


SO-EN presents ACCESSORIES SPECIAL 装苑 アクセサリー蚤の市
2014.12.20(sat)
http://fashionjp.net/soen/fashion/feature/nomi141212/
雑誌【装苑】が企画するアクセサリー蚤の市。
東京・表参道のBA-TSU ART GALLERYとGallery COMMONにて開催。38の様々なアクセサリーブランドの世界観を体感できる。


レポーター : 中西ゆいこ
クリスマス間近の表参道。
この日はあいにくの雨でしたが、クリスマスモードでキラキラした街は雨なんて関係なく人で賑わっていました。
そんな表参道で開催された装苑主催のアクセサリー蚤の市。
外はすごく寒くて手が悴んでいたけれど、会場に入った瞬間に大盛況でむしろ暑かったくらい。
1Fと2Fにフロアーがあり、38の独創的なブランド達が肩を並べあっていました。
出展されているアクセサリーたちは王道のビーズや彫金やリボンで作られたものから、ガラスや水晶や陶器を使用して作られたもの。どうやって作られているのだろう?とゆっくり考えたくなるような不思議な組み合わせのアクセサリーたちが並んでいました。





さて、今回も私が取材させていただいたのはA.I.bijouxの岩井歩さんです。
A.I.bijouxの作品はLavagueで学んだ彫金の技術と、フランスで習得したオートクチュール刺繍の技術を融合させたアンティークテイストのジュエリーたち。
ビーズやスパンコールをふんだんに振舞ったピアスは、新品のはずなのに着けた瞬間からすっと馴染み、ずっと昔から愛用していたような、おばあちゃんから大切に譲り受けた時のような温かい雰囲気を感じます。
前回、岩井さんはルミネ主催のLUMINE the QUARTIER-LA Marketにも出展されていました。毎回、注目が集まる展示会に出展されているA.I.bijoux
色々な展示会に出展していると、デザイナーさんや関係者の方たちとの縁が広がり「次こんな展示会があるのだけど、出展してみない?」と声をかけてもらえるのだそう。
もちろん、その展示会の趣旨に合っていたり、審査を通った上でのお誘い。

展示会に出展する意味はきっと沢山あるでしょう。
自分のブランドや作品を外に発信してファンを獲得していくこと。
同じ志を持ったクリエイターさんたちとの出会い。
情報交換の場。
自分のブランドを取り扱ってくれる店舗さんとの出会い。
たくさんの可能性の詰まった展示会へ出展し、少しづつでも自分の道を伸ばしていくことでブランドを育てていけるのだと思います。



A.I.bijiuxデザイナー
Lavagueで彫金を学んだ後、フランスへ渡仏しオートクチュール刺繍を学び、フランスでCAP(フランス国家資格)を取得。彫金と刺繍のそれぞれの伝統的な技法を用いたジュエリーは、落ち着いていて品のある雰囲気を醸し出している。現在日本でA.I.bijouxを立ち上げ積極的に活動中。