感じです。(びっくりしております)

 

そうとしか思えない・・・と最初は思ったんです。

確かに東京の恵比寿の駅近くでビル1棟といったら、

なかなか他の学校では真似をしにくいスケールになってきたのかもしれません。

 

でも、おおきいから生徒が増えているのか・・・

と考えると、ここ20年ぐらいを考えてみると、

大きい所がすたれていった20年だった。

と言っても良いぐらい、大きいと見えていた学校が

小さくなってしまっています。

 

その反面、小さいスケールの彫金教室が増えている。

という印象もあるんです。

 

10名前後のスケールのジュエリースクールは増えている。

と僕たちは感じています。

 

定期的にインターネットを検索してリサーチすると、

新しい学校がぽつぽつ増えてきているのも感じます。

 

ただ、なくなっているというか、規模が縮小してしまっている学校もぽつぽつでてきています。

 

なぜ増えて、なぜなくなるのか。

 

増える理由は、実はジュエリースクールや彫金教室は簡単につくれる。

というのが理由だと思います。

 

コロナ禍の中、宝飾業界の働き方も大きく変わり、

百貨店などでジュエリーの販売をしていた人達も、

工場で職人をしていた人達も、業績の低下に伴い

あふれてきてしまっています。

 

会社の縮小に伴い、いざ転職。という状況でもないので、

スクールで独立してみる。という人も増えているのかもしれません。

 

新しくできた学校の特徴はWebサイトのセンスがいいなと感じます。

古い学校はもう少し、ここに力を入れたほうがいいのに・・・

と思っています。

 

そして、感が良いジュエリースクールは、ジュエリーの作り方を教える。

というのだけでは、足りない。と感じている文言が増えてきている気がします。

 

制作だけでなく、ビジネスも。

という感じです。

 

そうなんです。

ビジネスとしてジュエリーに取り組みたい。

という人が増えてきているからです。

 

そこで、僕がここ最近ブログを書いていなかった言い訳を少し・・・

 

僕ももうそろそろ49歳です。

自分的にはもうずいぶんおじさん・・・

 

おじさんが、がたがた言って、若者のアイデアをいじる。

おじさんが、裁量をにぎる。

おじさんが・・・

 

それではいけない。と個人的には強く思っています。

そもそもラヴァーグって学校は、

 

僕が20代のころにおじさんたちがひしめく教育業界の中で、

おじさんたちの感性でなく、若者の感性こそが正しい。

というスタンスで作り上げてきた学校です。

 

自分たちが作り上げるジュエリーのお客様の世代はどんな世代?

一番のボリュームゾーンはどこ?

 

こう考えると、49歳のおじさんを狙っているビジネスではないんです。

だから・・・

 

権限移譲がすごく大事。

若手にバトンを渡し、

経験が必要なものだけ受け持つ。

 

これが、できてない学校は、

ビジネスと書いてあっても、

縮小してきている。

と僕は感じています。

 

だから、Webマーケティングという視点でも、

今のうちの若いスタッフを信じて任せているんです。

 

そう、2つ目の理由は新しいカリキュラムやコースがどんどん新設されている。

という事です。しかもそれは、新しい人材が生み出してくれているんです。

 

10年ぐらい前までは、松尾琢磨のラヴァーグジュエリースクールだったかもしれません。

でもね、今はいろいろな感性が更に若返っている。もう僕のラヴァーグではなく。

 

ラヴァーグのスタッフたちが常にバージョンをアップデートし続けてくれている。

ラヴァーグのラヴァーグジュエリースクールになっているんです。

 

だから、ラヴァーグは現場と教育がずれていかない・・・

 

まぁ、ぼくもね、そんなスタッフ達に用無し扱いされないように、

経営者視点でいろいろなアドバイスができるように必死です。

 

もういらない・・・

 

と言われたくないので、少しでも新しい事を取り入れて、

自分自身を今までとは違う視点でバージョンアップをしております。

 

今日はね、ひさしぶりだから

近況報告を兼ねて、結論です。

 

中身が変わらない学校は必ず縮小していきます。

変われる学校。変わる努力をしている学校が残る。

 

学校と共に人材が高齢化している。学校は厳しい。

 

若手が参入してくるシステムを作り上げているジュエリースクールが残っていく。

 

という事は、学校のWebサイトだけでなく。

そこで、講師をしている人達の歴史にも、

興味を持って、学校を選ぶのが必要になってくる。

 

と僕はいま考えています。

近々、うちももう少し詳しく、

うちのスタッフのキャリアを伝えていこうと思います。

 

残っていく学校になるために・・・

 

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