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IJK(神戸国際宝飾展)に行って来た・・・

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ずーーーと、忙しくてブログまで手がまわりませんでした・・・

とりあえず、IJK(神戸国際宝飾展)の感想です。

神戸の宝飾展は初めて行きました。神戸のポートアイランドというところは、こっち(東京)の有明とか豊洲とかお台場みたいな感じの整然とした場所で、その中に国際展示場がありました。

展示会は僕が思っていたよりお客さんが入っていました・・・

でも、どちらかというと・・・

おば様たちがルースやパーツを買いに来ている感じの人が多くて、人だかりができているブースとそうではないブースがはっきり別れていました。

今年のIJTは僕も出展者側だったので、ゆっくり見ることができなかったのですが、今回は打ち合わせの合間に意外とゆっくり見ることができ、なんとなく古いイメージの商品とそうではない商品の違いが僕的には感じる事ができました。

簡単に、そのイメージの違いというと・・・

石の留め方・・・

古いイメージになっちゃうのは取り巻きのリング。
石枠でメレ石を留めているとなんだか古臭い。

石枠ではなくて彫り留めだと今時のデザインに見えてくる。

その留め方の中でもいろいろなメーカーが口を揃えて売りにしているのが、マイクロセッティング。

マイクロセッティング?

と思う人もいるかもしれませんが
僕も去年マイクロセッティングの原型をつくれますか?というオーダーを受けたことがあります。

その時に、マイクロセッティングの原型について少し調べたのだけど、そもそもマイクロセッティングの定義がなんなのかがよく分からなかったので、そこから調べました。

結論から言うと、マイクロスコープという顕微鏡みたいなスコープを使って、微細な爪を丁寧に留めるという事らしいです。

でもね・・・

微細と言っても、CASTができるのか、石が留まるのか…の問題があるから、やっぱり爪の太さは原型で細くても0.4mmぐらいにしておくのがいいのかなという感じです。

石の留め方はキャドがどんどん進化してもやっぱりまだまだアナログな所がありますが、マイクロスコープなどの新しい道具を使って進化しているんだなと感じました。

それと、現地で知り合いの業者から紹介された工具屋さんとコーヒーを飲む機会があったのですが、ネットショップをやり始めたという事を聞きました。

顧客ターゲットを宝飾関連の業者だけではなく、一般顧客をターゲットにする事はいいことだと思います。

でも、最近はネットショップも増えてきています。
だからほんの少し工具やさんに注文です。

これは鈴峯の部長にも言いましたが、今までのターゲットは宝飾関連の人達だったから、そんなに説明をしなくても道工具の判断はある程度できて、お客様も勝手に選んで、判断して買う事ができたかもしれませんが・・・

ネットショップのお客さんはほんの少し違います。

まだまだジュエリー作りをやり始めたばかりの人達もターゲットにしていかなくては行けないという事です。

そもそもネットショップの目的は、一般顧客からの売り上げアップなはずだからです。

という事は、工具の知識は乏しくて、何をどう使ったら良いのか分からない人達が多いのです。

僕だって、よくわからない工具があるぐらいです。

だから、工具の写真と値段だけをサイトに並べて売るのではなく、彫金をよく分からない人達でも、その工具を使った場合の効果が分かるように掲載してくれるといいですよね。

僕の学校の生徒達も安心して買えるサイトが増えてくれたらと思います。

まぁ横道にそれてしまいましたが、神戸はいいところでした。

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