ここ最近、いろいろな宝飾メーカーの人達から話を聞かせてもらっている。
電話をして、アポイントをとり、1時間ぐらいいろいろな話を聞かせてもらっている。
その理由は・・・
生徒達の成長の方向性をメーカーの人達とすり合わせていく事が必要だと思ったからだ。
つい先日もあるメーカーの人事担当の人と話していると・・・
即戦力の中途採用でいい人材はいないか?との問い合わせ。
即戦力はあまっていないのである・・・
だから、やはり企業は人を育てるというスタンスは必ず必要になる。
たとえば、学校の役割としてはどこかの企業に特化させて教育カリキュラムをくみ上げる事はリスクをともなう。
いろいろな企業ごとの特色は千差万別だからである。
Aという会社では求められるスキルであっても、Bという会社では求められないスキルの可能性があるからだ。
が・・・
しかし。
やはり業界の全体像は現場の人達の声を聞いてみると、抱えている問題は同じ業界なので基本的な事はだいたい同じような事に頭を悩ませていたりもする。
企業での教育は必要だけれども、時代もやり方もどんどん変わっているのに、教える学校や先生が、数年前の事が今も続いていると思い込んでしまうのは問題がある。
僕達の業務の中でも2年前に力を入れていた事と、今現在、力を入れている事がぜんぜん違うからだ。
たぶん、多くの現場で働いている人達は、先月やっていた事が、今月は変わっていかなくてはいけない。なんて事が多々あるはずだ。
だから、学校教育も変わらなくてはいけない。
ただね、学校が思い込みでカリキュラムを変えても意味がないので、いろいろな企業の声を聞かせてもらいながら、ずれているところ。進んでいるところ。こっちが変えなくてはいけないところ。企業のほうが変えてもらった方がいいところとを、話し合いをしながら変えていく。
するとね・・・
いろいろな企業のニーズがどんどん分かってくるんだよね。
自分ではいいと思っていた事が、ずれている事もあるんだよ。
すぐに、スタッフ達と話し合いをしてね。
いま企業に必要とされる人物像をつたえて、ひとりひとりの先生達でその形を生徒達に伝えていってもらいたいと思っています。
それはね、各企業の人材育成の手間やコストを省くことにもつながるし、学校としてもラヴァーグの生徒達の評価が上がる事につながっていくので、みんなハッピーな形になるという事です。
あったかくなってきたしね。
新入社員の人達も現場で活躍し始めるころだろうから、僕達ももっと気合を入れて進んでいこうと思います。