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僕もそう思います。

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というのは、昨日のブログの書き込みの返事。

そういえば、今年のIJTから、一般客の来場をかなり締め付けた。リードがね。

※リードは、IJT,IJKの運営会社。

去年までは高かったけど、入場券を買えば当日でも誰でも入れた。5000円ぐらいだったような気がする。

そうなった理由は、主にAブースの宝飾メーカーからの強い要望があったからだそうです。

そうですよね、宝飾メーカーが求めているのは、たくさん自社の商品を売ってくれる小売店の来場を願っています。沢山仕入れて、たくさん販売してくれる町の宝石やさんが来てくれるのが一番ベストです。

そう、IJTとは、小売店にとってはかっこうの仕入れの場でもあり、メーカーにとっても、大切な販売ルート開拓の場でもあります。

お祭り気分で、学生なんかが来て貰っても現場の営業の人達からしてみたら、忙しいのに、ほんの少し迷惑だったりします。

出展者によっては、学生・デザイナーお断りなんて小さな看板を掲げているブースもあります。

本来はそういう場だったのがIJTの基本的な目的です。

でもね・・・

確かに、そういいたくなる気持ちは分かります。

出展者の人達からしたら、必死です。一年間でたった一度の大切な営業の場です。

はっきり言って、出展料・ブース制作費・販促物・当日のスタッフやキャンギャルの人件費など、数千万単位でコストをかけているブースもあります。

そこに、のほほんと、おばちゃんや学生がぶらぶら来たら邪魔なのかもしれません。

・・・・・・・・・

気持ちは分かります。

でもね・・・

どうなんだろうね・・・

毎年、来場者が増えているという主催者側の発表と、会場の空気は本当に比例しているのかな?

どうなんだろう?

ね・・・

でも、確かに一般客が邪魔な人達もいるけど、どんどん来てもらいたいブースだってある。

単純に知ってもらいたい。

直接、お客様たちの声を聞いてみたい。

そんな一般顧客をターゲットにしているブースもある。

実際に、IJK(神戸)でもルース屋さんは人だかり多くて、宝飾メーカーのブースは、やっぱり活気が少なかった。

元気な小売店が減っているのかな・・・

そんな事はない。

でも、流通の仕組みが変わってきているのは事実。

卸・小売。

なんて、区分けがあいまいになってきている事に原因がある。

もう、どこのお店にも置いてあるような大量生産品を売っていこうという小売店は減っている。(要は仕入れて、販売しようというお店)

僕の学校にも、小売店の若いスタッフや跡取りの息子さんなんかが頑張ってきてくれている、もう自分達で商品を作るというモチベーションで。

そんな事はメーカーも分かり始めている。

だから、ある大きな宝飾メーカーから、小売やネットショップについて相談を受けた事もある。メーカーが今までの販売ルートに頼った営業活動だけではなく、新規顧客を直接追い求め始めている。

表と裏を使い分け始めているメーカーだってある。

そして、だいたいの業界の人達はそんな事は知っている。

だから、ジュエリーの流通だけでなく、モノの流通がだいぶ変わり始めた変化の時期になっているという事を、感じているのは僕だけではないはず。

そこで、リードの対応は本当に将来の業界を明るくする対応なのかどうか?

という僕の疑問にたどりつく。

実は、これは陰口なんかじゃなくて、今年のIJTが終わった後、リードの営業のスタッフとゆっくり話す機会があったので、お願いをした。

リードの役割は、確かに出展者に利益をもたらす事は一番でもいい。

でも、未来の宝飾業界を支える人達が増えていくような役割も果たして欲しい。

学生や一般顧客を簡単に排除するのではなく、うまく取り込んでいくような事をして欲しいという話。

小学生なんかを呼んで、体験教室かなんかをやって、ジュエリーが好きな小学生を作っちゃうなんて企画。

学生や一般顧客を外す気持ちも分かるので、最終日だけは一般顧客や学生達に開放してもらうなんて企画。

ながながと聞いてもらいました。

小さな子たちが、もっとジュエリーを好きになったり、指輪をするようになったり、ネックレスをするようになれば、未来はもう少し明るくなるはず。

そんなお願いをしました。

体験教室であれば、僕らの学校の先生達を出動させても良いですよ・・・なんて話もね。

まぁ、そんな感じです。僕はIJTやIJKの意味は深いと思っています。

だから、本当の意味で、宝飾業界の最大イベントになってもらえたらと思います。

そして、工具屋さんたちには、もっと一般顧客を見た、営業方法に切り替わってくれたらな・・・

なんて思ったりする今日この頃でした。

おやじさん、書き込みありがとうございました。

jcdさん、なるしまさんは面白かったでしょ・・・

僕も、頑張ります。

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